表紙の宇宙人は一体何なんだと思ってたけどまさか主人公だとは!「いてもいなくてもいい比率が完全に完璧に半々になった人間が稀にこうなる」って、いらない存在だって言われるよりショックがでかいですよね…。ラストもかなり絶望度が高くて(だけど何となく笑えるところもあるし)単なるハッピーエンドよりもいいなと思いました。全2巻だし軽く読めそうだなと期待せずに読みましたが、かなり好きな作品でした!またバウムを焼ける日が来るといいですね…☆
どうしても小説家の女主人公は作者本人がモデルなんじゃないかと思いながら読んでしまう。内田春菊さんって事実を元に描いてるものも多いし、本当の話なんじゃないかと思わせるのが上手いんだよな〜(ヒモ男は確実に元旦那さんの言動をモデルにしてると思う)。ホストは架空のキャラクターだろうけど、ヒモ男に精神的DVを受けてたら、ああいうあっけらかんとしたタイプと恋愛したくなるんだろうなってリアリティーはある。ヒモ男の母親がマンションの前で待ち伏せしてるシーンがめっちゃ怖かった。でも二人の関係を理解できないままストーカー化しちゃう気持ちも分かるよ…。連載してたマンガonウェブが休刊になってしまったから続きをどこで連載するの気になります。完結まで描いてほしい!
ポチって届いたので一読! 昔火事でどうしようもなくなると家々を壊す、というのは聞いたことあったのですが漫画で見ると迫力ありますね!! 書き込み多くて力強いのでなおさら 根付のことはよく知りませんがポケットみたいなもの? 芸術作品のように制作に打ち込む父親とその悲願を自分が!となる少女いいですね 周りの人間のあったかい感じも好きでした
※ネタバレを含むクチコミです。
家庭教師の優しい先生と、ちょっと反抗期だけど素直な少女とそのパパとママ。パンケーキの暖かいけれど胸が痛くなるような思い出。だれも悪い人が出て来ないのに人生の真実が描かれているのが鳥野先生らしい。でも、もしかしてまた運命的な出来事は起こらないのだろうか??
来月のシリウス3月号で最終回ですよーーーーー テーマは新型コロナ! 最終回に相応しい終わりになってほしい てかアニメ化もいいけど6巻はいつ出るんですかね 2017年から待ってるのですが
もはや何作目かわからないほど増殖を続ける「はたらく細胞」シリーズの最新スピンオフ。「はたらく細胞WHITE」というタイトルを見るに、めっちゃ健康なカラダの漫画かと思いきや、ズッ友組の白血球たちがメインキャラに据えてるからのWHITEだった。作画はスタイリッシュで、やはりというか画面が全体的にホワイトが多め(^^;)。一話あたりのページ数は少ないが、シリウスで本家を読んだ後に読むのに丁度いい。
『勇午』の赤名修はよく読んでいるので知っていたが中島かずきって名前はなんかで見たことあるがいまいち思い出せなかったので調べたら、「今のところ、日本で一番石川先生(石川賢)の単行本を作った編集者」だった。これが面白いのは当たり前だったという気持ちでしかないな。 あらすじは評判の腕利きの錠前屋錠之介が江戸の魔を錠に封じて江戸の守っていくという内容で赤名修の絵とすごいあっていた。主人公のスタンスが大きな悪と戦う為ではなく、江戸の市民を守るというの一貫していて好感も持てた。”枢り屋”の謎を残しながら終わってしまったのが残念だ。たまにシリーズ連載してほしいくらいだ。 昔同じアクションで連載していた「明楽と孫蔵 幕末御庭番」といいアクションの江戸マンガは面白いのがおおいな
ドラマ化記念とはいえ今番外編を描いてくれるとか和山やま先生太っ腹すぎる…✨🥺 林くんと二階堂くんの朝ごはん。 https://twitter.com/comic_beam/status/1347486877884981249?s=21
