ネタバレ

どんどん怖く、そして面白さが増してきてる。

特に、最新10巻の、夜中、雪がふる中、後遺症でおかしくなったシゲルが家まできたところとか。マジでゾッとした。

シゲルがそうなった原因、静子が崖から突き飛ばしたのだが、その理由が「シゲルの顔が(実の息子の)静一にみえたから」ってどういうこと?

9巻でも、幼い静一を崖から落としていたけど、つまりは、息子を溺愛しているようで実はしていなかった(自分の意のまま、おもちゃにしたかっただけ)のだと解釈していたけど、上記の理由でますますわからなくなった。

極めつけは、シゲルが自分のことを静一と言い出したこと。
そして、静一をシゲルと呼ぶ。

え?どういうこと。実は、静子の本当の子供はシゲルってこと?
すり替えられた?
それとも、おかしくなったシゲルの妄言?

ただ妄言にしては、幼い頃に静一が落とされた崖の前という重要な場所での発言だったから、より勘ぐってしまう。

本気でどうなるのか予測できないし、はやく全ての理由が知りたい!

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嘘か真実か陰謀論

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珍遊記2~夢の印税生活編~

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小さい頃、色んな意味でトラウマを植え付けられた珍遊記。 当時、絵を見るのも怖くて、だけどドラゴンボールは読みたいから、珍遊記のページにはいかないよう恐る恐るめくっていたのも、今となっては良い思い出です。 本作というか、著者を語る上でもはや絵柄に触れないのは無理なのですが、とにかく子供がみたら泣き出すような絵の濃さ。 特に婆さんキャラのシワがえぐい。 下品な下ネタも満載で絵柄と相まって、初見の方は気分悪くなると思うんですが、、、 著者が、現在、子供向けの絵本作家としても活躍しているというから驚きしかない。 謎に時代を感じる。 さて、本作の内容だか、前作珍遊記の続編という立ち位置だが、前作をなぞりながら、その裏で起きていたことを描きながら始まる。 もう一つの怪作、漫遊記とも繋がっているので両方知っているとより面白いのだが、正直、何も知らなくても大丈夫だと思う。 著者の作品を知ってる人ならわかると思うが、ストーリーはあってないようなもので、とにかく勢いが魅力。 そこは本作も健在で十二分にある。 映画化もした作品だが、玄人受けとか言うつもりもないが、毒にも薬にもならない作品と異なり、モノづくりに携わる人間に、何らかのインパクトを残す作品なんだろうってことは理解できる一作です。

ちのわだち
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