あらすじ柳沢教授の四女・世津子の恋人・ヒロミツは悩んでいた。柳沢教授とお近付きになることは出来たのだが、世津子から感じるバリヤーを越えられないのだ。その原因は柳沢教授ではなく、世津子自身の中の柳沢教授だった――。道路は右端を歩き、横断歩道以外で道を渡らない。安くてうまいさんまのためなら、足を棒にしても歩きつづける。本書は、Y大経済学部教授柳沢良則の克明で愉快な記録である。
主人公は60過ぎの大学教授・柳沢教授。いつもスーツ姿のおじ様です。大学教授らしく頭脳明晰、思考は理路整然としているのですが、少し度が過ぎる部分がありそこが笑えるポイントです!四角四面なところがありつつも、情が深いところもありそれも魅力。この漫画で「枯れセン」に目覚めた女子も多いのではないでしょうか。ギラギラしたところがなく、優しいおじ様は年老いた秋田犬のような魅力がありとても癒されます...!柳沢教授の家族や周りの人は至って普通、むしろかなり俗っぽく描かれているので、柳沢教授とのコントラストが際立っているのも魅力です。