漫画家の『大全・全集』を語ろう畑中純、水島新司、石ノ森章太郎、新谷かおる 里中満智子、庄司陽子、高口里純、伊万里すみ子 柴門ふみ、高河ゆん、三浦みつる、かわぐちかいじ 高橋亮子、弘兼憲史 、ちばてつや、ながやす巧 森園みるく、中山星香、花小路小町、佐伯かよの めるへんめーかー 計25冊は出ているみたいですね。
結婚してもうすぐ子供が産まれるって時に役所にいったら「去年の年収27万?!お産だってもっとかかりますよ!生活保護を申請しますか?」と言われたけど「漫画がブレイク寸前なんです!そのうちドーンと税金払いますから!」と言い返して、その後『まんだら屋の良太』を描いたというエピソードが印象的でした。畑中純という人は学歴はないかもしれないけど文化的教養がある人で、だから『まんだら屋の良太』もエロ全開だけど生理的に不快にならず面白く読めるんだなと思いました。「梶井基次郎も志賀直哉もつげ義春も温泉にいく話があるけど、オレは温泉の側からくる人間を眺めたい」という意図があったのも知れてよかったです。