かみのひだりてあくまのみぎて
神の左手悪魔の右手
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あらすじ

週刊ビッグコミックスピリッツ誌上にて1986年から連載された、ホラーの巨匠の名をほしいままにする、楳図かずおが満を持して描く、ホラーコミックの決定版! 悪夢、不条理、スプラッター、人間のすべての恐怖の本質を抉り取り、すくい上げたエッセンスが凝縮され、提示される。連作短編の体裁をとった本作は、全4巻だった文庫版に対し、UMEZZ PERFECTION!では全2巻とし、戦慄の内容を息つく暇も無く一気に読み進めることができるジェットコースター・ショッキング・ホラーとしてリリースする。第1集では、錆びたハサミ、消えた消しゴム、女王蜘蛛の舌、の3編を収録。

くうやしょうにんがいた
空也上人がいた
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あらすじ

81歳、孤独な老人。46歳独身、介護職の女。27歳、特別養護老人ホームを「ある事情」でやめた青年。ぬぐい去れない痛みを抱えた3人の奇妙な恋が始まる――――。脚本家・小説家山田太一の小説『空也上人がいた』(朝日新聞出版)を、『THE WORLD IS MINE』『キーチ』の鬼才・新井英樹が漫画化!! 巻末に新井英樹×山田太一録りおろし対談を収録!!

