近藤静也は下着会社プリティで働く平凡なサラリーマン。しかし、その実体は関東最大の広域暴力団・新鮮組の総長の一人息子だった…。ある日、仕事をしている静也の元に、父の総長が狙撃されたとの一報が入る。静也は望まずして、新鮮組の三代目となってしまったのだった!!昼は、静かなる平社員。夜は、静かなるドン!!ドンの二重生活が始まった。
都会の喧噪を逃れ、秘境の温泉宿・椿屋で従業員として働き始めた謎の男・源さん。彼はかつて、人の命を奪うことを生業(なりわい)としていた殺し屋(スナイパー)だった!!正体を隠して勤める源さんの元に、以前の「マネージャー」だった男が訪れ、再び殺人の依頼を持ちかけるが……。ゼロから人生をやり直そうとする男の胸を打つ人間ドラマ!
今や国民的関心事となったサッカー。華やかな舞台に立ち、スポットライトを浴びる選手たち。テレビや新聞などのメディアは、こぞって彼らの活躍を報道する。しかし、その選手たちの活躍の陰には、必ず選手たちを支える裏方さんの努力があった――!ドクター、実況アナ、審判、通訳にクラブ広報など、「裏方の仕事」に情熱を燃やす、11人の物語!
双子で美人な赤池姉妹は、生まれつき特異な能力を持っていた。それは、他人が罪悪感からみる幻覚や幻聴、恐怖にシンクロしてしまい、自分たちも同じモノがみえてしまうというもの。その能力のせいで、ふたりは様々な事件に巻き込まれてしまう……。――壊れていく人間たちの狂想曲。
食事自慢の宿坊に逗留している修行僧・道源は、生活ぶりはいっけん昼行燈だったが、料理の腕は確からしい。というのも、父親は修行僧の食事や仏への供膳を司る役職・典座であり、その血を受け継ぎ類まれなる才能をもっていたのだった……。
ちょっとドジなメガネっ娘・清水まりもが目指すのは、様々な芸能人に敬愛された祖父のような芸能マナージャー!ちょっと癖のある業界人に囲まれて困りながらも、真正面からぶつかってくる清水まりもに、周りの人々はついつい手助けしてしまう――。
山田朝顔は興雲大学医学部法医学教室助教授にして、警察からの嘱託で司法解剖を行う監察医を兼務している。刑事をしている父・万平からの連絡が入り、朝顔は河原で上がった溺死体を司法解剖する。その結果、遺体の胃の中から15mmくらいの小さな発泡ウレタンが見つかった。自殺、他殺、事故……さまざまな可能性があるなか、外傷はなく着衣の乱れもないことから、警察は遺体を自殺とみなす。しかし朝顔は、被害者の胃のなかから見つかった発砲ウレタンと、遺体にすがりついた男の態度を不審に思う。誰もが迎える死の瞬間(とき)。その最期のメッセージに込められた真実とは?遺体と向き合う壮絶な現場で奮闘する一人の女性監察医が今、花開く――!!
料理には人生を変える力がある――。北丘蒼太(きたおかそうた)、20歳。銀座の名店“富み久”で、厳しいけれど情に厚い親方のもと、板前目指して奮闘中。いつの日か、人の心に届く料理を作るために……。そんなある日、高校の同級生・加賀美がアルマーニのスーツに身を固め“富み久”を訪れる。ブランド品を輸入する会社を立ち上げ成功し、追加出資を申し出た久米社長の接待に使いたいと言うのだが……。
一見、平々凡々以下の中年サラリーマン風、実は極道の凡人組々長・凡野平太郎。いつもはニコニコ顔だが、ひとたび怒れば背中のイレズミがパッと咲き、究極の鉄拳がうなるのだ!仁義なき街を舞台に飛びはねるスーパー・ハーフ・ボイルド・ストーリー!
ヤクザが出版社を立て直す!?ある日突然、組長から「出版社の社長やるから、おめえ役員やれ」と命じられた阿岐本組の代貸、日村誠司。出版不況の中、漢字も読めないヤクザに何ができるのか?人気作家・今野敏の小説をコミック化した痛快コメディ!
