“寓話”と呼ばれし、風変わりな“殺しの天才”が、この町の片隅にひっそりと棲んでいる──。殺しのプロとして“一般人”になりきれ! 野蛮で、滑稽な、大阪DAYS。『ナニワトモアレ』&『なにわ友あれ』の南勝久、銃撃最新作!!!
五丈原の戦いで死期を迎えた名軍師・諸葛亮孔明は、若い肉体に戻り、現代日本へと転生した! 渋谷のパリピ達に誘われ、たどり着いたのはダンスミュージックが鳴り響くチャラめなクラブ。そこでシンガーを目指す月見英子と出逢い、孔明の二度目の人生が幕を開けた! 三国志時代、天下泰平のために生きた彼は、なんの為に生きるのか--!!
江戸の世、天下人・徳川家康は甲賀(こうが)と伊賀(いが)という忍法の二大宗家を相争わせ、十人対十人の忍法殺戮(さつりく)合戦の結果どちらが生き残るかによって、三代将軍の世継ぎ問題を解決させることにした。だが憎み合う両家にあってそれぞれの跡取り、甲賀弦之介(げんのすけ)と伊賀の朧(おぼろ)は深く愛し合っていた――。時代に翻弄(ほんろう)される忍術使いたちのあまりにも過酷な運命の幕が上がる!!
小学生ぶりに図書館に訪れたヤンキーな石平くん。その図書館で働く早瀬丸さんと白井くんに10年前借りた本を返却していないことを指摘される。その指摘をきっかけに図書館に通うようになるどころか働くことになる石平くんの図書館お仕事漫画。
地の獄…! 底の底…! 帝愛地下労働施設…! 劣悪な環境である地下にいながら「1日外出券」を使い、地上で贅の限りを尽くす男がいた…! その名は大槻…! E班・班長にして、1日を楽しみ尽くす匠…! 飲んで食って大満喫…! のたり楽しむ大槻を描く、飯テロ・スピンオフ第1巻‥!
ヤニねこ
Twitterでなんか結構バズッてる、ヤニ吸うねこのマンガ。マナーやモラルなんて関係ねえ!クズねこの送るヤニまみれでお下品な日常をご覧ください。一応、妹とか普通にかわいいキャラもでてくるから! 単行本でしか見れない貴重な喫煙シーンとかたぶん描くんで、予約してくれたらありがてーにゃ(笑)
監獄学園
女子1000人:男子5人!!その学園は男(ヤロウ)共にとって天国か地獄か。誰も見たことがない牢獄高校(ハイスクール)コメディ始業!!伝統ある全寮制の女子高・私立八光(はちみつ)学園。このお嬢様学校が本年度から男子を入学させることとなった。しかし入ってきた男子はたったの5人。そのうちの一人、清志(キヨシ)は女だらけの環境に胸躍らせていた。その先に驚愕の未来が待っているとは知らずに……。
下ネタ満載の学園ラブコメ
場末の雀荘に集まった4人の男たち。彼らはある共通の願望で繋がっていた。その願望とは「愛人を作りたい!!」という清々しいまでに不純で、申し開きできないくらいにストレートなものである。そして男たちは『愛人同盟』を結成する!! 不倫のベテランである井伏(通称:愛人教授)から、愛人作りのノウハウを伝授される田斉たち。果たして、彼らは愛人を獲得することができるのか……ッ!?
上京後、自堕落な日々を過ごしていた伊藤開司(カイジ)は、ある日金融業者の遠藤により、かつて自分が保証人になっていた借金を押しつけられる。遠藤に誘われるままカイジは負債者に借金一括返済のチャンスを与えるというギャンブル船「エスポワール」に乗り込む。そこで行われるのはカード12枚を使った「限定ジャンケン」。うまく勝てば借金は帳消しだが、負ければ命の保証は無いというものだった……。
ねずみの初恋
ヤクザに殺し屋として育てられ、人の愛を知らずに育った少女、ねずみ。何も知らない普通の青年、碧(あお)。二人は恋に落ち、共に暮らし始めるが、魔の手はすぐそこまで迫っていた‥‥。あまりに残酷で、あまりに切ない、初恋の物語。
アンダーニンジャ
かつて栄華を誇った日本の忍者たちは、戦後GHQによって組織を解体させられ消滅した。しかし、実は今でも忍者は秘密裏に存在しており、その数は20万人とも言われている。そして一部の精鋭忍者は国家レベルの争いごとの裏で暗躍していた。一方で、末端の忍者は仕事にありつけないことも多く、その一人・雲隠九郎もニート同然の暮らしをしていた。しかし、そんな九郎のもとについに重大な「忍務」が‥‥!
雪女と蟹を食う
金も行き場もない男・北は、自殺を図るが、どうしてもあと一歩が踏み出せずにいた。ある日、テレビのグルメ番組を観て、「人生最後の日は北海道で蟹を食べたい」と思い立ち、強盗を決意する。高級住宅に押し入り、人妻に金を要求するが、彼女の行動は、全く予期せぬものだった――。
裏社会ですら都市伝説と言われている伝説級の殺し屋「ファブル」が、1年間の休養を大阪で命じられ、「一般人」として一般社会に紛れるが・・。 裏社会のごたごたに巻き込まれてしまうシリアス部分と、日常の肩の力が抜けきったコメディ部分のアンバランスさがたまらなくいい塩梅。 緊張と緩和でそれぞれのシーンがいい振り幅になっていて、より楽しめる。 ファブルが常人離れして強いとはいえ、描かれる強さはバキなどのような誇張された過剰なものではなく、壮絶な訓練の末に人間が辿り着けるであろう極致。 単純に強いというか、一つ一つの所作から技術、意識、感覚まで練度MAXにしている感じ。 なので、スーパーマンとまではいかないが、普通の殺し屋程度では赤子の腕を捻るレベルで強いので、見ていて爽快感がある。 策を弄してファブルを追い詰めようとするも、簡単に破られてしまうという快感は、振って振ってワンパンで倒してしまう『ワンパンマン』にも近いものがある。 そんな凄いファブルも、一般社会に入ると一転して「一般常識を知らないちょっと変わったお兄さん」扱いで、その世間知らず具合が程良くてプププっと笑けてくる。 これが絶妙でたまらない。 話のテンポ感や、どこかあり得るかもと思わせる妙なリアリティ、生き生きした登場キャラの人間味など、どこを取っても素晴らしい作品。 最初に、台詞のあの伸ばし棒部分「―――」を語尾が伸びてると認識して読んでしまっていたのが痛恨のミス。 ただの間として表現されていたものなのでそう遠くはないのだけれども、今から読み人はご注意を! これはこれでみんな、だら~っと話しているみたいで味わい深くていいんだけどね…、もう戻れないよ・・。