現代社会への絶望の最果て。あなたの最大の後悔は何ですか?『空也上人がいた』

何たることでしょうか。
新井英樹先生が絶望しておられる……! 新井英樹という作家は、「漫画で、俺のペン一つで、世の中を変えてやる!」という気概が紙面から迸っている、極めて稀少な描き手です。その卓抜した筆勢は、『キーチ!!』やその続編『キーチVS』、『ザ・ワールド・イズ・マイン』、『SCATTER』などを是非読んで頂きたい所です。 いずれも圧倒的な作品であり、今世紀で好きなマンガを十作品選ぶなら、『ザ・ワールド・イズ・マイン』と『キーチVS』の二つ新井英樹先生の作品は入ります。必然的に私の中で新井英樹先生は現代でも最も注目度の高い作家となっています。 その新井英樹先生の最新作が、山田太一先生の小説を原作とするこの『空也上人がいた』です。この単行本を手にとって、私は大きな驚愕に包まれました。
最初のページを捲ると、何と上記の作品群を引用しながら9・11や3・11を経た世界への絶望に暮れる新井英樹先生自身がプロローグとして描かれているではありませんか! > 狂気が世の中への「反撃(カウンター)」として存在できたのはまだ世の中が少しは正常と思えたからで、今の狂気の世の中に喰らわす「反撃」を捜すと倫理、道> 徳ぐらいしかない!!
> そう…思ってたんですけどねえ。本気で。あったまわるいから。
> 「世のため」なんて旗ふったつもりで、期待しすぎてこのザマですよ。
> 絶望っ だね 絶望…
> 別に使命感とかじゃなくなんか嫌で嫌で…
> オレなんかよりずっと売れて影響力ある人が描いてくれてりゃって思ってたんだけどね
> 「ファンタジーなんて描いてる場合じゃない」ってアニメの巨匠だって言ってるじゃん
> グローバリズム コーポラティズム カネカネカネ
> 世界は金持ったキ●ガイと飼われたいブタだけ
> そうだよオレあれもこれも全部嫌いだよ
> 世界なんか滅べ!! もう知るか!! あんなに政治家の汚職を、検察の腐敗を、大企業の卑劣を、米国への従属を、クロスオーナーシップを、新聞特殊指定を、ありとあらゆるタブーを恐れず踏み込んで批判して来た新井英樹先生が! 文字通り、大切な「云」うべく敢えて「鬼」と化して絶大な魂を紙面に落とし込んで来た新井英樹先生が! 怒ることを忘れた日本人に喝を入れ、怒りを思い出させようとして来た新井英樹先生が! こともあろうに、あまりにも深い諦観に駆られている……!  現代社会における良心、希望の篝火のような存在が、遂にこの世の巨悪と狂気、弱さと同調圧力の奔流に屈してしまう時が訪れてしまったのか……そんな悲しいことはありませんでした。
大多数の人が見て見ぬ振りをしてやり過ごすことを処世術とする中で、自らへの不利益を省みなずに声を上げる勇猛さ。真っ当であれ、という極めて純度の高いメッセージ。それらが全て敗北してしまったとなると、私自身も絶望の深淵に沈まざるを得ません。 しかし、そんな魂を賭した長きに亘る闘いの果てに至った絶望、その先に描かれた本書もまた圧倒的に素晴らしかったのです。 **介護に携わる若者、キレる** 今作は、タイトルだけ聞くと歴史物のような印象を受けるかもしれませんが、現代社会の問題を描いた一冊完結の現代モノです。 特別養護老人ホームで働いていた27歳のヘルパー青年・草介は、毎晩叫び狂う老婆に対しある日キレて車椅子から突き落としてしまいます。そして、その6日後にその老婆は死亡。自責の念に駆られ職場を辞めた草介は、同僚の46歳ケアマネージャーから紹介された81歳の独居老人の在宅介護を始める、というのが今作冒頭の筋書きです。スーパーのレジ打ち並の収入で280円の牛丼を食べながら、人の命を預かる過酷な仕事、金持ちの老人の世話を行う若者像というのは、現代社会の様々な物の象徴です。 2014年現在、介護職員は150万人。少子高齢化社会の日本では、2025年までには職員数が250万人必要、つまり100万人の介護職員を増やさねばならない、という試算もあります。しかし、激務であり責任も重大な仕事内容でありながらも、その待遇は恵まれているとは言い難い状況です。一刻も早くこの現状を打破せねばならない、。現場で働く末端の介護職員の給与を増やし、負担を減じる方向に持って行かねばならない、ということは多くの人が痛感しながらも、決定的な方策を打つことができていない状況です。一方で、お金を持った老人相手のビジネスとして介護を認識し、食い物にして巨利を得る悪質な輩も跋扈しており、闇は深いです。 介護の大変さは、私も多少解ります。私自身、祖父の介護を数年にわたって行っていました。祖父は、私がこの世で一番尊敬する人物でした。聡明で、物腰が柔らかく何があっても決して怒らず、優しく諭してくれる人でした。70歳を超えても毎日二時間の散歩と運動を欠かさず、自炊によりバランスの取れた食事で健康を保ち、そしてあらゆる物事への好奇心が旺盛でした。触ったこともないTVゲームにも付き合ってくれて「何事も経験。何でも積極的にやってみること」と幾度となく教えられたことも、私の中で血肉となっています。 しかし、そんな祖父も認知症を患ってしまうと、深遠な知識も高潔な人格も、全てを失って行きました。下の世話などはまだ全然良いのです。