この漫画がなければ『赤灯えれじい』は描けなかったーー。きらたかし、幻の初期作品が上下巻完全版で同時発売!! きらたかし、幻の初期作品が上下巻完全版で同時発売!雑誌「ティーンズロード」(ミリオン出版)に連載されていたこの物語は、実在したレディースチームを取材し、彼女たちが駆け抜けた色濃い青春の日々をセミドキュメンタリーにした作品だ!上・下巻合わせて単行本未発表15話分+描き下ろしエピローグも完全収録!共感度満点の大阪純情ラブコメディ『赤灯えれじい』はここから生まれた!
奴の名は大河内三郎。またの名をエリートヤンキー。春、それは希望の季節!だが、徳丸学園の新入生、大河内三郎には空前の大不幸が待ち受けていた!伝説の不良・大河内一郎、二郎の弟というだけで三郎は番長に祭り上げられ、三郎軍団なる組織まで結成されてしまう。そして、それを気に入らない連中が次々と三郎を狙い始めた!だが、三郎は気の弱い普通の高校生だったのだ……。ウワサの不良王苦悩アクション漫画、いよいよ第1弾、発射!!
弾丸道路に一つ星! 湘爆二代目リーダー江口洋助を筆頭にアキラ・マル・サクライ・ハラサーの5人が赤いスイングトップに一つ星を背負い、ロックンロールを響かせ湘南海岸を駆け抜ける!! 80’sを席巻した、語り継ぐべき青春漫画の決定版が電子書籍版で登場!
ワシは王様になるんじゃああああっ!!!1979年、広島――。この町に王国を作らんと暴れ回る小学生、通称ギッチョこと佐川義10歳!!とある日、仲間のコージらと出かけた隣町の鬼祭りで“四匹の鬼”と出くわした事が、少年の運命を根こそぎ変えてゆくのだったッ!!超熱望!!田中宏が描く“究極の廣島魂”、ここに開国ッ!!!
ドアホ大阪走り屋漫画!!グルグル大阪、バチバチ環状!そらもう、股間のピストンうずきっぱなしじゃ~ッ!!三度のメシよりナンパが好きや。モテまくって、ハメまくって浪花の青春ヤリタオシ。ごっついローンも屁やないど。買(こ)うたらんかい、新車のシルビア。腕(テク)はないけど、スケベ根性負けません。オトコ18歳、環状デビューじゃい!!
時は1980年代、横浜に「日本最強」と謳われた暴走族があった。この物語は、「悪魔のドルフィン」と畏れられチームを束ねた一人の男とその仲間によって築かれた「伝説」の記録である。横浜リアル暴走族浪漫、爆誕!!
暗闇の湘南ルート134……十字架を背負い駆け抜ける蛇の群れ、BIKEPACK輪蛇。その強さと優しさで真の男を魅せつける“騎士列伝”がリマスター新装版で登場!夜行蟲との激闘を描いた「輪蛇抗争編」収録の第1巻!!
オレは創山さとみ。千葉を二分する暴走族・房州狂走会レディースの総長だ。敵対する暴走族・悪魔女族(ゾンビイ)の奴らとの戦争を目前にしている。だが、その前にケジメなきゃいけないことがある!ガキの頃から慕っていた田尾正希にオレの処女(バージン)をやるのさ――。惚れたオトコにゃ愛を貫く、筋の通ったレディース道!?
『地雷震』『スカイハイ』の高橋ツトムが描く1980年、東京。歪んだ青春が幕を開ける!転校、ダチとの出会い、集会への誘い。そして咆吼と暴力の渦中、圧倒的な解放感が支配する「族」の世界へ!濃密な時間のなか、「少年」から「不良」へ瞬く間に変貌を遂げるタカシだったが……!?世代を問わず「不良」に感応する読者の絶大なる共鳴を集め、「アフタヌーン」にて大好評連載を果たした青春群像劇!!
「きたねえ大人社会に眠れない夜を……!!」 私立湘南昴高等学校在学の西湘狂走族(バイパス)世路死苦の5人。メンバーがやっと集まり、旗揚げの機会を虎視眈々と狙っていた。そこに、紅一点、先蜂隊・魅羅がとある情報を掴んできた。それは、旧246相模大橋ともぐり橋のたもとでルート1の東京総支部と神奈川総支部が総勢80名で4代目をめぐりウチワのつぶし合いをしているというものだった。これはチャンスとばかりに現場へ急行する世路死苦メンバーたちだったが……!?