あの男が帰ってきたゾ!!極道の世界に背を向け、姿を消した凡野親分だったが、子分たちの熱烈なラブ・コールで、再び極道の世界に戻る。そこに待っていたものは……。
恨み辛みを持った百八つの女達の煩悩によって、この世に黄泉帰(よみがえ)った怪僧・竜水(りゅうすい)。濃厚にして妖艶な筆致で贈る奇想天外なピカレスクロマン!新宿――都庁の真下に存在し、人々から「駆け込み寺」と呼ばれる念仏寺(ねんぶつじ)。住職・法景(ほうけい)との情交に耽っていた少女・空海(そらみ)は、自分の肉体(からだ)の中に魔物が棲みつき、男なしではいられない肉体になっていた。夜な夜な新宿で男漁りをしていたところを、法景に拾われ念仏寺に連れてこられたのだった。竜水は空海に魔物を追い払ってやると言うのだが……!?
ある日隣に引っ越してきた凡野一家。父親の凡野平太郎は一見腰の低い平凡なサラリーマン。ある日会社に押しかけてきたヤクザに凡野の名刺を見せると…!?あの凡野平太郎が帰ってきた!!新宿の親分として…
時代は1970年代。大阪で駄菓子屋の店番をする杏(あんず)さんのもとには毎日、元気いっぱいのちびっ子たちがやってくる。少ないお小遣いをやりくりして欲しいものを買う子どもたち。当時の駄菓子屋は学校や家庭で教えることができない大切な何かを教えてくれる「放課後の学校」でもあった!
東京、ロンドン、京都など、11の街の男女たち。元アイドル、山ガール、片づけられない女、ニューハーフ…。ごくごく普通(?)な彼らの、なにげない日常から切り取った抒情的オムニバス。マキヒロチの初単行本。
恥ずかしがり屋の女子高生・緒乃子は、幽体となって銭湯の男湯やレンタルビデオのAVコーナー、キャバクラ、個室ビデオ、男の常連ばかりが集う魔境店(居酒屋)……などのディープなオトコの領域に潜入する。そこで緒乃子が目にしたオトコたちの、理解に苦しむ行動とは?「イヤーっ!」と悶絶しつつも、指の隙間からガン見しながら、ありのままを観察し果敢にレポートする!!
父親が死んでから、母親は別の男と心中、そして兄夫婦とともに暮らす女子高生・吉成みどり。口うるさい義姉から逃れて、学校の保健室に安住を求めるみどりだったが、そこで知り合ったシュンとセックスするように……。クラスメイトだった小林みのるの自殺、シュンの仲間達とのマリファナパーティ、義姉の宗教活動……。さまざまな出来事を客観的に見つめ続けるみどりを通して、生と死、愛とセックス、本音とウソ、人間の奥深い部分を描き出した内田春菊の意欲作!!
人気コンビ・インパルスの板倉俊之が書いたハードアクション小説をコミック化!近未来、射殺許可法が制定された日本で、各県に1人ずつ選ばれる「トリガー」たち。それぞれの信念に従い、≪悪≫と判断したターゲットに、彼らは弾丸を撃ち込む!「国王」編、東京、千葉、静岡の「トリガー」編を完全収録。
遊女の世話や雑用をしながら、遊女という生き方を学んでいく“禿(かむろ)”と呼ばれる少女たち。彼女たちが自分の姐さん方を“オイラん姐さん”と呼んだことから、“花魁”という言葉が生まれたとか――。吉原・新嬉楼(しんきろう)の禿・なみじの“オイラん姐さん”は、地獄太夫と呼ばれる橋立花魁。琴の演奏を間違えるなみじをキセルで叩いたり、客にロウソク責めをしたりと、性格のキツさ、エゲツなさからその通り名がついていた。そんな姐さんから「花魁になってどうするんだい?」と聞かれたなみじは、「素敵な人に身請けされて……」と答えるが、「フン、青臭い夢だね。捨てちまいな、そんな夢」と言われてしまう。“自分の夢をつぶされた”と落ち込むなみじだが……。吉原に生きることを運命とされた禿・なみじが見た遊女たちの世界とは?お江戸吉原遊女ロマン!!
