「オレが求めているのは……オレの、オレによる、オレだけの……感動だったはずだ……!!」――。うだつが上がらない中年男が、不器用ながらも様々な修羅場に奮闘して、男気ある人間へと成長していく人情コメディ。目標もなく働き続け、年齢を重ねてきた土木作業監督・黒沢(くろさわ)は、ふとしたことで自分の生き方に不安感を覚える。そして、誰にも祝福されず44歳の誕生日を過ごした孤独な黒沢は、人望が欲しいと強く願って……!?
和也との、ワン・ポーカー勝負を制したカイジ。24億円を手に入れたカイジは、その大金を持っての帝愛からの脱出をはかる。
上京後、自堕落な日々を過ごしていた伊藤開司(カイジ)は、ある日金融業者の遠藤により、かつて自分が保証人になっていた借金を押しつけられる。遠藤に誘われるままカイジは負債者に借金一括返済のチャンスを与えるというギャンブル船「エスポワール」に乗り込む。そこで行われるのはカード12枚を使った「限定ジャンケン」。うまく勝てば借金は帳消しだが、負ければ命の保証は無いというものだった……。
幕張
千葉県の幕張にある高校の野球部を舞台に、3度の飯よりおっぱいが好きな塩田鉄人(しおだ・てつひと)とロリコンで変態な奈良重雄(なら・しげお)が活躍する青春下ネタギャグコメディ。幕張南高校の野球部に仕方なく入部した塩田と奈良は、生徒に手を出した野球部監督・野村(のむら)を脅迫してファミレスで飯をおごらせる。しかし、野村は財布を落としてしまい、塩田達は勘定をどうするかで奇策をめぐらせて……!?
アカギ
雨降る場末の雀荘に迷い込んだひとりの少年。それまでの短い人生をいやが応にも人に想像することを強いる真白な髪、その目の奥は底なしの闇――彼の名はアカギ。後に神域の男と呼ばれ、裏社会に伝説をつくった男――あの赤木だった!!
天
顔に無数の傷をもつ男――天。見かけの豪放さとは違い彼の打つマージャンは繊細で思慮深い。権謀術数の卓上に彼の不敵な微笑が浮かぶ。ある日、なじみの雀荘のピンチを聞きつけた天はその店へとおもむく。しかしそこにいたのは、まだあどけなさの残る若者ひろゆきであった。
銀と金
裏社会で頭脳と心理戦を駆使して巨万の富を得ていく男達の活躍を描いた賭博コミック。競馬でスッカラカンになってしまった森田鉄雄(もりた・てつお)は、平井銀二(ひらい・ぎんじ)に声をかけられ、日当10万円の仕事を持ちかけられる。そして翌日、みかん箱10箱を運んだ森田は、その箱の中には不正融資で得た10億円が入っていると平井から知らされて……!?
伝説の男、あの黒沢が生きていた!?伝説の男!あの黒沢が生き返った!?福本伸行の最高傑作との呼び声の高い前作『最強伝説黒沢』でホームレス軍を率いて、不良集団と激闘を繰り広げ、永遠の眠りについたと見られていた黒沢。病院のベッドで丸八年の時を過ごした末、2013年、奇跡の復活を遂げる…!!伝説の男が今再び、新たな伝説を創るべく“この世”に生還する!“この世”がろくでもないにも関わらず…だ!!
人気の賭博コミック、第3章「欲望の沼」に突入!利根川(とねがわ)が失脚後、不遇をかこっていた遠藤(えんどう)に渡された劣悪債務者リスト。そこには、忘れもしない伊藤開司(いとう・かいじ)の写真が!彼を見つけ出そうとする遠藤の前に、当のカイジが現れて、ギャンブルを紹介してくれと頼み込む。しかし、カイジはその場で確保されて、地獄のような強制労働施設に連れて行かれ……!?
賭博覇王伝 零
「王が必要なんじゃ。強力な王が…………!」――。「王への試験」という命がけのギャンブルに挑んでいく秀才少年・宇海零(うかい・ぜろ)の活躍を描いたギャンブルコミック。振り込め詐欺の被害者を救済する“義賊騒動”を巻き起こした宇海零とその仲間は、日本一の資産家・在全無量(ざいぜん・むりょう)に、「王への試験」の参加を認められる。しかし零を待ち受けていたのは、死と隣り合わせの究極のギャンブルばかりで……!?
弾丸道路に一つ星! 湘爆二代目リーダー江口洋助を筆頭にアキラ・マル・サクライ・ハラサーの5人が赤いスイングトップに一つ星を背負い、ロックンロールを響かせ湘南海岸を駆け抜ける!! 80’sを席巻した、語り継ぐべき青春漫画の決定版が電子書籍版で登場!
無頼伝 涯
「見てろっ………!オレは必ず這い上がるっ…………!」――。資産家の老人を殺害した犯人に仕立て上げられた中学生・工藤涯(くどう・がい)が、自分の無実を証明するために闘っていくサスペンスアクション。鳳臨グループの会長・平田隆鳳(ひらた・りゅうほう)を刺殺した容疑者として追われる工藤涯は、ビルの路地に追い込まれ、警部・安部(あべ)と対峙する。そこで涯は、自分ははめられたのだと告白するのだが……!?
理想があるんだよ…!みな…!みんなそれぞれ理想の男像…人間像ってのがあって…そういうものを…目指すから人間だ…! シートン動物記を読んで黒沢先生は悟り、覚醒なさいました。 自分なりに挑戦することの大切さを教えてくれた作品です。年末の忘年会続きでヘトヘトになっていた脳細胞とハートに喝を入れるため再読しましたが、いつ読んでも頑張ろうと思えます。 終盤ホープレスたちの退去を中止させるために、黒沢が演説をブちます。その演説もそれなりに響くところがあるのですが、それよりもそれを聴き終わった時の仲根の表情にグッときます。 最後の暴走族との対決シーンは地形を駆使したり罠を駆使したり心理的な駆け引きがあったり、規模は小さいですがキングダムに負けない戦描写でした。さすが福本先生。