3巻まで読了。 表情、佇まい、言葉少なに話す台詞、表の顔と裏の顔を持つ人物たち。 それぞれのキャラクターが重ねてきた年齢分、豊富な経験値を活かして、スマートに事を運ぶ感じが心地よい。 現在に至るまでの経緯が徐々に明かされていく様子を見守るのもこのマンガを堪能する醍醐味かも?! 画も、素敵💓
たまらん。 3巻が出たのを見て初めて知りました!一気に3冊読み終えて幸せな気持ち。 相変わらずオールドマンを描くのが素敵で、本当に渋くてカッコいい。 基本白人男性なんだけど、ちゃんと特徴を交えて描かれているので出身地や出生などの説得力のある癖がキャラクターから滲み出てくるのが読んでいて自分に浸透していく感じが気持ち良い。 本作は能力者モノと言いつつも能力者バトルとかではない推理モノ。 落ち着いた空気と緊張感の伝わる展開と、細かな日常っぽいやり取りも見ていてオシャレだなぁと感じ続けられます。好きだわー
映画で見る、イタリアの明るい雰囲気が伝わってくるような、そんなオノ・ナツメ先生の漫画が好きです。 イタリアを舞台に、陽気な人とそうでない人と偏屈な人とそうでない人と他所の国の人と、いろいろな人たちで織りなされるストーリーにホンワカとします。 本作はアパートに短期滞在(下宿)するシャーロットたちと、そのアパートの住人たちの物語です。 読み終わるときは、連作短編がすべて終わってしまうのが少しさみしくなりました。 それからイラストがフル等身でなく、ちょっとデフォルメされている姿がまた、想像力かき立てられて好きです。 ちなみに、初めて読んだとき、この方はどれほどイタリアで過ごして、このような素敵な漫画がかけるようになったんだろうと調べたところ、イタリアは語学学校での短期留学のみとありました。 あのときは、作者さんの感性とイタリアという土地の2つに憧れたのを覚えています。 イタリアというか、彼らのもとへ行ってみたいなと思える漫画です。
江戸時代のヤクザものって言ったらいいのかな。慕っていた組長が死んだのをきっかけに自分達で新しい組を作ろうとする2人の話。最初はキャラの見分けが付かなくて読むのに疲れたけど、修行で大阪に行ったあたりからノリ始めた。でも1つの組で2人がトップをやるのは難しいという話なので、後半はすごくシリアスになっていく。なので読後感も疲れたかな…。大人向けの重厚なストーリーだしコマ割りもカッコよかったので読んでよかったです。「さらい屋五葉」も読むべきだろうか。
若い男性のメガネ男子がもてはやされたけど、きれいな40から50ぐらいかなの紳士的なおじさまの老眼鏡もまた味があって好きです。 流石オノさんな感じの多様な色っぽい男性、スタッフたちに、読んでるこちらもメロメロ。いろいろあるかもしれないけど、一緒に働けるニコレッタ羨ましい!! 女性に対して一線引いた感じで距離で接してくるあたり、人生の重みを感じますね。
肩ひじ張ったところがなく、つやっぽいところがいい。 人の心を揺さぶる物言いで気弱な浪人の政之助を口説き落とす。 弥一の死んだ魚のような目でドロリと見られたら背筋がヒヤッとしますね。 オノさんのヨーロッパ的な作品が多いですが、和風なものもいいですね。線の感じがとってもあっています。 悪行を生業にすることで苦しむ政之助、弥一は信用に値する人物か・・
モーツーで1・2話読みました。なんか要領つかめないな…そういえばなんで1話なのに人物紹介があるんだろう…と思ったら、もともと2021年10月号にプレ新連載として読切が掲載されていたようで、そっちが実質第1話でした。 その実質第1話の読み切りを読んだのですが、これがメチャクチャおもしろい! 性格こそ合わないものの、互いに補完しあう能力を持った初老の男2人のクリミナルサスペンス 資産家のムーアは 「私には人を嫌う自由がある」 と言ってのけ、かつて自らが飼っている犬と遊びたくてシャボン玉を吹きかけてしまった同じ高級アパートに住む幼い少女(その後何度も謝罪に訪れている)を十数年にもわたり邪険にし続けるような筋金入りの偏屈男。 その少女エリカは、ムーアから長年にわたり「ネズミ以下」の態度を取られたことが、心に刺さった最初の大きな棘となり、知らぬ間にカルトに引き込まれてしまう。 そんな彼女の様子に気づいたマンションのドアマン・ハワードは、ムーアがひと財産を築いた真相を握っていることをちらつかせ、そして自らが持つ不思議な能力を用いて2人でエリカを助けることを約束させる。 カルトの拠点に入ってからの戦いぶりやセリフに痺れましたね。 相手の嘘が見抜けるムーア。 相手の意志と逆の行動を強制できるハワード。 おじさん2人が鮮やかに若者たちをお縄にする様は思った以上にかっこよかったです。 1・2話ではアパートで殺人事件が起こるのですが、これもどんなふうに解決してくれるのか楽しみです。
大好きな本です。 作者さん初期の作品ですが、1番好きです。 セリフや描写に無駄が無く洗練されています。 男性4人+短期留学生がルームシェアする話で、穏やかで暖かいストーリーです。 お涙頂戴の派手な演出は少なく、登場人物の表情や飾らない言葉に心を打たれます。 特に好きなのは本編最終話の最後のページ。 なんて事ない言葉なのに、彼らが本当に楽しく暮らしてきたのが伝わってきて、心の底から感動しました。 登場人物は個性的だけど良い人ばかり!安心してスイスイ読めます。1冊で過不足なく綺麗に完結しています。 特徴的な絵柄なので合わない人は合わないと思います。そこだけはご注意ください。内容は個人的には文句無しです!
Kissでオノ・ナツメの新連載がスタート。リンゴ畑に石窯、英国式の家にログハウス。まるで楽園のような男の4人の田舎暮らしに、古いチラシを見て美女が入居者としてやってきて…。 面白かった。 最高にオノ・ナツメって感じの第1話ですごいお洒落。 これから複雑な人間模様が描かれていくんだろうな…という期待でゾクゾクする! https://twitter.com/Kiss_kodansha/status/1408270223170543619?s=20
定期的にオノ・ナツメを摂取しないと死ぬ私は今回は少し古いのに手を出しました(読んでなかったので) 単巻できれいにまとまっているというのも好印象。オノ・ナツメは短いのが多いですが、1冊だとリストランテ・パラディーゾとDanzaぐらいしか持ってなかったのでした。 そしてこちらではクマが出てきます。釣られてたまるかという気持ちと共に釣られる喜びもまた楽しめるのがマンガのいいところですね。 最初の2話ぐらいでどういう話なのか理解しきれず、後半の展開で「おおっ」という気持ちになって清々しい気持ちで読了。 オノ・ナツメ最高です。
3巻まで読了。 表情、佇まい、言葉少なに話す台詞、表の顔と裏の顔を持つ人物たち。 それぞれのキャラクターが重ねてきた年齢分、豊富な経験値を活かして、スマートに事を運ぶ感じが心地よい。 現在に至るまでの経緯が徐々に明かされていく様子を見守るのもこのマンガを堪能する醍醐味かも?! 画も、素敵💓