それより何よりも、話をしても何をしても意思を通わせることができない虚無感・絶望感というのは凄まじいものです。その中で生じる負の感情に、介護をしている自分の不寛容さを曝け出され突き付けられることも伴って、自分自身も精神を苛まれ、蝕まれ、病んで行きます。悪意が無いと解ってはいても、繰り返される様々な蛮行に、苛立ちや憎しみすら抱く瞬間が全く無かったと言い切るのは難しい程です。生涯で最も尊敬する人物をしてこんな感情を抱いてしまうのですから、赤の他人である老人の介護をしている方々の心的ストレスはいかばかりかと思ってしまいます。 作中で、女性ケアマネージャーが > 介護やってれば気持じゃ何百遍もほうり出してるよ。 と語る通りでしょう。 日々、心身を傷付け抉られながら、一方で命を預かっているという緊張感。その状態が何年、何十年と続くのか全く先の見えない状態。その抑圧を、原作者の山田太一先生は「キレないはずがないというのもちょっとひどい言い方だけれども、キレても不思議はない」と実際の取材で感じた体験を元に、この作品を著したそうです。今後の社会で重要なテーマであるにも関わらず、こういったことを描いてくれている作品は寡少なので、私はよくぞ描いてくれたものだと思います。 「後悔」と「他者の眼差し」 今作はノンフィクションの介護小説としてでなく、老人が後悔に苛まれる傷付いた青年を救う物語として描かれたことで、介護というテーマは勿論ですが、それに留まらない普遍性を獲得しています。その軸となっているのは、「後悔」。きっと、誰しも人生の中での最大の後悔というものがあるはずです。その後悔と、人はどう付き合い、どう向き合っていけば良いのか……。 主人公の27歳の草介は、おばあさんを一時の激情に駆られ、それが原因かどうかははっきりとは判らないものの、人を死に至らしめてしまったという罪悪感に囚われます。一方で、彼が出会う81歳の老人もまた、長い人生の中にある一つの大きなわだかまりを抱いています。 そこで、一つの象徴として登場するのが、タイトルとなっている空也上人です。踊り念仏や六斎念仏の始祖であり、疫病で多くの死体がその辺りに転がっている時代の中で、様々な公共事業に勤しんだ聖人。その空也上人の立像というのは、他の多くの彫刻や仏像と違い、顎を上げかすかな声で「南無阿弥陀仏」を唱えながら、前を見て歩いている。それは、罪を許してくれるのではなく、同じようにへこたれて共に歩んでくれるものなのだ、と。 そのようにして、自身が大きな感銘を受けた空也上人立像を、老人は青年に見せようとします。そして、六波羅蜜寺で青年が空也上人立像と対面した時の描写は、小説版でも漫画版でも一つのクライマックスとなっており、必見です。その眼差しは、草介を通して読者をも刺し貫いてきます。 思うに、この世界で生きる際に「他者からの眼差しに晒されている」という意識があるのとないのとでは全く違う次元に存在するようなものです。それは、世界の多くの国々では宗教と呼ばれるものでもあります。日本人は宗教性は薄い民族ではありますが、「お天道様が見ている」とか、「壁に耳あり障子に目あり」といった言葉にそういった精神性は散見されます。 誰も見ていないからといって、不善をなす。多くの人は経験していることでしょう。しかし、その犯した罪は消えることはありません。何らかの他者性を内在させることでその罪の芽をあらかじめ摘み取ることができるなら、それは現実的に推奨されるアティテュードなのではないでしょうか。眼差しを投げかけ、共に歩んでくれる、あなたの「空也上人」を。 そうして生きて行った先には、予想もしなかった新しい展開が開け、そこは想像もできない心地良い場所になっているのかもしれません。そんなことを思わせてくれる物語です。ラストは、表紙を一見した時のような何とも言えない優しさに彩られています。 ある意味で、これはドストエフスキー『罪と罰』の現代日本版であり、一つの返歌と言える作品かもしれません。 **結び** モンやキーチのような圧倒的カリスマは、この物語には出て来ません。ここには普通の人の、普通の現代社会の生活の中での有り触れた想いがあるのみです。しかし、それが静かに深く胸の奥底を叩き、貫いて行きます。それは言うなれば高級料亭で食べるシメの雑炊のように。見た目は地味でありながらも、それまでのあらゆる豊潤な食材のエキスを吸収して生み出される余りにも豊かな旨味に溢れていたのです。山田太一先生の原作に忠実でありながらも、確かに新井英樹作品としての生命の鼓動を感じます。私の中では今年の作品の中でも確実にベスト10に入ります。 今作の巻末に収録された、原作者山田太一先生と新井英樹先生の一万字対談には、こんな注釈もありました。 
> 『キーチVS』については、漫画に主義や思想はいらないというご批判を多々受けました。そんなこと言ってるから、漫画は3・11や原発で、映画や小説の後塵を拝したじゃないか。 この一文に込められた気概に、私は喝采を送りたいです。
今作を描くに至った新井先生が、現在とんでもないことになっている『SCATTER』をどう着地させるのか。そして、その次は一体どんな作品を生み出すのか。今後も新井英樹先生の漫画表現による社会・世界との鬩ぎ合いを、心から応援していきます。