元・殺し屋(スナイパー)だった男が、人生をリセットするため、秘境の温泉宿・椿屋で一従業員“源さん”として働くことを決意した……大人気作品『湯けむりスナイパー』のファン待望の新シリーズ!!椿屋から何も言わず姿を消した仲居の由美ちゃんから、君江のケータイに電話があった。由美ちゃんは源さんの過去を知る唯一の人物Q(キュー)の元で、おでん屋を手伝いながら歌手を目指してボイストレーニングに通っていたのだ。そして、椿屋のみんなに元気な姿を見せに帰ってくるという。由美ちゃんと共に椿屋を訪れたQと思わぬ再会をはたした源さんは、Qから「あなたの殺し屋時代の“痕跡”は消えたよ。もう…警察もアンダーグラウンドの世界もあなたのことを追跡していない」と伝えられる。
銃を捨て、秘境の温泉宿・椿屋で第2の人生を送らんと決意した元・殺し屋(スナイパー)がいた。大人気シリーズ、待望のサード・シーズン!!秋を迎えた椿屋は、番頭の捨吉が煙草を吸う暇もないほど宿泊客でごった返していた。その客のひとり坂田は、50年片想いした女性へのプロポーズを胸に投宿していた。はたして源さんは、坂田の姿に何を思うのか?「50年愛」をはじめ、山岸トモヨを特別な女性と認めた源さんが垣間見れる「修行中の身」、源さんをめぐるトモヨと君江の関係をさりげなく描いた「遅すぎた初雪」など珠玉の名編を10編収録。――すべては人生をやり直す勉強なのだ。
累計4500万部を突破した空前の大ヒット作『静かなるドン』でおなじみの新田たつおの単行本未収録傑作選。表題の「怪人アッカーマン」は、そのアナーキーでパンクでちょっぴりお下劣なギャグセンスが、敬意を持って「史上最低のマンガ」と呼ばれるほどの衝撃の問題作。新田ワールドの原点はギャグにあるということを再認識させる。その他にも傑作が勢ぞろい!
主語デカの老害感満載で、かつ雑な括りで申し訳ないんだが、昭和の漫画の頭の悪さって最近の漫画とは比べ物にならないよな。 静かなるドンが無料で読めたから久しぶりに読んでる。そんで、母親のブラジャーで声出して笑ったわ。「これが男の仕事?」って。まさしくこれは男の仕事だよ。女には作れない。だけどさ、よくよく読めばこのときの穴あきブラジャーの情報量はすげーと思うんだ。ヤクザの息子が会社での評価がよくなさそうなのにブラジャーを自作するくらい頑張ってるんだなとか、ただ壊滅的にセンスねぇなとか、でも授乳のためで下心とかはないんだなすげぇなこいつとか。冷静に読めば色々考えるんだ。もしかしたらこのコマはすげー考えられた上での一コマだったのかもしれない。 でも、こういう後からよくよく読めば考えられることってのは、母ちゃんの圧倒的な初見殺しで全部吹き飛ばされてたんだよ。旦那の葬式に別室で息子と二人、組の今後について真剣な面持ちで話してると思ったらおもむろに脱ぎ出す。この流れは背中の紋々を見せて「如来像の前でも同じことが言えるのかい」とでも言うのかなと思うじゃん。でも、飛び出してきたのは穴あきブラジャーと穴から覗いた綺麗な乳首と「これが男の仕事?」だぞ。笑うだろこんなもん。だけど、一つだけ強烈に伝わってくんのが、こいつブラジャー作る男じゃねーわってこと。ゲラゲラ笑いながらでもそれだけはわかる。天才の仕事だよ、このコマは。 俺はこういう頭悪いんだけど説明抜きの説得力みたいなもんがあってかつ笑えるのが好きなんだ。最近の漫画は良くも悪くも綺麗で穴あきブラジャーみたいなのはお目にかかれない。まぁ需要がないのかもしれないな。だからこうして久しぶりに昔の漫画を読むのが楽しいわけで。まぁ言いたいこととしては、みんな読もうぜドン。そんでブラジャーを見てくれよ。んじゃ、続き読んでくるわ。