あらすじ

咲夜が攫われた先は、バラの咲き乱れる洋館だった。そこでは葵・伽羅沙・羽衣という三人の美男美女が咲夜の帰りを待っていた。三人はそれぞれが咲夜を愛し、代わる代わる彼女の躰を求めたが、咲夜の視線の先にいたのは…
ヴァンピール人形~汝の名はヴァンピール 血と性を貪る淫花~ 1巻

天涯孤独の青年、悠輝。ある雨の夜、彼は見知らぬ少女、咲夜と出会う。初対面の筈だが、咲夜は悠輝を見るなり涙を流し、抱きついてキスをしてきた。その勢いに流され、つい咲夜を自宅に連れ帰ってしまった悠輝だが、咲夜の淫らな躰に溺れる内、彼女が何者か等どうでもよくなってしまう。いつしか悠輝は咲夜をかけがえのない存在だと思い始めていたが、その頃から町に異変が起こる。度々男性の変死体が発見されるようになったのだ。そして悠輝の目を盗み、夜間に外出する咲夜…。咲夜の行動に悠輝は思い悩むが、聞く事ができないでいる内に彼女は何者かに攫われてしまった…! ※この作品は『ヴァンピール・ドール~淫らな性夜~』の改訂版です。

ヴァンピール人形~汝の名はヴァンピール 血と性を貪る淫花~ 2巻

咲夜が攫われた先は、バラの咲き乱れる洋館だった。そこでは葵・伽羅沙・羽衣という三人の美男美女が咲夜の帰りを待っていた。三人はそれぞれが咲夜を愛し、代わる代わる彼女の躰を求めたが、咲夜の視線の先にいたのは…

ヴァンピール人形~汝の名はヴァンピール 血と性を貪る淫花~ 3巻

1920年(大正9年)、「黒式」は幼い少女を拾った。彼女の名前は「せん」――。それから時は流れ、現代――。咲夜は未だバラの洋館に囚われ、淫らな愛欲の日々を送っていた。しかしその心はそこにはなく――…。

ヴァンピール人形~汝の名はヴァンピール 血と性を貪る淫花~ 4巻

結界を抜け、バラの屋敷に入り込んだ悠輝。そんな彼を、怪しげなメイドが出迎える。「主人からお持て成しをするよう申しつけられています」そう言ってメイドは悠輝の体を弄り…。

ヴァンピール人形~汝の名はヴァンピール 血と性を貪る淫花~ 5巻

再び一緒に暮らせるようになった悠輝と咲夜。だが…二人を付け狙う怪しい男の影。吸血鬼を狩る、ハンター。その男の出現により、明らかにされて行く謎。真祖黒式とは、咲夜の涙の意味とは。『ヴァンピール人形』ここに完結! 作者あとがき&おまけカラーイラスト付き!