結婚してもうすぐ子供が産まれるって時に役所にいったら「去年の年収27万?!お産だってもっとかかりますよ!生活保護を申請しますか?」と言われたけど「漫画がブレイク寸前なんです!そのうちドーンと税金払いますから!」と言い返して、その後『まんだら屋の良太』を描いたというエピソードが印象的でした。畑中純という人は学歴はないかもしれないけど文化的教養がある人で、だから『まんだら屋の良太』もエロ全開だけど生理的に不快にならず面白く読めるんだなと思いました。「梶井基次郎も志賀直哉もつげ義春も温泉にいく話があるけど、オレは温泉の側からくる人間を眺めたい」という意図があったのも知れてよかったです。
九州の山奥にある温泉旅館「まんだら屋」が舞台のお色気漫画です。色恋沙汰って言うとちょっと綺麗に言いすぎてるなって思うくらいエロのインパクトがすごいです。決して子供には見せられませんが、大人が読むと不思議といやらしいとは感じない作品だと思います。 文庫版で買ったんですが、文庫版は売れ行きが良くなくて途中で出版中止になってしまったんだそうです。最終回がどうなってるのか気になるけど、50巻全部読むべきか迷ってます…。文庫版では青木雄二が「畑中純さんの漫画を読んで僕も大人の鑑賞に耐えうる漫画を描きたいと思った」と語っていました。
いつもの明るい話、組織から外れた人間の暗い話、哀愁のある話などの短編でいろんな主人公が登場する形式になっている。 各短編に色々あるが、最後にはハッピーエンドが多いので悲しい気持ちにならないがいい この短編集の中にある話にナニワ金融道の作者 「青木雄二」らしき人が登場し、ミュージカル風に暴れまくる回があるんだが、最初から最後までよかった。 タイトル/セリフが青木雄二への友情を感じる傑作
最近見かけたんだけど、ちょっと高くて手をだせなかった。 まさか電子書籍で販売されているとは思わなかった。 東考社が発売したクマゴローの性春と中身がどう違うのかの細かい点はわからないが、『まんだら屋の良太』のプロトタイプのような作品が収録されていたもよかった。 小学生の頃は畑中純はそんなに好きじゃなかったけど、最近は何読んでも面白い
結婚してもうすぐ子供が産まれるって時に役所にいったら「去年の年収27万?!お産だってもっとかかりますよ!生活保護を申請しますか?」と言われたけど「漫画がブレイク寸前なんです!そのうちドーンと税金払いますから!」と言い返して、その後『まんだら屋の良太』を描いたというエピソードが印象的でした。畑中純という人は学歴はないかもしれないけど文化的教養がある人で、だから『まんだら屋の良太』もエロ全開だけど生理的に不快にならず面白く読めるんだなと思いました。「梶井基次郎も志賀直哉もつげ義春も温泉にいく話があるけど、オレは温泉の側からくる人間を眺めたい」という意図があったのも知れてよかったです。