鉄腕バーディー
地球に潜伏した凶悪テロリスト、クリステラ・レビを逮捕すべく、宇宙からやってきた警察官・バーディー。捜査中に遭遇した少年・つとむを誤殺してしまった彼女は、つとむの命を救うため、二心同体で生活することに…!?悪を追いつめるべく、バーディーとつとむの壮絶な闘いが始まる!!二心同体SFアクション!!
ぶっせん
同じ講談山に門をかまえる金々腹寺(きんきんぷくじ)と仏物専寺(ぶつぶつせんじ)。信者(ファン)が増え続け栄える金々腹寺に対して、貧乏寺の仏物専寺が“仏教専門学園”なる事業を始める!そこで、講談山すべてを本山にしようともくろむ金々腹寺は、新米坊主の正助(しょうすけ)を密偵として仏専(ぶっせん)へ入学させる!!――苦行、荒行、すべては授業!!日本初の青春仏教経済スパイ爆裂ハイテンションコメディ漫画「ぶっせん」登場。ピカピカに輝く若人達の煩悩が炸裂する!
ショムニ
地味でひとづきあいが下手なOL・塚原佐和子、23歳。彼女が配属されたのは、会社のハキダメ・総務部庶務二課(ショムニ)!そこで彼女を待っていた先輩OL・坪井千夏27歳は、つまらない大人の常識や会社のお約束にとらわれた情けない男たちをバッサバッサと斬って捨てる!千夏に圧倒され、翻弄されながら、ふと思う。これは自分を変えられるチャンスかもしれない……!予測不能なストーリー展開で贈る、笑いと興奮の痛快作!!
アグネス仮面
プロレスが今よりもダイナミックだった20数年前。羽田空港に、ひとりのレスラーが降り立った。彼の名は山本仁吾。5年に及ぶ海外修行を終え、日本のリングに帰って来たのだ!だが、彼の大和プロレスは、ライバル・帝日プロレスとの真剣勝負に敗れ、崩壊の危機にあった。亡き社長・ジャイアント安藤の未亡人から命を受け、道場破りに赴く山本だったが…!?ハイスピードで展開する、爆笑本格プロレスコメディ!!
▼第1話/リク・ス・ダールから来た男▼第2話/巨匠と連れション▼第3話/監督は俺だあー!!▼第4話/黒澤組▼第5話/バカ侍と大監督▼第6話/誤報▼第7話/本気▼第8話/3人の師匠▼第9話/素人俳優▼第10話/確執▼第11話/見舞いの手紙▼第12話/ゴッホの夢▼第13話/ロックアウト▼第14話/ダリルの夢▼第15話/電報▼最終話/夢の跡●主な登場人物/黒澤明(日本が誇る世界的映画監督。1998年9月6日逝去。享年88歳)、早瀬のり子(映画雑誌の新米記者。ただし、映画に関しての知識は驚異的にない)、平山幸一(のり子とは同業他社のライバル。だがのり子に力を貸してくれる)、ジェフリー・ヨーク(アメリカの若手ジャーナリスト。黒澤の名声に疑問を抱き、『トラ・トラ・トラ』降板の真相を調べようと来日)●あらすじ/1998年5月。日本映画界の巨匠・黒澤明監督にぜひ会いたいと、アメリカからジャーナリストのジェフリー・ヨークが来日した。応対したのは映画雑誌編集者の早瀬のり子と、平山幸一。ジェフは二人に「アキラ・クロサワは、一人の人間の夢を無残にぶち壊した。俺は許さない」と言う。1968年に企画された日米合作の戦争映画『トラ・トラ・トラ』から黒澤が降板したことにより、プロデューサーだったダリル・F・ザナックの夢が砕け散ったというのだ……。●本巻の特徴/黒澤を語る時、あまり触れられることのない『トラ・トラ・トラ』降板事件。この事件の隠された真実を、綿密な取材によって描き出した力作。黒澤明自身の、そして彼に関わった多くのスタッフや俳優たちの情熱が伝わってくる。『小津安二郎の謎』に続く、日本映画監督列伝シリーズの第2弾。●その他の登場人物/土屋嘉男(俳優。『七人の侍』の農民・利吉役でデビューし、以降9本の黒澤作品に出演)、村木与四郎(黒澤映画の美術監督)、大澤豊(黒澤明の元チーフ助監督)、松江陽一(黒澤映画の助監督を経て、後年は制作も手がける。黒澤の海外渡航時には通訳もつとめた)
グランダー武蔵
キング・オブ・グランダーの血を引く風間武蔵は釣り大好き少年。天賦の才を見せ始めた武蔵に鬼道グループの魔手が迫る。スーパーフィッシングまんがの決定版! 都会から田舎に引っ越してきた風間親子。元気いっぱいの息子、武蔵はやがて釣りに興味をもちはじめ、ミラクル・ジムに釣りの手ほどきを受け、みるみるうちに上達する。そこへ関西で名高い釣りの天才少年、岩淵湖次郎が現れた。彼の段々溜まりを小馬鹿にした態度に腹を立てた武蔵は初心者にもかかわらず、段々溜まりの超大物級ブラックバスである主をかけ、彼に勝負をいどんだ武蔵は全神経を集中し、主の居場所を探すが、湖次郎は早そうに小ぶりのブラックバスを釣りあげる。快調な湖次郎。しかし、ついに武蔵も主の居場所をつきとめたさあ、反撃開始だ、武蔵超おもしろスーパーリアルフィッシングまんがの決定版
きらきらひかる
医療マンガの名作!主人公・ひかるは、遺体を調べその死因を究明する「監察医」。大阪を舞台に人間ドラマと難事件の解決が描かれる。深津絵里主演でドラマ化もされた感動作品!
