勉強になります
私は医療関係者ではないので、全く知らない世界のお話ですが、看護師さんのお仕事は壮絶だなと…。 話も凄くわかりやすく描いてくださっているので素人の私でもなるほど!と思いながら読み進めていました。 勿論、漫画用に話を盛っている部分もあるかとは思いますが、現場で頑張っていらっしゃる医療関係者の皆さんに改めてありがとうございます。と言いたくなる内容でした。
読んでいて、似たような病棟で働く親族が昔「姥捨て山」と例えていたのを思い出した。
「お別れホスピタル」は幸せな最後が多いので、創作が混じっているんだなとわかりやすい。
でもわそうでもなければ、創作よりひどい現実はコメディにすら見えないのかもしれない。
ヘルパーさんが患者さんに怯えながら介助しているワンシーンですら、とても切実で辛かった。
聞いた話で思い出したのは、コロナが出てくる前は「ノロ」が一番恐ろしい病気だったそうだ。
発生したら病棟中をすべて消毒した話も聞いたが、漫画を見るに、文字どおりすべて消毒したんだろう。
医療従事者の方々には頭が下がる。
みんな年を取ればいずれ認知症にかかって、体が思うように動かなくなって、となるのだから、終末期病棟についてちょっと知っていても損はないかもしれない。
我々のころに、このようなかたちの終末期病棟が残っているかはわからないけど。
産科の次は終末期病棟! 沖田×華、最新作 累計325万部超(電子版含む)! 講談社漫画賞少女部門受賞! NHKで連続TVドラマ化の大ヒット作『透明なゆりかご』著者・沖田×華の渾身新境地!! 『透明なゆりかご』で産婦人科という「産まれる命」を描いてきた著者が次に描くのは、「死にいく命」が集う終末期病棟(ターミナル)。死が一番そばにある病院で働く2年目の看護師・辺見。彼女が目にするのは、さまざまな患者の“死と人生”をめぐる赤裸々で剥き出しの悲喜劇ドラマです。長寿が誰にとっても当たり前となった現代であなたにとって、家族にとって「生きるとは? 死とは?」をストレートに問いかける問題作、ここに登場!!
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