兎来栄寿
兎来栄寿
のっとしんぷる
not simple
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「本当に感じたいのは、もっと近くの人のぬくもりなのに」──青年・イアンが辿る稀有な人生の旅路を『さらい屋五葉』の俊英、オノ・ナツメが描いた衝撃作!アメリカのとある州。駆け落ちの計画がばれ、父親から「恋人を殺す」という脅しを受けた少女・アイリーンは、恋人の身を守るために、偶然道端で眠っていた青年・イアンをその身代わりにしようと思いたつ。自分を監視する父の手下の眼に、イアンが恋人であると映るよう振る舞うアイリーンだったが、イアンの身の上話を聞くうちに、彼が自分の叔母と再会するためにこの街へやって来たことを知り…。彼がひたむきに求めたのは、ありふれた家族のぬくもり。だが与えられた運命は、いたずらのようにもつれ、絡み合い、すれ違う…。青年・イアンの劇的な人生を綴った衝撃作!!

粋奥
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あらすじ

お料理、お洗濯、お掃除、お買い物…どこまでも寡黙に、しかし完璧以上の精度ですべての家事をこなす八重子さん。その献身っぷりは、愛する夫のためはもちろん、ご近所さんやたまたま行き会った見知らぬ人に対しても…!?傑作『G戦場ヘヴンズドア』連載終了後に月刊IKKIにてシリーズ2作品掲載された幻の短編が、電子コミックオリジナルで登場!著者自身が作品第1話の創作過程を丁寧に解説した「日本橋メソッド」を同時収録。

どせいまんしょん
土星マンション
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あらすじ

中学卒業を迎えた少年・ミツは、地球の35,000メートル上空で周囲をめぐる、上層・中層・下層からなる巨大な建造物・リングシステムで産まれ育った。卒業と同時に亡き父と同じ職業「リングシステムの窓を拭く仕事」に就いたミツは、父の死に対する疑念を抱きながら、超ベテランのパートナー・仁とコンビを組むことに…。

すいようび
水曜日
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オシャレで明るくて男子とも気軽に話せる女子高生… そんな夢は、高校デビュー失敗で脆くも崩れ去った! 地味女子街道をまっしぐら、自意識過剰とムダな性知識にさいなまれつつ、女子高生・鳩は今日もゆく! (←学校に)『マスタード・チョコレート』で第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した気鋭の著者によるエッセイ風コミック、多くの声に応えて待望の復刊!

高校デビュー失敗組は必読

nyae
nyae
ぴりおど
period
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あらすじ

父親からの暴力に耐え続けた幼い兄弟、ハルとヨキ。だが、父は入院を境に別人のようになり、今度は借金苦にあえぐ叔父夫婦が鏡島家にやってきて…。平穏を求める少年たちの戦いに“ピリオド”は訪れるのか…!?

じーせんじょうへゔんずどあかんぜんばん
G戦場ヘヴンズドア 完全版
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あらすじ

※完全版の内容(普及版との違い)・「カバー」「総扉」が描き下ろし・雑誌掲載時の本編カラーを復刻(第5話)・読み切り「粋奥」第1話を収録・巻末のキャラクター一覧(計7P)を普及版1巻の構図・服装のまま「現在の絵で」全て描き直し・巻末のおまけページのうち記事5枚分を削除(普及版1巻では引き続き読めます)【内容紹介】マンガを愛する高校生の鉄男。人気マンガ家の父を憎む高校生・町蔵。運命的な出会いを果たした正反対なタイプのふたりは、青春と呼ぶにはあまりにも過酷な「表現」の世界へと今、足を踏み入れる――! 「作品を生み出す事とは」「戦友とは」という2つのテーマをマンガ家とその卵たちの目を通して描ききり、「マンガ家マンガの伝説」と呼ばれた傑作が今、完全版として鮮やかに蘇る!!

