寝て起きて仕事。それだけの毎日。
それだけの毎日を好き好んでいる自分が少し憂鬱な、もうすぐで四十路の野末。
そんな野末が気になっている部下の外川。
「女の子同士っていいよな」そんな何気ない野末の一言から、彼らは女子人気の高いパンケーキの店へ一緒に行くことに。
そこで野末は外川に、あらゆる物事が面倒なのではなく、怖いから何も踏み出せないのだと自分の事を言い当てられてしまう。
もだもだな社会人BL。
これ年取ったら野末さんに共感するのかな~ていうのが一話読んだ感想。
何も変わり映えしない日常に、自分と一緒に居てくれる誰かがいたら、それはとても素敵なのかもなあ。
こういう可愛い恋愛したいな~~~~~!!!!
遠隔操作(リモート)は戦闘等の危険な活動には有効だ。
操縦者が負傷したり死ぬ危険がない。
操縦されるほうも通常は鉄人28号のようなマシーンだから
痛みも恐怖も感じず、それらに左右されることもなく
操縦者の意図通りの行動が行える。
壊れたら修理すればいいし、修理不能なら捨てて
新しいマシーンを投入すれば良い。
マシーンなら痛みや恐怖や死は関係ないのだから。
だが操縦される側が鉄人ではなく、かよわい女性だったら?
鋼の体も拳も心もなく、個人として意思を持ち、
傷つけば血が流れ痛みも死の恐怖も感じる人間だったら?
そして操縦する側のほうがマシーンのように冷徹だったら?
寿退社寸前だった婦人警官・彩木くるみは
急遽、結婚資金を貯めるために仕事を続けることに。
新たに与えられた任務は
地下室に引きこもって一歩も出てこない
イケメンで感情の一部が麻痺した
氷室警視正のお世話係。
身の回りの世話くらいかと思っていたら
連絡役とか捜査のアシスタントどころか
劇場型犯罪や密室殺人、大統領テロの現場に
体を張って「飛び込まさせられる」ことになってしまった。
マシーンとは違い体は生身で、
マシーンとは違い自分自身の意思を持ち、
マシーンとは違い痛みや怒りや恐怖心も感じる、
21歳の女の子が
マシーンのように冷徹な上司からの
携帯電話での指示だけを頼りに
犯罪者に立ち向かうことになってしまった。
腰かけ仕事が命がけ仕事になってしまったくるみが
葛藤のすえに辿り着いた境地は・・
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