島耕作だけの弘兼憲史じゃない。SFだってすげえんだ。
人間交差点と書いてヒューマンスクランブルと読ませる。時代を感じますし、時代作ってたんだなぁと思うとゾクゾクしますよね。しない?そうか。 (昔はこういう↑語り口調のナレーション多かったんです) 本作は弘兼憲史の懐の広さ…とだけいうと原作者に失礼かもですが、なんとも素晴らしい弘兼憲史の「SF」になります。 聞いて驚くなかれ。 一言にSFと言い切っていいかは読者に任せますが、手塚治虫よろしくな組み立てと星新一のショートショートのような喜劇が素晴らしい作品です。 昔から見てたけど電子書籍でキレイに読めるの嬉しいですね、当時は子供だったからなー ともかく名作!
【文庫6巻】
『回送車』定年退職を迎える路線バスの運転手さんとお父さんを亡くした少年が中心になるんだけど、後編になるにつれて色んな人の想いが重なってきて、まさにヒューマンスクランブルな話だった。泣けた…!