非自伝的マンガ家マンガ!!

マンガ家マンガが大好きなのですが、こちらの作品は全然知りませんでした。今回、縁あってご紹介いただいて読んだのですが、めちゃくちゃ面白かったです!!! マンガ家マンガといっても、大きく分けて①自伝的な内容または特定の実在人物をモデルとしたのもの(まんが道・ブラックジャック創作秘話など)と、②マンガ家を主人公に添えつつも特定のモデルはなく、架空の物語のもの(バクマンなど)がありますが、本作品は②のパターンです!! バクマンもジャンプ連載作品だけあって、少年漫画的な熱さがありましたが、本作品もかなり熱い!!!シンプルに話が面白く、目頭が熱くなることが度々ありました!全3巻と読みやすいボリウムですが、内容はすごく濃いと思います!!! 読者への人生の教訓というか、メッセージ性も非常に強く、わたしもがんばらないといけないな、と自然と思わせられます。逃げ出したくなったときに改めて再読したい、そんな作品です!! 印象に残ったセリフは以下のとおりです! 「見ろよこの青い空 白い雲。そして楽しい学校生活。どれもこれも君の野望をゆっくりと爽やかに打ち砕いてくれることだろう。」 「君にこれから必要なのは絶望と焦燥感。何も知らずに生きていけたらこんなに楽なことはないのに。それでも来るか、君はこっちに。」 バクマンの方は少年マンガ的なピュアな情熱を持ったキャラが主人公でしたが、こちらの登場人物たちはかなり痛々しさ(あえてそういう風に描写されてるんだと思われます。)があり、そこは好き嫌い分かれるところかもしれません。

酒チャビン
酒チャビン
今日を歩く
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あらすじ

晴れの日も雨の日も雪の日も、あるいは実母が亡くなった翌日も、毎朝同じ道を散歩する著者。いつもと同じ人とすれ違い、いつもと同じ犬を見る。でも、考えることはいつも違う。新たな発見が、毎日ある。『ぼのぼの』『かむろば村へ』『I【アイ】』で、世代を問わず注目を集めているいがらしみきおによる日常哲学エッセイコミック!

さらい屋五葉
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気弱で恥ずかしがり屋の浪人・秋津政之助が、足踏み入れたるは裏稼業…?本当の“絆”とは何かを問う、艶色大江戸絵巻!!気弱で恥ずかしがり屋な性格が災いして、藩から暇を出されてしまった貧乏浪人・秋津政之助。用心棒の職を転々とするものの、その頼りなげな風貌から、こちらもすぐに断られるという日々を送っていた。そんなある日、街で偶然出会った遊び人風の伊達男・弥一に用心棒を依頼された政之助は、これ幸いと請け負うが…。

ブランコ
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心優しい少女・ブランコと、彼女を取り囲む人々との少し不思議で暖かな世界。父と母とも不在の時間に、彼女はゆっくりと成長してゆく……。

はじまりのりゅうとおわりのりゅう
はじまりの竜とおわりの龍
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あらすじ

竜と共に生き、龍と共に死んでゆく―― 月刊IKKI最後にして 最大級の新星が圧倒的な筆致で描き出す、ハイファンタジー 読み切りシリーズ、ついに単行本化。大水の後、腹を空かせてさまよう女。行き場を失った男。そして、子を探す老人。やがて女の胎に宿った命、それは。(「竜と三人」)。龍を育ててきた里。しかし、その力を恐れた権力者らが里に襲いかかる。龍と命を結びつけている竜使い達は…。(「鳥来る」)。雨の降らぬ村。飢えと貧しさに苦しむその地に「雨ふらせ」を名乗る男が現れた。しかし、村には不可侵の秘密があり…。(「雨ふらせ」)。月刊IKKIおよびビッグコミックスピリッツ増刊[ヒバナ]に 掲載された上記三作品に、単行本描き下ろしとなる「竜公」を 加えた全四作品を収録。

