イタリアのとあるアパートを包む、あったかくてせつなくて、いとおしい時間たち。さらい屋五葉』のオノ・ナツメが紡ぐデビュー読切連作集!!デンマークから憧れのイタリアへとやって来た、留学生のシャルロット。親切なトラック運転手の協力によりヒッチハイクで目的の街へとたどり着いたものの、トラックに財布の入ったバッグを置き忘れてしまう。その上、途方に暮れる彼女を観光客だと勘違いした背の低いイタリア人に、皮肉まで言われる始末。孤独さから街角で涙に暮れるシャルロットだったが…。ようこそ“5番目の部屋”へ!イタリアのとあるアパートで暮らす個性豊かな4人の独身男達と、そこに短期下宿する留学生たちによる、愛と偶然の読切連作集!!
イタリアのとあるアパートを包む、あったかくてせつなくて、いとおしい時間たち。さらい屋五葉』のオノ・ナツメが紡ぐデビュー読切連作集!!デンマークから憧れのイタリアへとやって来た、留学生のシャルロット。親切なトラック運転手の協力によりヒッチハイクで目的の街へとたどり着いたものの、トラックに財布の入ったバッグを置き忘れてしまう。その上、途方に暮れる彼女を観光客だと勘違いした背の低いイタリア人に、皮肉まで言われる始末。孤独さから街角で涙に暮れるシャルロットだったが…。ようこそ“5番目の部屋”へ!イタリアのとあるアパートで暮らす個性豊かな4人の独身男達と、そこに短期下宿する留学生たちによる、愛と偶然の読切連作集!!
映画で見る、イタリアの明るい雰囲気が伝わってくるような、そんなオノ・ナツメ先生の漫画が好きです。 イタリアを舞台に、陽気な人とそうでない人と偏屈な人とそうでない人と他所の国の人と、いろいろな人たちで織りなされるストーリーにホンワカとします。 本作はアパートに短期滞在(下宿)するシャーロットたちと、そのアパートの住人たちの物語です。 読み終わるときは、連作短編がすべて終わってしまうのが少しさみしくなりました。 それからイラストがフル等身でなく、ちょっとデフォルメされている姿がまた、想像力かき立てられて好きです。 ちなみに、初めて読んだとき、この方はどれほどイタリアで過ごして、このような素敵な漫画がかけるようになったんだろうと調べたところ、イタリアは語学学校での短期留学のみとありました。 あのときは、作者さんの感性とイタリアという土地の2つに憧れたのを覚えています。 イタリアというか、彼らのもとへ行ってみたいなと思える漫画です。