あらすじ他人からカネを騙し取ろうとする巧妙な詐欺がはびこるこの現代社会にあって、決して騙されそうにない男・柳沢教授。しかし、そんな彼を騙したことがあると言う意外な人物がいた――!Y大経済学部教授、柳沢良則。道路は右端を歩き、横断歩道以外で道を渡らない。安くてうまい“さんま”のためなら、足を棒にしても歩きつづける。本書は、道路交通法を遵守し、自由経済の法則に忠実な学者の、克明で愉快な記録である。
主人公は60過ぎの大学教授・柳沢教授。いつもスーツ姿のおじ様です。大学教授らしく頭脳明晰、思考は理路整然としているのですが、少し度が過ぎる部分がありそこが笑えるポイントです!四角四面なところがありつつも、情が深いところもありそれも魅力。この漫画で「枯れセン」に目覚めた女子も多いのではないでしょうか。ギラギラしたところがなく、優しいおじ様は年老いた秋田犬のような魅力がありとても癒されます...!柳沢教授の家族や周りの人は至って普通、むしろかなり俗っぽく描かれているので、柳沢教授とのコントラストが際立っているのも魅力です。