『運命とか信じるきみだから』『まりすのせいなる墓あらし』『成人式』『航海』は雑誌掲載時に読んでいたんですが、あらためて単行本で読んで、こんなによかったか…!?と愕然としてしまった。とくに『まりすのせいなる墓あらし』。ビームで読んだときに面白いなーと思った記憶があるけど、2回め読んだらなんか泣きそうになっちゃった。いい話すぎて。 『運命とか信じるきみだから』も、初めて読んだとき、あんまり意味分かんないなって思ったのに、2回め読んだら良い〜〜〜〜〜!!ってなってしまった。 なんなんだこの変化は!すごい。 ほとんど売野機子さんの漫画って読んでないんで、他と比べてどうっていう感想はかけないんですけど、これは他のも読まなくてはならんなと(なにから読めばいいのやら)。 あと、これもいつもがどうなのか知らないですけど、良いあとがきを書く方ですね。読者の読みやすさとかよりも、作者が思ったこと、書きたいことをまんま書いてますという気がして、それがむしろ良かった。日記みたい。
早く2人の Hが見たい みちるのオッパイ 吸ったり、お尻を 舐めてほしい
「殺し愛」の新刊を買ったついでに安かったから手に取ってみた。 「キノコ鐵道の夜」と「星の上のお茶会」という2つの短篇が収録されていて、どちらも先生の古い作品であるということがよくわかる画風。 逆に言うとここからの成長であんなに描けるようになるんだなーといういい例かもしれない。2つ目は特に、顔の向きが何パターンかしかなかったりして面白い。線も輪郭だけ太くて(鬼滅の刃のアニメ版はそんなだよね、と思った)色々試してみているところなんだろうなーと思った。
この2人が殺し合うわけではない、殺し屋同士の愛で殺し愛。 きっと著者もタイトル安易につけちゃったことを後悔しているに違いない、割と深い話が出来上がっておりなんともう10巻が出たのである。おめでとうございますFe先生! 主人公はどっちだろ、途中からはリャンハかな・・・ ともあれ途中から最後が気になって仕方がない物語。 2人の背景はどんどん風呂敷が広がっていく、と思いきやちゃんと収集する気もあるというのがわかるのでとても気になる。
実写化するってよ、というのもあって読んでみた。 これはキャストが気になりますなぁ… メタモルフォーゼ、はドイツ語で「変身」という意味だった気がするけど、変化というか成長という方の意味合いに近いかもしれない。 雪さんの老い、変化。うららの成長、変化。 大きな波は立たない、でもそこがこの作品のいいところだと思う。 小さな変化や進歩を楽しむ彼女たちは大きく歳が離れているが羨ましい関係だ。雪さんは私より大人だなぁと感じるところがいーっぱいあるし、うららは慎ましくも前を向いているのが眩しい。
紺野キタ先生の、これぞ語義通りのBL短編集。少年〜青年期の男子の、深い結びつきを描くがそれは、精神的な繋がりの話迄なので甘く優しげ。 大小あれど共通して描かれるのは、女子の介入。どこか「鋭い」女子が男子二人の間にいる事で、困難な物語が生まれ、男子同士はごく自然に結び付く。彼らの関係を祝福したくなるし、女子の幸福も祈りたくなる。 ●『田園少年』『夜桜少年』『初恋少年』…野球部の男子二人と、マネージャーで親戚/隣家の女子の勘違いしがちな関係性。 ●『Top Of The World』…親の再婚できょうだいになった、二人の男子と妹。兄と妹は同じ人を好きになってしまう。 ●『カエルの王子様』…カエルと渾名された少年と、カエルを吐く少年。 ●『よるを訪うもの』…ある時見知らぬ少年と、親密になる。しかし病弱な妹とクラスのリーダーは彼に忠告する、それ以上近寄るなと。
シグルイ読んだことはなかった 一話くらいしか? 絵がすごいのは知っていたんですがまあなんにせよかなりのエグい描写だったのでなかなか読む気になれず。 でも一巻試しに読んでみたらすごいですね。 絵のもつ力はすごい! 魂がこもっていると言う例え、よくありますがこれは確実に魂こもってる! 背中の筋肉もすごいしはらわたを出して見せてみる描写のその腸もすごい。 殺気だった鋭い眼光はもっとすごい…。 これを読んでたらなんか強くなれそう
読んだ気で読んでなかったので読んでみましたよ! もう「とにかく可愛い女の子と結婚したい」そのゴリ押し感! 作者のいつもの(期待通り)のキャラと絵でラブコメやってくれます。 ドンキとかいくと日常感あってよつばとみたいに思えてくるんですが、雪の降る日に可愛い子が立ちすくむ絵はファンタジー感ある。 出会って即結婚モノも最近多い気しますがいいですな!
