▼第1話/desert ▼第2話/flowers ▼第3話/cemetery ▼第4話/restaurant●主な登場人物/No. 吾(「虹組」の裏切り者。天才スナイパー) ●あらすじ/国際平和隊幹部組織「虹組」のNo. 苦の遺体が砂漠で発見された! 殺したのは、元メンバーのNo. 吾!? マトリョーシカという女性を連れて逃亡する吾のもとに、新たな刺客が差し向けられる…(第1話)。 ●本巻の特徴/遥かな未来、滅亡に瀕した人類は、選ばれたエリート「虹組」に支配を委ねていた。頂点に立つのは、最新科学で誕生した9人の超人たち。しかし、そのうちの1人、No.吾が規律を破り逃亡する。狙撃の名手でもある彼の裏切りの真意とは!? 今、壮絶な戦闘が始まる…。●その他の登場人物/マトリョーシカ(No.吾の人質であり恋人)、No.王(虹組の首領)
愉快!痛快!大娯楽時代劇!!空前絶後の「乙女(ヒロイン)」、颯爽(さっそう)と見参!!粋でいなせな背中が憎い。痛快乙女・おみっちゃん。今日もお嫁に行くために、男達をぶった斬る!
柳生連也武芸帖
柳生厳包、後の連也斎は尾張徳川家の若君の兵法師範となるべく江戸へ向かう。新陰流宗家を継ぐ身として、それは厳しい試練始まりであった!至高の剣境を目指す男の、壮絶なる生涯――剣の道を究める柳生連也を、時代劇の鬼才が描ききる本格剣術劇画!!
朝霧の巫女
三次への帰郷を果たし、代々女系の神主が務める神社に居候することになった少年、天津忠尋。幼馴染との再会も束の間、不可思議な怪異に襲われる――妖怪譚「稲生物怪録」をベースとしたラブコメ伝奇漫画、ここに開幕!
敗戦の傷跡がいまだ癒えぬ東京。そこにはイカサマ博打で金を巻き上げ、ハイエナのように生きるバイニンと呼ばれる男たちがいた!哲はドサ健と知り合ったことをきっかけに博打の世界に足を踏み入れ、数々の技を合わせ持つ一人前のバイニンに育っていった。やがて戦後の混乱期が過ぎ、社会は法と秩序を取り戻しつつあったが、バイニンたちは依然として餌場を求め路地裏を徘徊していた――。
雲盗り暫平
“空の雲さえ盗む”と豪語する大泥棒、雲盗り暫平。どんな依頼であれ神出鬼没。さてお姫様の処女を盗んでくれという依頼を受ける「綾姫の処女を盗め!!」他、傑作5編を収録。
日露戦争物語
日露戦争において劣勢状態の日本を救った、大日本帝国海軍中佐・秋山真之(あきやま・さねゆき)作戦参謀。彼の人生を描いた、史実に基づく壮大なストーリー。明治7年、秋。秋山淳五郎真之が6歳の頃から物語は始まる…
藤太参ります!!
押足藤太は抜群の腕を持つ剣の達人だが、大事なのは剣道よりもナンパ。しかしその正体は「白虎隊“影”」の首領の末裔だった…。当代きってのハイテンション作家・西条真二が描く、痛快チャンバララブコメ。▼第1話/伊織来ちゃいました!?▼第2話/お家再興、ですか!?▼第3話/いざ道場へ…▼第4話/新たなる剣!?▼第5話/拝啓オジジ様…▼第6話/まるでかわいい刺客●主な登場人物/押足藤太(おしたり・とうた。ナンパ命の14歳だが、実は剣の達人で、「白虎隊“影”」の首領の末裔)、土方伊織(ひじかた・いおり。藤太の許嫁である女性剣士。しかし本人は藤太を「色ボケ」と軽蔑している)●あらすじ/押足藤太は、ナンパ命の中学生。今日も女の子に声をかけてはフラれ、フラれてはまた声をかけを繰り返している。その藤太、実は剣の達人で小5の時には全国大会にも出ているのだが、それは厳しかった祖父に強制されてのこと。祖父が亡くなってからは剣道から離れ、既に3年がたっていた。だが、彼の才能をよく知る剣道部の主将・赤坂は、なんとか藤太を剣の道に戻そうとしていた。そしてもう1人、藤太を付け狙う謎の女剣士が…(第1話)。●本巻の特徴/伊織というその女剣士は、なんと藤太の許嫁(いいなずけ)だという。そして伊織と共に、大勢の老人たちがやってきた。彼らは、白虎隊の、それも記録に残されていない隠密部隊“影”の子孫であるらしい。藤太は彼ら「白虎隊“影”」に、「白虎隊を復活させるべし」「会津藩を復活させるべし」「最終目標である日本人総サムライ化に尽力すべし」という3つの願いを託される。