ご存じファーストガンダムの安彦版コミックがついに登場。アムロがガンダムを起動させ、シャアとの壮絶な闘いを繰り広げる様を綿密に描く。ファン必見必携の1冊。
宇宙世紀0136年。トビアたちクロスボーン・バンガー・バンガードは、木星帝国軍新総統カリストが企てる「神の雷計画」を阻止すべく立ち上がった。一行は2週間で木星へ辿り着くための術を求め、サナリィへと向かうが…。
オペレーション・メテオ再び!カトキハジメによって生まれ変わったガンダムに乗り、新生『新機動戦記ガンダムW』が今、始動する!新たに描かれるデュオやヒイロたちの戦いを見逃すな!
1978年、富野ヨシユキは昔の同僚である安彦ヨシカズの元を訪れ、あるアニメの企画書を手渡す。その企画書こそ、後に一大ブームを巻き起こす国民的アニメ『機動戦士ガンダム』だった…。
新しい機動戦士ガンダムの決定版! ジオン軍から逃亡した裏切りの連邦部隊=アグレッサーに所属する少年パイロット チェイス・スカルガードの運命は!? 孤立した組織の中で彼は何を想って戦うのか!?
人類が、増えすぎた人口を宇宙に移民させることで始まった「宇宙世紀」。そして宇宙世紀0079年、地球から最も遠い宇宙都市・サイド3が「ジオン公国」を名乗り、地球連邦政府に対し独立を宣言。戦争を挑んだ。開戦から一年近くが経つ現在、大規模な戦争により破壊されたスペースコロニー(人工の大地)や戦艦の残骸が大量に舞う暗礁宙域・通称“サンダーボルト宙域”では、制宙権を握るジオン公国軍と、奪還を目指す地球連邦軍による激しい戦いが行われていた―――。『MOONLIGHTMILE』でリアルな宇宙開発を舞台にロマンを描く太田垣康男が、自らのルーツである『機動戦士ガンダム』に挑戦!驚愕のメカ描写、太田垣流リアリズムを背景に激突する、蒼き主人公たちの躍動に注目を!!
左利きのザク、出撃。宇宙世紀0079。地球から最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑む。一年戦争と呼ばれるこの戦いは激化の一途をたどり、総人口の約半数を死に至らしめることに。そんな中、宙域では戦況打開のため、ジオンによる新たな部隊が編成されていた。隊長機は、「左利きのザク」そのパイロットの意外な正体とは―――!?
ガンダムと忍者漫画に精通した“わかっている”アイデアが秀逸。多数の“忍”専用モビルスーツのバリエーションも楽しめる上に、スピーディーでありながら密度も高い! 今でもファンが多い旧バンダイ出版課のコミックスを代表する1冊です。大気圏突入奥義「イズナ落とし」は先頃もネットで話題騒然! 今回、電子書籍化するアスキー・メディアワークス版(2005年)カバーのモビルスーツ“Gの影忍”リニューアルデザインはメカデザイナー柳瀬敬之氏。・プロモデラーNAOKI氏が原型制作したガレージキット「Gの影忍」(キャラホビ2011で限定発売)のフォトグラフ、バンダイ版コミックス表紙、柳瀬敬之氏の設定画などを特別収録【あらすじ】宇宙世紀は戦乱の世。その漆黒の闇を人知れず駆ける影…それが忍びである。義を重んじる忍の者リョウガは、最重要機密であるジオン要塞の見取り図を託され、専用モビルスーツ”G”を駆り連邦軍司令部に急いでいた。しかしそこにジオンの放った三人組の刺客(モビルスーツ)が急襲。「ミノフスキー隠れの術」など様々な忍術を駆使して一人ずつ打ち倒すものの、最後に残った敵の頭とは力の差が歴然だった。その時心の中に師匠の言葉が響く「リョウガよ心眼を極めよ!」、我に返ったリョウガが心を静め悟りの境地に入った瞬間、目の前に「悟」スイッチが現れた!
宇宙世紀0079、11月11日地球連邦軍モンタナ基地に一機のテスト機と同機体の機付長(シューフィッター)として着任したクリス。だが教導隊との模擬戦の最中、テスト機は暴走してしまう。その時クリスは…!
