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少女フレンドの宇宙SF少女作品について調べていて見つけたのがこの『クレドーリア621年』。あらすじからして硬派で格好良く、そして何より表紙が美しく思わず購入してしまいました。
なんというか無茶苦茶読みやすかったです。
当時のスラングなどが入っておらず、またキャラクターの話し方に癖もないため自然に世界観に入ることが出来ました。
(11人いる!とかキャラのセリフに癖バリバリですよね。そこがいいとこでもあるんですけど)
主人公・ヒルダが姫らしく上品に話すときと、海賊の首領の息子・ラドの前で男の子のようにラフに話すときのギャップにキュンキュンしましたし、ラドのクールな台詞回しにも痺れました。
そしてなんと言っても宇宙船のデザインが凄く格好いい…!!
文月今日子先生、そして少女フレンドすごいな…!と感動した1冊でした。少女フレンドで調べていったらもっとすごい作品に出会えそう。楽しみです。