『のうぎょうカレッジ』風町ふく先生の新連載。タイトル通りの内容ですごく面白かったです! 仕事を断らずに引き受けてしまうお人好しの男・山中が目を覚ますと、トム・カンティという10歳の貧しい少年となっていた。王子様を見に城に来て門番に叩き出されたところを、皇太子エドワードに助け出され服を交換することに。 襤褸をまとっていても気高い王子様が素敵でした。 このあとの展開、原作通りに進んでいくのか気になります。 https://twitter.com/fuku_kzmt/status/1347102463304732673?s=20
似顔絵を描いていた少年が絵を描きながら成長し、やがて父親と対峙する。ひたすら絵を追求しているだけなのに(だけだからこそ?)、行く先々でなぜか「おもしれー女」に好かれるのが羨ましい。作中で描かれる絵がいいのと、絵画バトルが能力バトルみたいになっていくのが面白い。ちょっとメディアアートっぽいかも知れない。 時代もあるとは思うが美術に対する考え方、絵の競い方や評価、物語の構成などは『北の土竜』『蒼き炎』とも近く、改めて『ブルーピリオド』は美術マンガをアップデートしたなという感じがある。 しかしちょっと前にネットで話題になった芸大建築科を懲戒退学になった人とかバンクシーとかに世間がコロッと騙されちゃうのを見てると、この辺あんまり理解されていない気がする。 芸術は大衆に開かれていて欲しいと思っているが、この作品の新サロン派みたいに芸術を大衆から取り上げなければならない…と思ってしまうね(自分も排除される側かも知れないけど、それでも貴族的アカデミズムの方がまし)。
多分2021年のこの漫画がすごいとかにランクインするんじゃないかと直感しましたね! 面白い…! 今一巻無料で読めるらしいんでどうか読んでみてください! (知らずに買った) 怪獣8号って主人公で怪獣狩り! あんまり語りたくないけど多分大化けする漫画だと思うんですよ。 コミカルだけどしっかり背景も描かれてて親しみやすい絵柄 立川の施設、確かにあんな建物あったな、なんてw 少年漫画で怪獣討伐なんてアラサー的にはもう共感できないんじゃないか? そう思う人いそうですがめっちゃ共感できます! 主人公32歳のおっさん!再度最前線に返り咲く! そうそうチャンスも何かをやるのも年齢決まってないんですよ。 落ちこぼれもトップも一瞬でひっくり返る。 そこが人生の面白いところ。 読んでて元気になる漫画なんでぜひ
https://natalie.mu/comic/news/411518 楽しみ〜!
しかも96時間限定で30巻分無料公開中!! https://magazine.jp.square-enix.com/gfantasy/special/kuroshitsuji15th/comics.html
「未知の相手と戦うために激強パートナーの手を借りる」シチュエーションや「世界に存在する神秘とそれを管理する組織」モノがお好きな方は手に取っちゃってOKだと思います。 幼少期から化け物に襲われる体質の主人公・菊池ハルはひょんなことから聖獣・トリスタン(めちゃくちゃ強いイケメンの鳥)と契約を結び、自身に秘められた力と運命に向き合うことになるのだった!という鉄板のプロローグ。信頼しかないですね。 登場人物は相棒のトリスタン卿を始めみな一癖も二癖もある強キャラオーラを纏った連中ばかり。しかもみんな情報を意味深に小出しにしてきて説明しきらないといういやらしさが素敵…。ファンタジーとしての純粋な出力の高さのほかに、ハルくんをめぐって権謀術数が繰り広げられるのが本作のストロングポイントでしょう。 そんな状況に放り込まれているのに常に前向きなハルくんも非常に魅力的です。キモが据わりまくっている主人公大好き! 1巻のラストでは彼に対してある過酷なルールが示されるのですが、そこからも「濃い物語をやるんだ」という覚悟を感じて震えました。 まだまだ謎だらけで広がりを感じる世界観のなかで、腹の底の見えないキャラクターたちが美麗に躍動するのがマジで楽しみです。