宇宙世紀105年、秘密結社マフティーは腐敗した地球連邦政府に対して、粛清を宣言する。次々と政府高官を粛清していくマフティー、そのリーダーであるマフティー・ナビーユ・エリンは、かつてシャアの反乱で想い人クェスをその手に掛けた、ブライト・ノアの息子、ハサウェイ・ノアなのであった――。富野由悠季著「ベルトーチカ・チルドレン」の続編として執筆された「閃光のハサウェイ」を漫画版ベルトーチカに続いてさびしうろあきがコミカライズ。
SDガンダム30周年記念×ヤンマガ!豪華作家陣による新作アンソロジー!超美麗フルカラーポスター&ときた洸一の単行本描き下ろしコミック収録!【参加作家(※敬称略)】横井孝二 やまと虹一 ときた洸一 ArkPerformance 今井神 大童澄瞳 岡本倫 貞松龍壱 高田裕三 武井宏之 天神英貴 蒔島梓 皆川亮二 森本がーにゃ 【収録内容(一部)】◆外伝と戦国伝を繋ぐ物語「異説 真悪参伝」&単行本用描き下ろし頑駄無サイドストーリー(ときた洸一)、◆『超戦士ガンダム野郎(ボーイ)』キャラクターたちのオールスターイラスト(やまと虹一)、◆SDガンダムキャラクター大集合イラスト(横井孝二)など。
宇宙世紀シリーズ映画「機動戦士ガンダムNT」を、「ガンダムUC バンデシネ」のタッグ福井晴敏×大森倖三が、映画では描かれなかったオリジナルエピソードなど新要素を盛り込み堂々コミカライズ!!
この物語は火星から始まったティターンズ再起を描く。彼らの願う夢――「輝ける星をもう一度」とは、何を意味するのか? 歴史に紡がれた彼らの戦いの記憶をここに刻む。
宇宙世紀0089年――第一次ネオ・ジオン戦争は終結したものの、地球圏の騒乱は未だに続いている時代。サラミス改級巡洋艦“デルフォイ”に赴任してきた地球連邦軍の兵士ヨーンは、想い人のアイリスと一年ぶりの再会を果たす。しかし再会を喜ぶのも束の間、ネオ・ジオン残党が小惑星基地“ダモクレス”を占拠したとの報せが入る。地球に新たな危機が訪れようとしていた……。時代が大きく動こうとするその時、ヨーン駆る黒いMS・ガンダム[グリンブルスティ]が目を覚ます!!
U.C.0092――「忘れられたコロニー」ムーン・ムーンに暮らす光族の少年・ユッタは、コロニーに流れ着いたモビルスーツの残骸を目撃するのだが…!? 福井晴敏が手掛ける新たなガンダムサーガ始動! 大増ページ収録の1巻&2巻、計500ページ超を一挙に2018年9月同時発売!いま、禁断の宇宙世紀が語られる――。
ガンダムイベントレポート漫画集「松戸アングラー隊」が初単行本化!2004年に千葉県松戸市、松戸駅前にあった松戸バンダイミュージアム!その地下一階シアターB-oneでのみ上映されていた「機動戦士ガンダムMSイグルー」へのレポートに端を発し、あらゆるガンダムイベント、ガンダムグッズ、ガンプラ、ガンダムゲームに突撃取材をかけ、レポート漫画にしていく徳光康之が「それいけ!松戸アングラー隊」と題して月刊ガンダムA誌上で不定期連載していた作品!単行本化を熱望する声は多数あったが、何故か紙の印刷版は発行される事はなく、今、ここに電子書籍として初めて単行本化された!第1巻の本書は「松戸アングラー隊」と名乗るキッカケとなった2004年の松戸バンダイミュージアムでのみ上映されていた名作フルCG作品「MSイグルー」の第1~3話のレポート、「MIA」こと「モビルスーツ・イン・アクション」2004年発売のドム・セカンドバージョンおよびリック・ドムの完成品レポート、傑作ゲーム「ギレンの野望」を1998年のセガ・サターン版回想から2003年のPS2版「ジオン独立戦争記・攻略指令書」までを徹底プレイレポート!さらに巻末にガンダムA2002年冬号通巻第3号掲載の読切りで、漫画家と編集者のガンダム漫画のネタだしバトル「喫茶の攻防戦」と電撃ホビーに掲載されたカラー漫画「徳光四十郎ジークドム」を収録!巨大化し続ける「ガンダム」世界をイベント、グッズ、ゲームといった周辺コンテンツから読み解こうとする意欲作!ぜひ、御一読ください!
原作小説11巻に収められている短編「戦後の戦争」の中で描かれた「シナンジュ強奪作戦」を題材とした、『ガンダムUC』の前日譚にあたる物語!!
Ark Performanceが贈る、ガンダムと宇宙世紀の新たなる一ページ。時は宇宙世紀0096。「第二次ネオ・ジオン抗争」で分断された小惑星アクシズに向かう地球連邦軍調査団の中に、一人の美女の姿があった。彼女の名は、アルレット・アルマージュ。かつて「赤い彗星」と呼ばれた男の影を追い、少女はふたたび、アクシズへと帰ってきた。その前に立ちはだかるのは‥‥ガンダム!