つちだせいきたんぺんしゅうのーさんきゅーのーさんきゅー
土田世紀短編集 ノーサンキューノーサンキュー
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ギャンブル好きで無職の大山は、小学生の娘・織江とふたり暮らし。ある日、知人の警察官・蒜山の家に金を借りに行くが、彼は妻と死別して独り身であるにもかかわらず、きちんと掃除の行き届いた部屋に住み、酒のツマミも自分で作れる几帳面な男だった。寂しさを紛らわすため、ゴルフにラジコン、バードウォッチングと趣味に打ち込もうとする蒜山。一方、そんな気晴らしすら見出せない大山は、夜間、街に出かけてはベンツのエンブレムばかりを盗み続ける…。収録作品:ノーサンキューノーサンキュー/バカ/HOTMOON/恋はどうだい/キャット空中一時停止

花ボーロ
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あらすじ

学校の裏庭に迷い込んできた栄養失調ぎみの野ウサギ。これをクラスで飼うべきか、森先生は生徒たちと相談するが、なかなか意見がまとまらない。ひとまず元気になるまで飼うことになり、ポロポロウンチが出るまでに回復したころ、不思議なことが起きだした。それは、上からフタをしてダンボール箱に入れたはずのチーコ(ウサギの名)が、朝になるといつも外に出ているというもので…。「学校」を舞台に、明るく楽しく…そして時にはホラーな短編連作全10話を収録!!収録作品:教室の兎/オトノハコ/学びの庭/ウチマス/坂の上/夜の王国/悩める先生/かまとりさんは空を飛ぶ/童(わらわ)/花ボーロ

わいるどまうんてん
ワイルドマウンテン
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あらすじ

▼prologue▼第1話/男はとっても寂しいもの▼第2話/すばらしい日々▼第3話/チャイルド・オブ・ザ・ユニヴァース▼第4話/イエスタデイズ・ヒーロー▼第5話/アイ・ソー・ザ・ライト▼第6話/パレード▼第7話/ハヴィング・ア・パーティー▼第8話/雨を見くびるな▼第9話/不滅の男▼GINZOGAKUDANMONOGATARI●主な登場人物/菅菅彦(元・地球防衛軍隊長。最近退職してワイルドマウンテン町の町長に)●あらすじ/中野区内に、ひときわ高くそびえる大きな山。そこに「ワイルドマウンテン町」は存在する。ここの町長・菅彦は、最近まで地球防衛軍隊長を務めていて、この日は当時の部下・小柳くんが退職金を持ってきてくれた。目の前に積まれた札束はなんと2000万円。その金額に、菅彦は改めて失ったポストの大きさを再認識する(第1話)。●本巻の特徴/店といえばジューススタンド、家を建てる立地は急斜面。エリート隊長職を捨て、10世帯そこそこの町(?)の町長に収まったワケあり男の、のどかでヘンテコな日々が描かれる。●その他の登場人物/小柳くん(地球防衛軍隊員。菅の元部下。率直な性格)、本田くん(地球防衛軍軍用車。歩くし話す)、本厚木(地球防衛軍隊長代理。菅とは防衛大学時代からのライバル)、淵野辺さん(ワイルドマウンテン町住民。銀造が心の支え)、銀造(淵野辺さんの孫。この町唯一の子ども)、神保さん夫妻(ワイルドマウンテン町住民。奥さんは美人)

きとうもひろたんぺんしゅうざんしょ
鬼頭莫宏短編集 残暑
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あらすじ

『ぼくらの』の俊英・鬼頭莫宏の軌跡がここに!幻のデビュー作『残暑』から短編『ポチの居場所』まで、珠玉の7編を収録!!妹思いの少年と、お兄ちゃんっ子の妹・あきこ。妹は先ごろ交通事故で死んでしまったが、彼女の部屋は、ただ机の上に一輪差しの花が飾られているほかは何も変わっていない。そんな折り、誰もいないはずの自室に帰ってきた少年は、思いがけずあきこの幽霊と出会ってしまう。「思い残すことがあって」帰ってきたあきこは、兄妹でデートに行こうとお願いして…。

