「過保護って言われまくってうざかったから」だと勝手に思い込んでいたが、さすがにそんなわけはない(と信じたい)し、突き落とした理由はたしかに謎だ・・・

静一の表情がずっと死んでる。静一の肩に乗せられたお母さんの手は力をこめていなさそうだが変な圧力を感じた。

こんなに目ばっかりの話あるんだな・・・静一はまだしもお母さんは何考えてるかわからなすぎて相変わらず怖いわ。静一は警察に真実を告げると思っていたのかな?キョトン顔が印象的だった。

1話目の猫の死体を見つけたときのママと静一の会話はなんども描かれる。その度に受け取り方が変わるが、今回が1番恐ろしかった。ママの最後のセリフのところでゾッとした。
そして、あの女の子がママの餌食になってしまうのでは…って不安

猫の死体の顔だけしげるになってて1p目から恐ろしかった。このためにあの猫の話を何度も描いていたんだな

このマンガのテーマは「毒親」なんだ。毒親という言葉で表しきれる毒をすでに超えている気が…笑

あのラブレターは破かれるな。それか検閲が入り、その後目の前で破かれる。どっちにせよ破かれる。

お母さんが帰宅したことをドアの音で表す演出の恐ろしさは、殺人鬼に追われてるマンガとかに匹敵する。

うーん…静一の母親は「毒親」の概念に当てはまらない気がしてきた。過保護とはいえ、息子を虐待したり人格否定をしてきたわけでもないし。母親という人間が持つ、ある種の狂気を極限まで高めたのが静一ママだと思う。毒親というなら、しげるの母親の方がよっぽど毒親感あるわ。

押見修造との対談で池田エライザがお母さんをエロいと表現していた。たしかに最初の方ではエロスを感じないでもなかったんだが、最近は怖いの方がまさって、エロさを感じる隙がない。

ママと静一2人だけでもう完結した関係に思えた。誰の入る隙もないしこれから拡がることもない感じ。だからママにとって邪魔でしかない義姉とその子供の訪問は、顔では笑ってても心ではすごく憤怒とストレスを感じてたんだろうなぁ。

捨てようとするのはわかってたんだけど、震えた。わかっているのに怖いのは見せ方がうまいからか?口とか目のアップが多くて、テンポや流れを上手く作られた感じはした

吹石さんの手紙は小学生らしさがあってとてもかわいらしかったよね。僕自身こういう手紙をもらったことはないのだけど、友達がもらっていたなーって思い出した。お母さんに捨てられちゃうんだろうけどね。

毒親っていう触れ込みに違和感があったけど今回のお母さんは毒親っぽいと思った。こういう話があるとしげるを突き落としたのも、毒親的な理由があったのではと思ってくる。

手紙を破くんじゃなくて一緒に破くっていうのは洗脳的な意味もありそう。静一はそういうのを浴びて育ったんでは

やーってくれたなって感じ。手紙を破っちゃうまでは毒親っぽいけど、そっからは完全にレール外れてる。

思えばこの家族。どんな家族なのかが全くわからないんだよな。お母さんが美人で少し変わっているけど、どこにでもあるような家族としてはじめは描かれていたと思うし。

瞬きの音

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なぜ今、“きみ”を描くのか—? 『血の轍』の押見修造、最新作!! 描くこと、描き切ることの快感に否応なく呑み込まれた少年の“ぼく“は、長い創作の旅に出た。 その旅路の影にいた、”きみ”と対峙を試みる。 虚無と衝動の狭間で紡がれる、“ぼく”の本性とは...?

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ちのわだち
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