宇宙世紀0089年、かつて木星帰りの天才と呼ばれたパプテマス・シロッコと関係があると思われる主人公マシロ・オークスは謎のガンダム・・・オーヴェロンと出会い、新たな戦乱へと巻き込まれていく。
クーデリアの地球への護送と、アーブラウ代表指名選挙を巡るエドモントンでの功績により、三日月たち鉄華団を取り巻く環境は一変した。テイワズの直系団体となり、火星でのハーフメタル利権を得た彼らの下には入団希望者が押し寄せ、地球支部を開設するまでに至る。その一方、軍事組織ギャラルホルンの腐敗があらわになったことで、世界の治安はさらに悪化し、戦乱の種が蔓延しつつあった…。ギャラルホルン内部にも不穏な空気が流れはじめ、彼らはやがて大きな運命の流れに巻き込まれていく――。『鉄血のオルフェンズ』第2期、ここに開幕!
宇宙世紀0079…。激化する1年戦争の最中、戦う事を放棄し、軍から脱走した男「ククルス・ドアン」。ファーストガンダムより登場するも、未だ明かされることのなかった彼の謎が今、明らかに!!
1年戦争を舞台に繰り広げられる、隠されたもうひとつの「ガンダム」の物語。人の手によらず、AIによって機動する封印された“ゼファーガンダム“。戦いの中でゼファーは学び、そして大いなる力を発揮してゆく。松浦まさふみの描く伝説のガンダムコミック、25年の歳月を経て堂々の復活
2024年3月17日 「また、死ぬよ!」(伝説の大根役者ロバート・コーツの「迷演技」,リーダーズダイジェスト『世界不思議物語』より引用) 安彦良和による表情がコミカルでいいんだけど、一年戦争後期のギレンとかシャアが中々しやがらないんだ、これが。仏頂面や一物抱えた薄笑いばっかりでさも自分等をアレクサンダー大王やナポレオンと思ってるんだろうね。あの芝居がかった態度は。それが大変不気味であるんだが、不気味ゆえに彼らは強い。彼らの心持はナポレオン、カエサルであるからだ、英雄は容赦を知らない、それ故負けも知らない。 それに比べるとホワイトベースの乗組員はケツの青いひよっこもイイとこ。たかが仲間が将軍を尻に敷くと言う粗相をした程度で目を丸くして開いた口が閉まらない。彼らの振る舞いもまた芝居がかってるが、ギレンやシャアと違ってそこには英雄を憑依させた凄みなんか無い。あるのは一身上の苦悩と戦場での生の証を立てようと足掻く青臭さ、それだけだ。 然し、彼らはハムレットやヒットラーを憑依させて何かしらの大物になろうとしているシャアやギレンと違って自分を生きている。彼らが英雄にのめり込み過ぎて自分でも何でもない暴力の化身になり果てているのに対し、ホワイトベースの乗組員はちっぽけな自分でしかないが、それを貫徹していく最中に英雄に届かなくても何かしら自分を語るヒストリーを身に着けた。詰り立場は逆転したのだ、余りにも豊かな教養とバックボーンにより得た資格で歴史に寄り過ぎた男たちは、逆説的に歴史の中での自分の立ち位置を忘れて骸か神か以外の自分の存在を忘却した。これは結局誰よりも歴史と己の対比に自覚的であり、メタ的にシャアやギレンの思想的師となっていたマ・クベが結局不出来な部下一人教育できず、歴史のダイナミズムを意識したアムロたちに敗北を喫した(『アムロ0082』)姿を見ても窺えよう。 『ガンダム』は45年続くロングランのシリーズだ。その中で築き上げられた設定や歴史はとてつもなく膨大で長くそれを専ら漁るファンも大勢いる。然しそのような流れの中に於て『THE ORIGIN』はフラットな設定に紐づいた歴史に異を唱えるように、そこでの「健全なダイナミズム」を描き出す。勿論、これは安彦良和の一存の作品であり、とても「粛清」の域に至らないのであるが、それでよいではないか(安彦もそこまで考えてはいない)。 結局、こういう作品が打切にならず大団円を迎えた辺りに「ガンダム」は恵まれた作品であり、我々はそれを盲信の観念を払拭して健全に引き継がねばならない。これは『ガンダム』の意匠を用いた歴史漫画であり、この歴史に『ガンダム』が含まれているとの告白だろう。 P.S: 或いはジオンが、事故演出家した歴史とするなら彼らはヨーロッパで、逆に自分を規定する歴史を持たず力で押しがちな連邦はアメリカなのかもしれない。然し少なくとも作品の後者には、己を語る語彙を得ようとするチャンスがあるのだ。作品ラストにジオンの残党が連邦で再就職するオチは「何物でもない」余地、ナポレオンでもヒットラーでもないモデルをさがす余地をアメリカに求めた隠喩なのかもしれない。これは余談の通り、根拠の無いトンチキ歴史観だ。忘れてくれて結構。