島耕作だけの弘兼憲史じゃない。SFだってすげえんだ。
人間交差点と書いてヒューマンスクランブルと読ませる。時代を感じますし、時代作ってたんだなぁと思うとゾクゾクしますよね。しない?そうか。 (昔はこういう↑語り口調のナレーション多かったんです) 本作は弘兼憲史の懐の広さ…とだけいうと原作者に失礼かもですが、なんとも素晴らしい弘兼憲史の「SF」になります。 聞いて驚くなかれ。 一言にSFと言い切っていいかは読者に任せますが、手塚治虫よろしくな組み立てと星新一のショートショートのような喜劇が素晴らしい作品です。 昔から見てたけど電子書籍でキレイに読めるの嬉しいですね、当時は子供だったからなー ともかく名作!
なかなか4巻が手に入らないので先に5巻から読みました。
【文庫5巻】
どれも面白かったので逆に飛び抜けてこれが印象的という作品を選ぶのが難しいけど、強いて言うなら『初雪25時』かな。おちゃらけた弁護士かと思ったら大事なシーンでいい事を言うので感動しました。
あと『面影花』の背景にフーミンの自画像そっくりなぬいぐるみも発見しました!