今はなきジヘンでやっていたボストーク。
4月からはまんが王国で連載しているとのことです!
表紙のメチャクチャ洋風な絵のテイストが気に入ったのと、ちょうどクイーンズ・ギャンビット見終わったとこだったので読んでみました。
トーンが少なく白と黒の陰影バキバキの絵がカッコいい!線の強弱もなんかすごくお洒落(中田春彌とかデスノートの頃の小畑健っぽい)
この画風でチェスボードの上に広がる白黒の世界を描いたらそりゃカッコいいに決まってる…!
ただストーリー自体はある1日を切り取っただけって感じで、特にカタルシスとかはなかったかなー。まあそれがあんまり漫画っぽくない、映像美で勝負するドラマ的で逆にいいかも。
◇ ◇ ◇ ◇
「僕、あなたとチェスしたくてブダペストから来ました!」と、ある日、ユースオリンピックのシンガポール代表ルイ・ブンワンの元に、ハンガリーから謎の少年がやってくる。
BEK(ヴェーク)社が開発した解析シュミレーション「ヴァロータ」のPRのために、対戦相手として呼ばれたルイに記録係として少年はついていく。
しかし実は少年は全世界チャンピオンの息子・エルネストであると発覚し、急遽ルイに変わって指して見事勝利をおさめる。
試合後にエルネストはあらたmて「色んな人と指したい」とルイに告げ、2人はフィストバンプをするというエンディング。
◇ ◇ ◇ ◇
シンガポールの街並みや、運営のスマホのロシア語など、隅々まで丁寧に描かれていて物語の世界にどっぷり浸ることが出来ました。
(話が全2巻でキッチリ終わっていたので勝手に完結応援にしてしまいましたが続き出るのかな? 出るなら嬉しい…)
もっと鳥維そうし先生の他の作品が読みたいと思って調べたら…以前『ボストーク』描かれてた方だったんですね…!
リバイバル連載があるそうなので楽しみにしたいと思います!
「コンピュータからチェスを取り戻したいですか?」ーー人間とコンピュータがチェスで対決をするイベントに呼ばれたチェスプレイヤーのルイ。ほぼ敗北が決まっている試合に重い足取りで向かう道中、ルイは不思議な少年と出会う。ハンガリーからルイとチェスをするためにシンガポールへ来たという少年。この少年は何者なのか?コンピュータとの対峙の果てに見えたものは?
「コンピュータからチェスを取り戻したいですか?」ーー人間とコンピュータがチェスで対決をするイベントに呼ばれたチェスプレイヤーのルイ。ほぼ敗北が決まっている試合に重い足取りで向かう道中、ルイは不思議な少年と出会う。ハンガリーからルイとチェスをするためにシンガポールへ来たという少年。この少年は何者なのか?コンピュータとの対峙の果てに見えたものは?