何回読んでも飽きない!にコメントする
賭博黙示録カイジ
読んでてソワソワしてしまう…
賭博黙示録カイジ 福本伸行
酒チャビン
酒チャビン
連載開始時に掲載誌であるヤンマガを読んでいたので、すごく覚えています。なんか少し暗くてアウトロー感があって、それでいてすごくためになり、考えさせられるマンガで、しばらくずっと単行本が出ると買ってました。 けっこう人を選ぶマンガなのかな、と思っていたのですが、なんのなんの、なんと実写版映画とかにまでなって、大多数の国民が「カイジ」といえば「ざわざわ…」のマンガでしょうというくらい知名度の高い作品となりました。 けっこう内容も攻めていて、積み上げてないヤツはウスノロだ、根暗だ、いけすかないマイペース野郎だ、とすごい正論で芯を喰った指摘がズバズバ出てくるのですが、わたしのように全く積み上げてない人間からすると、ものすごく身につまされるようで、読んでてソワソワしてしまい、いまいち「面白かった!!」だけでは終われない気持ち悪さがあり、心底楽しみきることができなかったりします。 そんなこともあって、ここまで多数の人に支持される作品になるとは思っていなかったのですが、ただ、面白いことはヒャクパー間違い無いです。 ちなみにこの後もシリーズが続いていくのですが、本作品で出てくるギャンブルは以下のとおりです。 ■限定ジャンケン ■鉄骨渡り・人間競馬編 ■鉄骨渡り・電流編 ■Eカード ■ティッシュ箱くじ引き
さうのあっ!
きらら発JK×サウナマンガ! #1巻応援
さうのあっ!
兎来栄寿
兎来栄寿
世は大サウナブームです。子供のころは熱いだけで一体何が良いのかまったくわからなかったサウナ。しかし、気付けばいつの間にか私も同年代の方々も30代くらいからみなサウナの虜になっています。しきじにもDESSEにも足を運びました。これが加齢……もとい歳を重ねるということでしょうか。 ところで、マンガ界の鉄板といえば「美少女」と「おっさんの好きなもの」の掛け合わせ。故に、こうした作品が出てくるのも時代が生んだ必然と言えましょう。 今までも「美少女×お風呂」というマンガはいくつかありましたが、完全にサウナに特化した「美少女×サウナ」マンガの真打がきららから登場しました。その名も『さうのあっ!』。フィンランド語にある「サウナに入る」という意味の動詞だそうです。 ゲームや動画鑑賞が大好きで、その時間を削られるお風呂は嫌いで数日に1回しか入らない景山こかげ。 フィンランドからやってきて銭湯に居候しているサウナ大好き少女のリューディア・アラヤ。 クラスの委員長でサウナ知識を語り出すと早口になる清水芹香。 ひとりだけ他クラスで、スーパー銭湯の娘でお嬢様口調の高野槇。 4人の高校1年生たちを中心とした、サウナコメディ4コマとなっています。 ・サウナの効用 ・交互浴の基礎 ・ととのうとは ・フィンランドのサウナと日本のサウナの違い ・アウフグースやヴィヒタについて ・野外でのテントサウナ などなどについて、サウナ初心者であるどころか、そもそもお風呂に入る時間ももったいないという主人公のこかげの視点からサウナに関する知識を0から学んでいくことができる内容となっています。 サウナ後はオロポも良いですが、作中で紹介されるフィンランドコーヒーも飲んでみたいです。その際の「飲料を提供する場合は保健所の許可や手洗い設備などの設置が必要〜」という件からは、昨今の情勢を鑑みた細かい配慮を感じました。 シンプルにキャラクターたちがかわいく、きららジャンプをしているところなどもあり、青春の1ページが楽しく描かれています。 「怪我人の救急搬送」 「歩きスマホに注意のポスターみたいですわ」 など、ちょくちょく挟まれるツッコミにもセンスを感じるものが多くクスッとします。専門知識ネタに偏りすぎることもなく、しっかりとツボを押さえながらメインテーマをバランス良く描いている作品です。 最近はなんだかんだ若い女性でもサウナ好きが増えていますが、この作品がアニメ化されて更なるサウナブームが起こったらますます老若男女問わずサウナに入るようになる世界が訪れるかもしれませんね。元々日本人はお風呂好きですし、それによって健康が増進されていったら良いことだと思います。
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