悪女
連載完結から25年たっても大人気! 奇跡のロングセラー『悪女(わる)』 落ちこぼれ新入社員の田中麻理鈴(まりりん)は、近江物産のロビーで出会った男性に一目惚れ。名前も所属もわからない彼のことを知るために、出世して人事課長になることを決意するが…。オフィスという名の魔窟(ダンジヨン)でサバイバルしながらの王子さま探し。読みはじめたら止まらない! お仕事エンタテインメント開幕!! 2022年4月期日本テレビ系新水曜ドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」ドラマ化作品!
かしましハウス
ロマンチストな長女ひとみ、体力派のOLふたば、のんびり屋の大学生みづえ、しっかり者の小学生よもぎ。個性の違う四姉妹がおりなす楽しい日常に人気集中!何度読み返しても面白い、秋月りすの代表作!!
女を見れば手を出さずにはいられないような性格の東郷は、香港研修中もその癖は治らない。さっそく現地社員のジャスミンを誘惑しようとするが、気の強くてしっかり者の女性が多い香港では、なかなか日本でのようにはいかない。それでもなんとか彼女を食事に誘うことに成功するのだが、そこになんと彼女の兄弟たちが乱入してきて…。恋をして本当の自分と向き合った時、人は信じることの意味を知る──4人の男女が国境を越えてつむぐ、新時代のリアル・ラブストーリー!!
YS(ヤング・サンデー)で連載された本作も、 YS休刊でBS(ビッグコミック・スピリッツ)で 連載された続編「鉄腕バーディーEVOLUTION」も 連載時に、どちらもほぼリアルタイムで読んでいた。 だが、あまりにも話が長く大きく内容も多岐にわたり、 正直、最初の頃がどうだったか途中でどうなったかとか 忘れていたりした。 なので改めて全巻通して読んでみたのだが、 やはり面白いし、 改めて読んだからこそ、ああそういうことで あのときそのあとこうなったんだったな、と ストーリーの機微や面白さや深さの再確認が出来たりした。 私の理解力や記憶力を棚上げにして言いますが(笑) 読んだ瞬間に面白く、読み返してまた面白い漫画です。 宇宙連邦の女性捜査官・バーディは異星人として 地球・日本で潜入捜査をしていたがミスで 地球人高校生男子・千川つとむ、を殺してしまいかける。 緊急措置としてバーディは自身の体に、つとむの意識を 取り込まざるをえず、本来のつとむの体の修復を完了し、 つとむの意識を本来の体に戻すまで、 一つの体に二つの意識を共有(もちろん周囲に秘密で)しつつ 地球人男子として日常生活を過ごすことになった。 しかし怪事件ともかかわらざるを得なくなり、 宇宙人捜査官・バーディとしての任務も 普通の男子高校生・千川つとむとしての生活も、 どんどんシッチャカメッチャカに。 さらに、怪事件は深く広く、宇宙的規模で 未来をも左右する大問題に拡大していって・・ 二心で一体という設定だけでも十分にSF的なのに、 そこからさらに多種多様な宇宙人や人造人間、 異種混血人や獣人からアメーバ的でいて知性がある生物など、 これでもかというほどに多士済々?なキャラが登場する。 そのうえで宇宙規模で連邦とか同盟とかの組織的対立もあり、 さらに宗教的黒幕も登場したり、旧帝国なんてのも出てくる。 よくもまあこれだけ多彩な登場人物と複雑な設定を 良い意味で面白い漫画として見せてくれたものだと思う。 とはいえ、さすがに話が大きすぎて複雑で、 そしてそれはそれで前述のとおり、 毎週にリアルタイムで読んでいた私は 理解や記憶が追い付かなくなってしまったが、 改めて今回に読み直して あ、やっぱ凄いわこの漫画、と思ってしまいました。 そういう意味では、今作品が単行本で全20巻、 続編のEVOLUTIONが全13巻と結構なボリュームなので 可能ならば1週間とか1か月とかの期間をかけて、 けれども間を開けずに続けて全てを読むのがおススメです。 一発でストーリー展開を全体像として 正しく理解したいならば。 そのように適度に集中しながら時間もかけて読まずに、 間を開ける読み方をしたらすぐにストーリーが 判らなくなりそう。(個人差はあるでしょうけれど) とはいえこれまた前述のとおり、 一話ごとの内容も面白いので、私みたいに一話ごとに 楽しみながら、気が付いたら色々と忘れていて あれこれってどういうことでこうなったんだっけ、と 思ったら改めて全巻を読み通すってのも良いかも知れません。 そういう意味で二度三度と読み返しても楽しめる漫画かも。 自分の脳力は棚に上げますが、面白さに太鼓判を押します(笑)。