あらすじ宇宙飛行士に一番ふさわしいのは俺じゃない。でも一番、なりたがっているのは俺です!!アメリカ・ヒューストン――。現役宇宙飛行士たちに試される、宇宙飛行士選抜テストもいよいよ最終審査となった!!第一次月面長期滞在クルーの一員である、弟・日々人(ひびと)の打ち上げが近づくころ。兄・六太(むった)は、最後の試練に挑む!!
あれほど人気を誇ったアニメにも映画にもすれ違わない生活だった。 なのに、2024年の今日。 たまたまたまたま漫画アプリで目に入って、読んだ。読んでしまった。 そして、読み始めた冒頭から焦った。 「2025年」が未来のように描かれている。 いや、来年だぞ。すっごく近いぞ。 ということは、2024年の今、今すぐ読んでおかないと、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の舞台となった未来が過去になってしまったのと同じような、複雑な気持ちを抱きながら漫画を読み進めることになってしまう。 なので、慌てて読んでいる。 登場人物は優秀な弟と凡才な兄かと思いきや、兄もかなり優秀。くすぶってしまっただけで、ものすごく優秀。 宇宙へ行くんだもんな。そうだよな。 読みながらも、ふと思う。 なぜ私は今まで読まなかったのか。 タイムリミットに焦りながら読んでいる。 漫画の中の未来を未来にしたまま、読むために。