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父親が死んでから、母親は別の男と心中、そして兄夫婦とともに暮らす女子高生・吉成みどり。口うるさい義姉から逃れて、学校の保健室に安住を求めるみどりだったが、そこで知り合ったシュンとセックスするように……。クラスメイトだった小林みのるの自殺、シュンの仲間達とのマリファナパーティ、義姉の宗教活動……。さまざまな出来事を客観的に見つめ続けるみどりを通して、生と死、愛とセックス、本音とウソ、人間の奥深い部分を描き出した内田春菊の意欲作!!
父親が死んでから、母親は別の男と心中、そして兄夫婦とともに暮らす女子高生・吉成みどり。口うるさい義姉から逃れて、学校の保健室に安住を求めるみどりだったが、そこで知り合ったシュンとセックスするように……。クラスメイトだった小林みのるの自殺、シュンの仲間達とのマリファナパーティ、義姉の宗教活動……。さまざまな出来事を客観的に見つめ続けるみどりを通して、生と死、愛とセックス、本音とウソ、人間の奥深い部分を描き出した内田春菊の意欲作!!
もう10年くらい前に読んだのでうろ覚えな部分も多々あるんだけど、逆に覚えてるところはめちゃくちゃ覚えているので自分にとって印象的な漫画だったんだろうな…。覚えてるのは主人公に味方が一人もいないということ。両親は亡くなってて結婚した兄の家に住んでるんだけど、ヒステリックな兄嫁に嫉妬されていびられるし、ボーイフレンドもいるけどお互いに恋愛感情よりも身体で繋がってるような関係だし、まともだった兄も段々と「お前は俺がいないとダメなんだ」と言い始めたのが怖かった。嫌なことを直視したくないからか常に心ここに在らずな主人公だったけど、最後に窓からこっそり家出するのが救いがある終わり方で好きだった。これを読んで得た教訓はマジでヤバかったらとにかく逃げろですね。