言葉では言いあらわせないような揺れ動く心のうちを、たっぷりと描くのは凄く難しいことなのではないだろうか。 物語が大きく展開するようなわかりやすいものじゃない、愛よりもちょっと手前の、恋というには大きすぎる、でももっとふわふわした曖昧な感情を、ナヲコ先生はじっくりたっぷり繊細に描ききる。 いとこのとり姉のピアノに憧れて、個人レッスンをしてもらうたまこ。 ピアノが好きなのかとり姉が好きなのか、とり姉のピアノが好きなのか思い悩んだり とり姉の憧れの先輩や、とり姉にピアノを教わっていた同級生にもやもやした感情を抱いたり 「それは恋だよ」なんて下世話な読者は言ってしまいたくなるけれど、たまごをあたためるかのようにじっくりたっぷり時間をかけて物語は進んでいく。 物語のはじまりと終わりで、たまこととり姉の関係性は変わった…のかな? はたから見るとなにも変わらないかもしれない、でもその内側はじっくりたっぷり時間をかけて大きく成長しているのがわかる。 『なずなのねいろ』でなずなの子どものような容姿に意味をこめたのと同じように、『プライベートレッスン』ではたまこのピアノの技術が重要な意味を持つ。 台詞が多い物語ではないからこそ、成長したたまこが発する言葉が胸に響く。 ナヲコ先生はどうやら今は活動されていないようなので、もっと作品が読みたかったなと思いつつも出会えたことに感謝したいと思います。
よくBL作品を見て思うのが、「ボーイズ」ラブと言いつつ出て来るのはおっさんが多いなぁ、という事。その事をBL愛好家がどう思うのかは聞いてみたい所なのですが、ことこの短編集では、出て来る三つの関係性に必ず「少年時代」が描かれていて、おっさんを描きつつ「ボーイズ」を名乗る事に説得力があります。 子供の頃に出会っていたり、救われたりという記憶を持ち続けた人の強い囚われは、信頼から恋心へ、必然として変わっていく。男性同士の恋愛感情が分からない私にも、自然に共感出来る感情が、そこにはあります。 そしてその中に一編だけ、百合作品があります。強引に親密さを築く様子は、他の作品とかなり違いますが、無垢な人に「刷り込み」をする点は共通しています。あり得なかった関係性を何とか繋ぐ、強い想いに目眩がします。 百合姫作品がBLの中に入っているというだけでも、珍しい作品集なのでは?無垢な信頼が強い愛着に変わる物語を、繰り返し読める作品集です。
ヒロインがかなり性にオープンな設定なので、苦手な人は注意が必要かも。身勝手な復讐のために、ヒロインに捨てられていった過去の男性たちが気の毒でなりませんが、運命の人であるマイルズと出会い最後はハッピーエンドへと向かいます。ハーレクインの王道作品とは若干異なり、ヒロインとヒーローの立場が逆転していたり、ヒロインの口から「最高の精子提供者!」などパワーワードが出てきて、終始楽しめました。
偏差値、大学ランキング、知名度、就職のしやすさ、モテ、有名人の輩出数…およそ研究という大学本来の価値とは別の部分で日々比べられ、価値観を押し付けられてたらそりゃ悩むよなと思う。 この作品で出てくる話題もほとんどは学業以外のサークルだったりバイトだったり就活だったりで、こんなことに悩んでる時点でくたばった方がいいのだが、ある意味ではこの世代の特権とも言える。実際こういう悩みを持ったことがある人間の方が分かり合える気がする。 私もまだこういう自意識があってゴダールとか観れない。
私が初めて近藤聡乃さんを知ったのは映像クリエイターとしてだったので、漫画も描くと知って驚いたのを覚えてます。YouTubeで久野さんの映像作品も拝見しましたけど、映像クリエイターとしての仕事と同時にこの個性豊かな漫画作品を世に送り出したと考えると本当に「才能ってやつだな」としか言えない。 短編それぞれの感想を言葉にするのは正直難しい。キャラクターそれぞれはとても魅力的で、物語の中にも入り込めるんだけど、結局何がいいたいのかとか、意味がわからないものが多かった。汲み取る力がなくて申し訳ない。なのでこれは矛盾してるかもしれませんが、ファンにはなりました。是非ともまた漫画を描いてほしい。よろしくおねがいします。
自分の想像力が貧困だなぁ……と思うのが、白い犬が出て来ると、ソ○トバンクのお父さん犬の声をあててしまう事。 本作『貴様と俺』では白い犬は、主人公の兄が変身した姿。三十路で七三分けヒョロチビメガネ……とても北大路欣也さんの声とはかけ離れている。 白い犬と人間を行き来する兄と、その犬が大好きになってしまった主人公(イケメソ)。人生の挫折で犬になった兄を庇護するうちに、次第に犬姿ばかりか、人間の兄にもときめく様に。オイオイ。 犬を愛してしまったり、兄を愛したり、おまけに実はメス犬で……と畜生道は混乱していて、それがとても笑える。そして、その奥にある感情にも、グッときてしまう。 こんな自由な発想がエロぢからで出来てしまう事に、作家さんの想像力の物凄さを再確認させられるのでした。は〜凄かった!
