超能力を持つ少年・春日恭介(かすが・きょうすけ)と不良少女・鮎川まどか(あゆかわ・まどか)、そしてまどかの後輩・檜山ひかる(ひやま・ひかる)の奇妙な三角関係を描いた、ちょっぴり甘酸っぱい青春ラブコメディ。超能力一家の長男である恭介は、引っ越した街を散策中に、赤い麦わら帽子をかぶった美少女・まどかと知り合うのだが……!?
人間離れしたプレイを見せる9人の超人による野球チーム「アストロ球団」のダイナミックな活躍を描いた熱血スポーツコミック。交通事故で重傷を負った阪神タイガースのエース・江夏(えなつ)になりすまして登板した謎の少年は、変幻自在の投球で巨人打線を翻弄していく。彼こそ、名投手・沢村栄治(さわむら・えいじ)の意志を受け継ぐフィリピン人・シュウロが探していた超人の一人・宇野球一(うの・きゅういち)で……!?
九州の山奥にある、ひなびた九鬼谷温泉の老舗旅館、まんだら屋。そこは少人数の美女と多数の醜女が暮らし、そして素朴で人情あふれる温泉町。女性の肉体に興味津々のまんだら屋の息子、早熟な高校生・良太が、周囲の人々を巻き込んで起こす、笑いと涙とお色気の大騒動。
真剣に漫画家という職業について考え抜いたこの作品には、「生きる」ためのヒントが隠されている。ある雪の日に起った様々な人間模様を描いた「雪」他、7編を収録。電子書籍版では、これまで一度も単行本化されなかった、「刑事」(東京トップ社刊)掲載時のオリジナル版を完全復刻!
戦前の東京にあった私娼街・玉の井を舞台に、活発な少年・キヨシの日常を情緒豊かに描いた作者・滝田ゆうの自伝的漫画。友達と路地で遊んでいたキヨシは、歩いてきた馬車の荷台に乗って楽しむ。その時、馬車のおじさんから叱られたキヨシ達は、次々と荷台から飛び降りていく。そして最後に降りたキヨシは、前のめりに転んで、馬車の馬が落とした糞に手を突っ込んでしまい……!?
立木武蔵(たちきむさし)バレーボール部に所属する小柄な選手・朝丘ユミ(あさおか・ゆみ)が、世界一を目指して奮闘する熱血スポーツドラマ。姉を死に追いやったバレーボールを憎んでいた少女・朝丘ユミは、自分の中学校のバレーボール部から決勝大会に出てほしいと頼まれて、無様な負け方をしてやろうと考えて出場を決意する。しかしそんな考えとは裏腹に、ユミは魔の変化球サーブを繰り出して優勝を決める。そしてその試合を見ていた牧(まき)は、ユミを立木武蔵バレーボール部にスカウトして……!?
転校初日、学校についた春助は朝丘夏美ことエルに声をかけられる。戸惑いながらも人なつっこいエルに惹かれる春助。転校早々トラブルを起こして注目を集める春助。そんな春助を一途に思うエルとの学園生活はまだ始まったばかり!
小川メダカ、16歳。私立山の上学園の一年生。いつも元気がトレードマークの、ピッチピチの女子高生!親友の里美、理絵とはいつもいっしょ。たのしい高校生ライフを送ってます。校舎の屋上でお弁当食べたりダンスしたり。だけど、今一番興味のあることは…ちょっぴりHな恋の話!
ギャートルズ
お腹が減ったらマンモスの肉!ムラムラしたら近くの女をお持ち帰り!地平線がどこまでも続く大平原で暮らす原始人たちの愉快でおおらかな日常を描いた園山俊二のナンセンスギャグコメディ。雲の上でバクチをしていた神様達は、退屈紛れで地球に生物を創りあげる。そしてバクチの合間、神様達が地球を見るたびに、生物は恐竜から四つんばいの猿人へ、ついには二足歩行の人間へと進化していくのだが……!?
空に憧れ、空を飛ぶことに命を賭した人々の生き様描くシリーズ。日本編其の1では、第2次大戦中の日本で、戦闘機に携わる者たちの物語が描かれる。最強のゼロ戦乗り・坂井三郎が、敵機に襲われ、怪我を負いながらも奇跡の帰還をはたす「坂井三郎物語」。B29に対抗するだけのスペックをもつ先尾翼機「震雷」開発に血道を上げる人々を描く「鶴野正敬物語」など、8編の熱き男たちの物語を収録。
ピンクのカーテン
お兄ィちゃんのアパートに舞い戻ってきた野理子はグラマーな美人。経済的な理由で同居する二人だが、頭の中はエッチのことばかり。野理子は作家の三田村と付き合い、お兄ィちゃんは友達の彼女と・・・。ジョージ秋山がえがくピンク色の世界!「青春も人生もセックス抜きでは語れるものではない。またセックスを卑しきものとしてないがしろにしてはいけないと思う。セックスは人類が存在している根底なのだから。」(著者コメントより)
まさに夢のような80's!! 都会的とかお洒落とか大人っぽいとかそういう概念をこれでもかと詰め込んだ最高のラブコメです。 このキラキラした世界観に当時の中高生たちはさぞ憧れたことでしょう。 ごく普通の男の子なのに実は超能力者という恭介の設定も気持ちいいくらいにご都合主義だなあと思いきや、ちゃんとヒロインとの出会いのストーリーに活かされています。 そしてなんといっても2人のヒロインがめちゃくちゃ最高です。 大人びてセクシーなまどかと、天真爛漫で一途なひかるちゃん。どちらも可愛いし、ひとりの女性として人間として魅力的なんです。 恭介が優柔不断になる気持ちもわかる…。選べません。双子の妹ちゃんも2人とも可愛くて選べません。 そして80年代ファッションも可愛いです。ハイウエストのスカートとかロゴ入りのスウェットとか今見ても(今だからこそかも)お洒落で可愛い!! 喫茶店でバイトしたり、ディスコやロックのライブに行ったり、こっそりお酒を飲んだり(未成年飲酒ダメ絶対)…背伸びしたい少年少女が描く煌めきに満ちた青春そのものを謳歌していて、戻ることのない時間に想いを馳せてしまいます。空気感ごと愛おしいのです。 煌めきに満ちた…憧れのエイティーズ… みたいなポエムを思いついちゃうくらいに素晴らしい作品でした。遅れてきた青春をありがとう。