『モテキ』の久保ミツロウが描く、高校生活タイムスリップストーリー!――高校生活3年間、友達も思い出も作らず卒業式を迎えた今村金一郎(いまむら・きんいちろう)。だが同級生の女子・暁(あきら)と階段から転げ落ち、気づいたら3年前の入学式の日へタイムスリップしていた!憧れていた女団長・宇佐美(うさみ)と再び出逢った金一郎は、応援団に入団し、宇佐美が独りで頑張る応援団の立て直しを目指す!!
学ラン×スカート×下駄、伝統ある応援団の紅一点――。熊本の伝統校に通う押耳心春(おしみこはる)、15歳。春から始めた部活は「応援団」! 熊本弁のマイペースな女ん子が、みんなに送る青春のエール! のんびり元気に、今日もこはる、声をはる! 応援団の学ラン女子の青春を描いた学園ショートショート、第1巻!
かつて、一世を風靡(ふうび)したガクラン体育会系Hギャグがついに復活やねん!!主役は、泣く子も黙る南河内大学応援団本部親衛隊隊長、その名ぞ青田赤道。お馴染みの「ちゃんわ、ちょんわ」や「クエッ、クエッ」のポーズを繰り出しながら、今日もひとりで嵐を巻き起こす!!ある日、南河内大学応援団に八尾大学応援団が殴りこんでくるといううわさが流れる。応援団幹部の間では、だれがきっかけをつくったのか犯人捜しが始まり、やがて一同の脳裏に三回生の青田赤道の顔が浮かんで…!!。
応援が生きがいの純情ボーイ福田新一(ふくだ・しんいち)は、応援団長としての最後の夏を終え、いよいよ受験態勢に突入した。しかし、何をやりたいのかわからず、悪友に誘われるまま東京・新宿に行くことに!女の子との突然の出会いで都会の渦に巻き込まれ……新宿のトップホスト・ウメさんちに居候!?新宿の街に集まるいろんな人の人生を応援します。もちろん女の子だって!
24時間旗を持って倒れなかったという伝説を持つ、愛染高校ピンホール応援団の雄方男旗。ある時、自分を狙った剣山高応援団の二人を返り討ちにした雄方は、剣山高応援団を潰すと宣言する。剣山高の団長は、団が潰される理由に心当たりがなかったが、間もなくして理由が発覚し、その理由に激怒する!一方、愛染高のスケバン・真野涼胡は、中学時代に超不良だった雄方が、学校のゴミ拾いをするほど真面目になったことに不満を抱いていて…!?
どおくまんプロ秘蔵の読み切り短編中心のお蔵出し作品集!!第1巻には「嗚呼!!花の応援団家潰しの赤次郎の巻」ほか9編を収録。舞台は明暦元年、剛田一家にかわって新興ヤクザの薬痴寺組がとりしきる河内の宿を通りかかった謎の男は、そこで薬痴寺組の連中に絡まれる娘・お静(しず)を助ける。名前も告げずに去った謎の男がキセルをくわえていた事から、お静は彼が十年前にいなくなった青田赤次郎(あおた・せきじろう)だと言い出して……!?
5万5千の熱狂渦巻く甲子園球場。その大観衆を束ねることができるのは、「阪神タイガース私設応援団」の中でも“センター”と呼ばれる者だけ…。応援団と出合い、人生が変わった男・桜坂嵐。目指すはセンターとしてこの戦場を仕切ること! 今、甲子園球場・ライトスタンドに熱い嵐が吹き荒れる――――――!! ︎※こちらの作品は、以前配信しておりました『心おきなく正気を捨てえ!!』を再編集したものです。重複購入にお気を付けください。
乙女小説に夢中な女子高生・桃子が初めてホントの恋をした! 野球部のエース・大嶋くんに近づこうと廃部寸前の応援団に入った桃子は、ひょんなことから団長になってしまった!! 青春「応援」恋愛ストーリー登場!
バンカラ野郎・加賀城団長率いる東嶺高校応援団に入部しちゃった天然むちむち娘・はるかちゃんの一挙手一投足にご注目あれっ!! 天然美少女×熱血応援団コメディ!! ※こちらは巻末に電子版のみの特典ペーパーがついている特別版となります。
漢華高校の応援団団長・神崎夜叉丸は甲子園予選を前に交通事故にあってしまう!! 瀕死の彼が後継者に任命したのは妹の神崎凛で…!? 異色の癒し系応援ギャグコメディ!
