時は大正二十年。日常の影に潜む妖なる存在から、帝都を護る者たちがいた。鳴海探偵社に身を寄せる若きデビルサマナー、十四代目葛葉ライドウもそのひとりである。煌びやかな外観とは裏腹に、様々な欲望が渦巻く帝都。奇妙な事件を解決していくライドウたちの周辺に、やがて畏怖すべき存在が迫りくる……。今、闇が帝都に潜む。