ボーイ・ミーツ・ボーイのグローバルチェス物語! #完結応援にコメントする
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たか
たか
1年以上前
表紙のメチャクチャ洋風な絵のテイストが気に入ったのと、ちょうどクイーンズ・ギャンビット見終わったとこだったので読んでみました。 https://twitter.com/soushitory/status/1342951640601509888?s=20 トーンが少なく白と黒の陰影バキバキの絵がカッコいい!線の強弱もなんかすごくお洒落(中田春彌とかデスノートの頃の小畑健っぽい) この画風でチェスボードの上に広がる白黒の世界を描いたらそりゃカッコいいに決まってる…! ただストーリー自体はある1日を切り取っただけって感じで、特にカタルシスとかはなかったかなー。まあそれがあんまり漫画っぽくない、映像美で勝負するドラマ的で逆にいいかも。  ◇ ◇ ◇ ◇ 「僕、あなたとチェスしたくてブダペストから来ました!」と、ある日、ユースオリンピックのシンガポール代表ルイ・ブンワンの元に、ハンガリーから謎の少年がやってくる。 BEK(ヴェーク)社が開発した解析シュミレーション「ヴァロータ」のPRのために、対戦相手として呼ばれたルイに記録係として少年はついていく。 しかし実は少年は全世界チャンピオンの息子・エルネストであると発覚し、急遽ルイに変わって指して見事勝利をおさめる。 試合後にエルネストはあらたmて「色んな人と指したい」とルイに告げ、2人はフィストバンプをするというエンディング。  ◇ ◇ ◇ ◇ シンガポールの街並みや、運営のスマホのロシア語など、隅々まで丁寧に描かれていて物語の世界にどっぷり浸ることが出来ました。 (話が全2巻でキッチリ終わっていたので勝手に完結応援にしてしまいましたが続き出るのかな? 出るなら嬉しい…) もっと鳥維そうし先生の他の作品が読みたいと思って調べたら…以前『ボストーク』描かれてた方だったんですね…! リバイバル連載があるそうなので楽しみにしたいと思います!
表紙のメチャクチャ洋風な絵のテイストが気に入ったのと、ちょうどクイーンズ・ギャンビット見終わっ...

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たか
たか
1年以上前
表紙のメチャクチャ洋風な絵のテイストが気に入ったのと、ちょうどクイーンズ・ギャンビット見終わったとこだったので読んでみました。 https://twitter.com/soushitory/status/1342951640601509888?s=20 トーンが少なく白と黒の陰影バキバキの絵がカッコいい!線の強弱もなんかすごくお洒落(中田春彌とかデスノートの頃の小畑健っぽい) この画風でチェスボードの上に広がる白黒の世界を描いたらそりゃカッコいいに決まってる…! ただストーリー自体はある1日を切り取っただけって感じで、特にカタルシスとかはなかったかなー。まあそれがあんまり漫画っぽくない、映像美で勝負するドラマ的で逆にいいかも。  ◇ ◇ ◇ ◇ 「僕、あなたとチェスしたくてブダペストから来ました!」と、ある日、ユースオリンピックのシンガポール代表ルイ・ブンワンの元に、ハンガリーから謎の少年がやってくる。 BEK(ヴェーク)社が開発した解析シュミレーション「ヴァロータ」のPRのために、対戦相手として呼ばれたルイに記録係として少年はついていく。 しかし実は少年は全世界チャンピオンの息子・エルネストであると発覚し、急遽ルイに変わって指して見事勝利をおさめる。 試合後にエルネストはあらたmて「色んな人と指したい」とルイに告げ、2人はフィストバンプをするというエンディング。  ◇ ◇ ◇ ◇ シンガポールの街並みや、運営のスマホのロシア語など、隅々まで丁寧に描かれていて物語の世界にどっぷり浸ることが出来ました。 (話が全2巻でキッチリ終わっていたので勝手に完結応援にしてしまいましたが続き出るのかな? 出るなら嬉しい…) もっと鳥維そうし先生の他の作品が読みたいと思って調べたら…以前『ボストーク』描かれてた方だったんですね…! リバイバル連載があるそうなので楽しみにしたいと思います!
表紙のメチャクチャ洋風な絵のテイストが気に入ったのと、ちょうどクイーンズ・ギャンビット見終わっ...
宝石の国

重さと軽さが同居する、命の話

宝石の国
アフリカ象とインド象
アフリカ象とインド象

大好きな漫画です。 学生の頃、この漫画に狂っていた時期がありました。 友人全員にこれを読めとしつこく勧めて、 読んだ人に対してはお前はこの漫画の何もわかってない!と浅い考察を語る最悪のオタクでした。黒歴史です。 つまり、人を狂わせるほど魅力ある漫画ということとも言えます。言えますね。 とはいえ、こちらは既に多方面で紹介され尽くした人気作でもあります。 今さら自分の稚拙な語彙でレビューしても読むに耐えませんので、 ネットの海に散乱した情報に少しだけ補足をして、読むことを迷っている方の壁を取り払えればと思います。 この漫画が話に上がる時についてくるのが、とんでもない鬱漫画だという話題。 これが読み手の1つのハードルになってしまっていると思います。もったいない! 大丈夫。救いはあります。怖くないです。 確かに取り扱うテーマは重く、展開に心が締め付けられることはありますが、この作品の魅力はそこだけではないです。 素晴らしいのは重厚な世界観の中に、ポップさのエッセンスを忘れず組み込んでいること。 (ここで言うポップさとは、いわゆる大衆に寄り添う心のこと) 会話のテンポ、 キャラの関わり、 かわいらしいジョークのセンス。 そういう要素の節々に、作者である市川春子氏の人柄を感じられます。 そしてその人柄から読み取れるのは、 この人は読者の心をズタズタにしたい訳ではないよ〜。 ということ。 きっと最後まで読み切った方なら共感してくれると思います。 苦しさの先に希望がある。 これは人間の話。命の話。生と死の話。愛の話。宇宙の話。 火の鳥超えてます。ガチ。

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