新入生で応援団マネージャーを務める千穂美は応援団長の真世美に恋してしまいます。しかしある日、千穂美は副団長の浜田からデートに誘われ…。多田かおるのデビュー後間も無く発表された作品。
おっす! おれ優希。れっきとした女だけど、ガクラン着て応援部に所属してるんだ。今度おれたちの女子校は男子校と合併して共学になることに。だけど相手の学校の応援団長は「女はいらない」なんて言うんだ。生徒会長の提案で女子応援部をつくることになったけど、用意されたのはチアリーダーの衣装で…!? 表題作の他、モデルで中学2年の女の子の恋を描いた「妹でいられない」など、全4編収録した五十嵐かおるドリームセレクション3!
伝統ある男子校・翔龍高校が共学化され、新たに女子生徒を迎えることになったその年、型破りな女の子が入学してきた。その名は愛染リンナ!!その学園の伝説の存在である父親のあとを追って、応援団長を目指すリンナだけど……?男だらけの学園に、オンナの意地が燃えあがる!!恋と友情のスクールライフ、第1巻!!
遊佐未冬は高校1年生。なぜか女の子に縁のないはずの応援団に勧誘されてしまいました。マネージャーをするものだと思い込み、入った未冬でしたが、なんと彼女の役割は…!?
女系家族で育った胡女は、高校入学をきっかけに男らしくなりたいと考え応援団の門を叩いた。しかし思っていた硬派な応援団とは様子が違う…。助けを求める者を見殺しにする彼らに啖呵をきり、胡女はたった一人で暴走族に立ち向かうのだが…!?男を磨け、多古西応援団!!
ヒロトは横幡高校に入学したばかりの1年生。ある朝、登校中のヒロトの側に救急車がやって来た。ところが道は違法駐車の車だらけで、救急車は通れない。するとそこに、リーゼントに長ランというクラシックな応援団スタイルの男たちが現れた。彼らは止まっていた車を片っ端から押し倒し、道を開けてしまう。唖然とするヒロト。彼らこそが泣く子も黙る「横幡高校応援団神咲組」だった!
吹きすさぶ嵐つきます燃えしきる命のつぼみ天下御免のちありーだー無邪気馬鹿女五人衆!快晴高校を勝たせるため、あの手この手の応援で、今日も彼女たちは突き進むっ!
タイムスリップ含む広義のループものが好きなので、 本作も最初は読んでたいたのですが、途中で挫折。 (8巻あたりの演劇の所) 終わりってどうだったけかな?と気になったので一気に読んでみました。 このきっかけは、久保ミツロウ先生の作品って、 毎度、え?これで終わり?的な感覚を残されると、 そこかしこで言われていた(主に読者レビュー)のを目にしたから。 本作も同様のことが言われていた。 自分自身、好きな作家さんなので、作品には全部目を通しており、似たような感覚は経験しているからよくわかった。 だけど、本作を読んでわかったんす。 あくまで個人的な意見なのですが、久保ミツロウ先生は 「最後だけ決めて描いている」 んじゃないかってこと。 最後にこれだけ伝えたい! ってことがあって、そこから物語をスタートさせているじゃないかってこと。 物語のつくり方としては、ある意味正しいのですが、 久保ミツロウ先生の場合、最後だけがバッチシ決まってて、その勢いで舞台や設定が決まり、導入に戻り、そして勢いが続かず中盤がちょとダレる。(失礼) そして、ダレた中盤から、まくしたてるように結末に向かうから唐突感がすごいんだろうと。 そう考えて読むと、妙に納得ができ、理解が深まったんです。 (繰り返しますが、個人的な感想です。) 本作で言えば、最終巻が言いたいことの全てだと思います。 自分の中では、タイトルのとおり。 未来がわかると、人は頑張らなくなる。 どうなるかわからないから、あれこれ悩み、考え、がむしゃらになったりする。 例えそれが良いものであって、悪いものであっても、未来がわかることは絶望なのだと。 それが言いたかったのかな~と思いました。 結局のところ、繰り返すこと、やり直すことー「アゲイン」ーに、あまり意味はなく、未来がわかったからといって、本質的には何も変わらないのです。 最後の今村がそうでしょう。 そこから、他の巻のエピソードを読むと、自分的には得心がいきましたよ。 その中で、だからこそ何度やり直しても変わらない「思い」があるってとこには、グッときましたね。 また一つループものの名作に出会えました。