放課後のカリスマ
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あらすじ

▼第1~6話●主な登場人物/神矢史良(偉人のクローンのみが通うセントクレイオ学園において、唯一の“非クローン”)●あらすじ/西暦二×××年、世界中の偉人のクローンたちが通うセントクレイオ学園で、唯一の非クローンである神矢は「音楽の勉強がしたい」と願うマリ・キュリーのことを、学園の教師である父に相談。だがその直後、マリは「転校する」との言葉を残し学園を去ってしまった。一方、学園の先輩“クローン・ケネディ”が衆人環視のもと暗殺されて…(第1話)。●本巻の特徴/歴史に名を残した偉人達のクローンばかりが通う学園に、一般人は神矢ただひとり。クローンの苦しみとは!?ただの人間の哀しみとは!?異色学園ファンタジー第1集!!●その他の登場人物/マリ・キュリー(キュリー夫人のクローン。音楽を学ぶために転校していったが…)、フロイト(ジークムント・フロイトのクローン)、ナポレオン(ナポレオン・ボナパルトのクローン)、一休(一休宗純のクローン)、エリザベス(エリザベス一世のクローン)、ナイチンゲール(フローレンス・ナイチンゲールのクローン)、モーツァルト(ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのクローン)

よいこのみらいかんぜんばん
ヨイコノミライ [完全版]
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あらすじ

気鋭・きづきあきらが「オタク」と「腐女子」の姿をリアルに描き出した、痛く切ない青春物語!門倉高校の1年生・井之上は漫画研究会の部長。漫画に対して人並みならぬ高い志を抱いているが、他の漫研部員たちは全くやる気なし。漫画やアニメの雑談に興じてばかりの彼らをなんとかやる気にさせるべく、ひとり発奮する井之上だったが…。日々オタク話に興じるだけの、ゆる~い青春を謳歌する漫画研究会。ところが、一人の可憐な少女によってもたらされる毒が、彼らの安穏とした日常を揺るがせ始める!自尊心、劣等感、そして恋心──暴かれた彼らのリアルな感情が軋む、青春群像!!

とんがりたなとす
とんがりタナトス
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あらすじ

千葉から片田舎に引っ越してきた主人公・モロハ。周りと馴染めずに、恋も青春の謳歌も諦めようとしていた… ところに 突如、頭にできたコブ“タナトス”。好意を寄せている隣の席の女子は、その地方のお姫様的存在。姫様を守る憂国の志士や、よそ者を嫌う不良たちなど邪魔者は大勢いるは、その娘を諦めようとしたらコブは大きくなるは、そもそもコブがあったら告白なんかできないはで、八方ふさがりのモロハ… でもいくっきゃないっ!! 田舎の伝統も頭のコブも、恋の前ではたいした障害では無い… のかっ!?

だーりんはごじゅうごさい
ダーリンは55歳
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あらすじ

見た目は若い、でも20歳年上――。自由業で55歳のダーリンと「年の差結婚」してみたら、こーだった! 35歳の嫁(筆者)がリアルに描く、日常実話マンガ。“20の年の差”ならではのギャップ、結婚観、両親の反応、子作りへの苦悩、そして将来(主に老後)への不安まで――。あらゆる日常をユーモアたっぷりに描く実録エッセイ。55歳のダーリンが繰り出す、マイペースで余裕たっぷりの言動の数々にも要注目!

よるくも
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あらすじ

この[世界]には、上・中・下、がある。富めるものの住む[街]。貧しいものの住む[畑]。その下に、深く、暗い[森]――。[畑]でうまい飯を出す高岡飯店。看板娘のキヨコは、母をささえながら店を切り盛りするはたらき者。ある日、店の常連の“裏の仕事の手配師”中田の頼みにより、[森]からやってきたという殺し屋「よるくも」の毎日のメシの面倒をみてやることになった。「よるくも」は[森]に使い捨ての子供として生まれ、感情を持たず、痛覚を持たず、読み書きの知識を持たないままに育ち、中田の指示により殺しの仕事を日々こなす青年。キヨコとよるくもが出会うことにより、[世界]は少しずつ壊れはじめる――圧倒的に鋭利な新才能が描く、愛と暴力の悲劇、開幕!!