最近月マガに載ってないな〜とは思ってたけど、いつの間にかすげえ時間経っててビビったので調べてみた。 Bookliveでバックナンバーを調べたところ、月刊少年マガジン2020年7月号から2021年2月号までずっと休載してるもよう。(発売日でいうと2020年5月2日〜2021年1月6日) https://booklive.jp/product/index/title_id/60000159/vol_no/074 なお著者のOcto先生のツイートによると、2021年には連載を再開するとのこと。 ▼2020年12月のツイート https://twitter.com/0ctter/status/1339440678313455619?s=20 月マガ公式サイトにも公式Twitterにも長期休載に関するアナウンスが一切ないので調べるのが大変でした。 ちなみに最新話は2021/01/06時点で18話です。 https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156643363662
「数寄です!」のイメージが強いですが実はかなりの洋館好きだという作者。子供の頃過ごした小樽の思い出から、世田谷にある古びた洋館との運命的な出会いを描いた実録エッセイ。 タイトルからすると、その洋館がゆくゆくは自分のものになるということなんですかね。
原作も村田版も遅筆過ぎる。年を重ねる毎に酷い。ハギワラカズシやトガシヨシヒロみたいな全くやる気の無い休載したまんまの漫画より、少しマシなだけ。村田版の最もやばいのは、一度リリースした作品の展開を全く別の展開に刷新してしまう厭らしさ。通常販売型の書籍では、有り得ない行為だし、読者を愚弄している。途中で無期限休載も有りそう。
表紙からして面白そうだったので迷わず手に取りました。タイトルに「食卓」とあるのでグルメ漫画かな?と思っていましたが、なかなかご飯にありつけない状況を描いたコメディーでした。だから「遠い食卓」なんですね!大半は一話完結の物語ですが登場人物がリンクしたり、群像劇のように話が展開するのもあって面白かったです。どうしても反抗期の娘と一緒に夕飯を食べたいから、仕事が出来る人なのにあえて左遷されようとするお父さんの話が好きでした。
まだ単行本も出てないのにドラマ化決定とな まあドラマ化前提の連載ってことだったのかな キャストを楽しみに待とうっと。 https://natalie.mu/comic/news/411451
と、勘違いしそうになるほど絵柄が似てますが、読むと別人であることがわかります。最初はそうでもないですが、読み進めるほどに絵柄がだんだんオノ・ナツメに近づいていきます。笑 別名義ではないという確証はありませんが、あとがきでご自身のことを「つたない漫画描き」と書かれてるので別人なんだろうと思ってます。 しかし、何故こんなにも似てしまったのか。その謎が解ける日は来るのか。 内容としては、ある老夫婦のクスッと笑えてたまにピリッと辛い、ほのぼのだけじゃない日常を描いていて、とても素敵な一冊となってます。他人から見たらどう見てもおばあさんだけど、自分ではそう認めたくない。自分にもいつかそういう時が来るんだろうなと思いました。
表紙の宇宙人は一体何なんだと思ってたけどまさか主人公だとは!「いてもいなくてもいい比率が完全に完璧に半々になった人間が稀にこうなる」って、いらない存在だって言われるよりショックがでかいですよね…。ラストもかなり絶望度が高くて(だけど何となく笑えるところもあるし)単なるハッピーエンドよりもいいなと思いました。全2巻だし軽く読めそうだなと期待せずに読みましたが、かなり好きな作品でした!またバウムを焼ける日が来るといいですね…☆