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映画で見る、イタリアの明るい雰囲気が伝わってくるような、そんなオノ・ナツメ先生の漫画が好きです。
イタリアを舞台に、陽気な人とそうでない人と偏屈な人とそうでない人と他所の国の人と、いろいろな人たちで織りなされるストーリーにホンワカとします。
本作はアパートに短期滞在(下宿)するシャーロットたちと、そのアパートの住人たちの物語です。
読み終わるときは、連作短編がすべて終わってしまうのが少しさみしくなりました。
それからイラストがフル等身でなく、ちょっとデフォルメされている姿がまた、想像力かき立てられて好きです。
ちなみに、初めて読んだとき、この方はどれほどイタリアで過ごして、このような素敵な漫画がかけるようになったんだろうと調べたところ、イタリアは語学学校での短期留学のみとありました。
あのときは、作者さんの感性とイタリアという土地の2つに憧れたのを覚えています。
イタリアというか、彼らのもとへ行ってみたいなと思える漫画です。