まるひけいさつにじゅうよじぷらす
マル被警察24時+
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あらすじ

▼第1話/ノウハウ ▼第2話/赤山家庭事情 ▼第3話/王国再建 ▼第4話/更年期だ赤山 ▼第5話/タイムサービスだ赤山 ▼第6話/警視庁・秋の祭典 ▼第7話/赤山米騒動 ▼第8話/死のフチ・前編 ▼第9話/死のフチ・後編 ▼第10話/刑事犬(デカけん) ▼第11話/至近家族 ▼第12話/万引きランナー ▼第13話/テレパシー ▼第14話/刑事として ▼第15話/刑事、藤峰子 ▼第16話/赤山家庭事情II ▼第17話/刑事(デカ)適性テスト ▼第18話/上京物語 ▼第19話/赤山と水 ▼第20話/黒川弱る ▼第21話/2階同士 ▼第22話/コソ泥志願 ▼第23話/赤山家庭事情III ▼第24話/ホルモンの挑戦 ▼第25話/続・ホルモンの挑戦 ▼第26話/赤山VS宇野宙太 ▼第27話/藤、人を捜している ▼第28話/はたらくあかやま ▼第29話/落谷刑事 ▼第30話/団地24時 ▼第31話/古いモノ ▼第32話/ムボー君 ▼第33話/ムボー君II ▼第34話/藤、人を捜し当てる ▼第35話/過原(すぎはら)・前編 ▼第36話/過原・後編 ▼第37話/ムボー君VS宇野宙太 ▼第38話/ムボー君マジックショー ▼第39話/ムボー君マジックショーII ▼第40話/雨の日 ▼第41話/血だらけ ▼第42話/過原、考えが渦巻く ▼第43話/過原と赤山 ▼第44話/休日 ▼第45話/赤山、捕まる ▼第46話/黒川と間田(はざまだ) ▼第47話/再会 ▼第48話/ホルモンの歯 ▼第49話/マカナイの傘 ▼最終話/走れ赤山 ▼(被)警察24時+ ▼その後のホルモン ▼凶器カタログ’04 ▼高速扉道路 ▼けむたいあんた ▼ファンシー住宅●主な登場人物/赤川(ベテラン刑事。バツイチ)、黒川(若手刑事。素直)、藤蜂子(女刑事。多感)、ホルモン(刑事犬。鼻炎)●本巻の特徴/街の治安を守るハズの刑事たちが引き起こす、余計な事件! 小田扉独特のテンポで、個性派刑事たちが暴走、そして脱線する、脱力刑事ギャグ!!

ちなみのふうけい
チナミの風景
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あらすじ

今日も元気に登校しなければならない…はずの小学4年生・ちなみ。だが彼女は、家の前に建てられている奇妙で巨大な石の建造物の監視という日課に余念がない。なんのために造られたのか、全く理解できないちなみは、来る日も来る日も石と格闘している2人組、ドン貞吉とズゴックにイチャモンをつけに行くが…。猫目町に住む、ちょっとヒネクレたチナミは、町のあちこちにいる「変人」たちとなぜか関わっちゃう日々。あたし、そんなの全然望んでないのに!もう、何でなの…!?

きんぎょやこしょてんすいとうちょう
金魚屋古書店出納帳
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あらすじ

死んだ父が遺したマンガ本『サイボーグ009』を読んで、その主人公・島村ジョーを好きになってしまった中学生・江梨奈。「あと30年早く生まれて来ればよかった」と嘆く彼女がバスに乗っていると、偶然009のアニメ主題歌「誰がために」の着メロが流れてきた。その持ち主を追っていくと、見知らぬ古本のマンガ屋があって…。