藤太の祖先は、影部隊の指揮官だった男。故に、白虎隊復活は藤太に課せられた義務だというのだ。わけのわからないままに、再び剣を手にした藤太は、剣道部に入部。そんな藤太の前に、群馬県吾妻郡にある剣術・馬庭念流の使い手である、あゆみという女の子が現れる。彼女は、白虎隊“影”復活を阻止するための、藤太抹殺指令を受けていた。●その他の登場人物/赤坂(剣道部主将。藤太の才能にほれ込んでいる)、立花円蔵(「白虎隊“影”」小隊長。老人ながら“影”の剣「一撃剣」を使う)、馬庭あゆみ(馬庭念流の使い手。藤太抹殺指令を受け、転校してきた)、桃園、茶畑(あゆみと行動を共にする「維新軍」のメンバー)
巨乳でスタイル抜群の超絶美女・小金沢奈々。彼女が経営する「トラブルバスター」は、依頼人が申し出るありとあらゆる頼み事・相談を超低価格で解決する少数精鋭の秘密会社なのだ。今回の依頼人である女性は先月まで秘書として勤めていた会社の社長を、レイプの罪で告発したいという。捜査のため、奈々自身が囮となって社長に近づくと案の定ヤツは肉体関係を迫ってきて…! 元女子プロで体力担当のカズ・美少女ハッカーのマコら一癖も二癖もあるメンバーでおくるちょっとエッチな痛快助けびとコメディ。
天使の心を持ち、悪と戦う正義のアンドロイド・キューティーハニーが、七変化はそのままに、お色気要素をパワーアップさせて21世紀に降臨!! 早見青児の娘・早見青子が社長を務める、早見探偵社に警視庁殺人課刑事・轟兵太が訪ねてきた。130kgのバーベルを投げつけられて人が死んだ事件を調査してほしい、というのだ。早見は、轟から拳銃許可証を受け取り、助手の羽生久士と共に捜査に乗り出す。「天女降臨し、“獣”討つ!」のほか2編を収録。
【妖怪に狙われる少年を、猫またが救う!】普通の小学生・リュウイチは、ある日突然妖怪に襲われるように。実は彼は、300年前の法力僧の生まれ変わりで、「犯罪妖怪」から恨まれていた。そんなリュウイチを救ったのは…正義の妖怪・にゃんタロー! 友情ありギャグありの妖怪バトル、第1巻! 【同時収録】もののけ!にゃんタロー
最近、オタクを自称する人が多いらしいのです。僕が、時には自分の大事にしているものを放棄し、時には同好の士を「オタクだ!ここにオタクがいるぞ!」とオタク狩りに引き渡したりしながらも、自分だけはオタクとみなされないように苦心してきたというのに(結局、無意味だった)、これは一体どういう了見なのか。 単純に、オタクという言葉が【ある事柄に詳しい人】として受容されているだけという気もしますが、オタク=キモいの時代に生きてきた私にとっては隔世の感があります。 『妄想戦士ヤマモト』はそんなオタクたちの物語です。昔ながらのキモいオタクたちの物語です。 主人公は高校生の山本。彼は助けた子猫が美少女になって恩返しに来る可能性を真剣に信じる、「キモオタ」という言葉も生ぬるいほどのキモいオタクです。彼の友人として登場する松下は、一件常識人にみえますがうちに秘めたる情熱は山本をもしのぐと言われる変態。リアル女性に全く興味のない渡辺は常にフィギィアと生活しています。めがねっ娘教団の教祖、南雲はめがねっ娘のために血の涙を流すこれまたひどい変態……と、どのキャラクターも極めつけのオタクばかり。 傍若無人な山本とその変態仲間たちの素敵な日常がえがかれるギャグ漫画であります。 彼らはとにかく絶叫をします。 「だってこの俺がこんなに幸せになれるはずがないじゃないかー!!」 「おまえら 自分がこの世に必要な人間だとでも思っているのか!!」 「そう人じゃない。人じゃないからいいんだ。彼女たちは……うんこもおしっこもしないんだよ」 自分の性癖が誰にもわかってもらえないのは知ってる。変態と蔑まれているのも知ってる。それでも叫ばずにいられない、この情念はいったいなんなのか。キモイキモイと笑いながら読んでいる僕もハッとさせられます。そして極めつけがこのセリフ。 「イブの夜に一人でいるのって 人として何かが劣っているような気がするんだ!」 もういい。もういいんだッ……。傷つきながらも共感している自分を発見し、ちょっとびっくりしました。