暴走族GOLDPANTHERの元総長・蜂矢省吾が無所属議員になって、悪しき因習を壊して、正義のゾク議員を目指す暴走痛快ストーリー!!夜間工事通行止のために暴走族が走れないことを市長に陳情する蜂矢だったが、軽くあしらわれたことに腹を立て、自らが議員となってゾクが安心して走れる街づくりを目指すのだが!?
番場は小さい頃からの仲間の成田、半田、梶原、大石と2年生にして亜茶中学をしめていた。馬場は今時はやらないヤンキーが嫌で、中学を卒業したら仲間とも縁を切って、都会の高校に行き彼女を作って楽しくやって行こうと考えていた。しかし、馬場以外の仲間は、番場を総長に暴走族を作ろうと言い出す。暴走族を始めたら高校にいっても縁を切れないと考えた番場は反対するが、仲間の勢いに押されて「アチャーズ」という暴走族を作ることになる…。
泣く子も黙る名門暴走族「鬼羅舞(きらぶ)」、その特攻隊長・神雷大介(じんらい・だいすけ)をはじめとするメンバー達の活躍を描いたヤンキーコメディ。暴走だったら誰にも負けない名門暴走族・鬼羅舞に憧れる高校生・田山(たやま)と速見(はやみ)は、総長にやる気を認められて鬼羅舞の一員となる。しかし田山と速見は、暴走に出発する鬼羅舞本隊とは別コースに連れて行かれて……!?
博多へやってきた菱川龍二(ひしかわ・りゅうじ)は、喧嘩を売ってきた男達を殴り倒す。その男達は「デストロイ」の一員であり、それが原因で龍二は「デストロイ」と「ラッキースター」の暴走族抗争のきっかけを作ってしまう。そして太明中に転校した龍二は、番長・葉山(はやま)とのタイマン勝負に勝って、番長連合の頭となるのだが……!?
カモなマイ族(チーム)エロビデオ観賞が趣味の加茂。しかしいつも、まがい物ばかり掴まされている。後輩の健児に突っ込まれてマジ切れ、ぶん殴ってしまった。加茂の属している暴走族『死異悶鬼威』の頭・香川が、解散のかかっている次の集会を打ち合わせ。ところがそこに、かつて加茂にボコボコにされて行方不明になっていた仙堂が、ヤクザになってやって来ることが判る。顔を合わせたらヤバイと、加茂には集会を一日遅らせて伝えたのだが…。意外と気楽で楽しい、暴走族ライフ。「カモなマイ族(チーム)」以下「激安車に疑惑アリ?」「原因不明抗争月間」「テレクラナンパ大作戦」「V.Sチーマー」(前編)(後編)を収録。
女に捨てられ、働かなければならなくなった暴走族・走愛會のリーダー宮城傭平は、プロフェッショナルを目指す為に業界最大手の派遣会社、株式会社モストマンチョイスに入社する。傭平が配属された第9課への依頼は、変な仕事ばかりだが、持ち前の暴走族魂で熱血労働する。
90年代の暴走族雑誌「ティーンズロード」で連載していたバリバリのレディース漫画。この頃はまだ暴走族系の雑誌が残っていたが、時代の流れとともに雑誌自体が廃刊となり連載が終了。2008年に上下巻の完全版の発売を最後に絶版状態が続き、2021年5月に電子書籍でまた復刊された。 作者・きらたかし氏が、実在のレディースチームを取材したエピソードを元にしたストーリーで、小さい頃からいじめられっ子だった少女が暴走族に入り、徐々にたくましく成長していくという物語だ。レディースという存在をかなり本気(マジ)で描いてるので、バイクを改造するわ、殴る蹴るの暴力は当たり前、タバコ酒、クスリ、男絡みの喧嘩など過激な描写も少なくない。普通の漫画だったら、美談になりそうなエピソードであっても決してそうは描かないのはリアルさを重視していると思われる。きらたかし氏の描く女の子はみんな純情な雰囲気を持っているのだが、そういう子がグレていき立派な族になっていく過程の生々しさといったら凄いのだ。 レディースにはレディースの仁義があり、男の暴走族とはまた違った仲間意識だったり、流儀があることがこの漫画を読むとよくわかる。あとがきを読むと、レディースの方々からの評判はかなり良かったらしく、令和になった今でも電子書籍で復刊されたというのも、いまでも根強い支持がある作品なのかもしれない。 「赤灯えれじい」のチーコの原型となった作品とされてるが、個人的にはそれと切り離して読んだほうが良いと思う。チーコ的な何かを求めてこの作品を読もうとするのはおすすめしない。