一番下のコメントへ

一話完結でいい話がたくさんあるので備忘録として残したい。

【文庫1巻】
『海の時間』海辺の旅館っていうシュチュエーションとおもちゃみたいな腕時計で「あ、あの時の…」って気づくのが好き。事情を聞かなくても分かってくれる女将の存在もいいよね。

『谷口五郎の退官』退官直前に死刑を執行した死刑囚が「わしは殺しとら〜ん!!」と絶叫して死んでいったことから、独自に事件の真相を調べる話。やっぱり死刑が執行される場面が壮絶でインパクトがある。(ちなみに弘兼憲史オリジナル作品)

『黒の牧歌』出所の日が近づくと脱獄を繰り返す男には理由があった…。純愛って言葉が安っぽく感じるくらいのすごい話だった。

【文庫2巻】
『従順なる復讐』銀行で働くオールドミスが不倫相手の上司と男尊女卑の会社に対して復讐する。すごく好きな話。特に車中での女の独白シーンが好き。

『あの日川を渡って』これもめちゃくちゃ好きな話。ダフ屋がマジで許せない!!!!

『白いメッセージ』大体ストーリーは読めてたけど、紙飛行機が飛んできたところでウルッときた。出した手紙と同じ数の大量の紙飛行機が舞ってるシーン、素敵ですね。

【文庫3巻】
『夏の跡』山奥にある廃線寸前の駅で働く真面目な駅員が男にダマされて会社の金を横領して逃げてきた女をかばう話。自分も男に捨てられて地元に帰ってきた経験がある駅員のお姉ちゃんが「時間が経てば元通りのあなたに戻れるわよ。その人を愛したように、自分のことも愛せるようになる。」って言うのにグッときた。3巻の中でダントツでよかったかな。

一話完結だけど刑事の岡村さんとか、探偵の松本さんは定期的に登場するんだなぁ!

コメントする
icon_reread
また読みたい
フォロー