4.0
star
star
star
star
star_border
死んでも稀にゾンビ化するウィルスが流行っている(しかも増加傾向)の世界。
ゾンビになってもおくすりの力で腐敗は抑えることができるので、まあ普通に生活できるというゾンビ化。
ゾンビになった場合の大きな悩みは、眠らなくて良いので夜が長いこと(故にサブスク動画必須)。
ほのぼの日常に見えて、理解できるけどぶっ飛んでいる設定のせいで、ほのぼの日常もぶっ飛んでいる。
「あなたとっくに死んでますね」と、さらっと診断するお医者さん。
死んだことを本人の目の前で悲しむ同僚。
ゾンビ向け雑誌の「ちょい腐らせるのが流行り」にも笑ってしまった。流行りがすたれたらどうするの?切除するの?
ゾンビがお花でかわいらしく彩られているのも微笑ましい。
個々の設定は理解できるのに、なぜか個々のキャラクターのケーススタディはよくわからない展開に進んでいく。
さすが金田一蓮十郎先生。
『ジャングルはいつもハレのちグゥ』の理不尽な笑いが好きだったことを思い出す。
個人的には、浮気する旦那を殺した御夫婦の展開が気になる。