あらすじ大反響“黒い看護婦編”いよいよ佳境へ! 累計55万部(紙+電子)突破! 終末期病棟(ターミナル)に加わった “黒い看護婦”九条による“救い”が加速していく… 彼女の不審な行動に辺見も違和感を覚え、ついに病棟スタッフは彼女に疑いの目を向け始める… 緊迫していく物語の行く先は!? 沖田×華の問題作、目が離せない第7集!
読んでいて、似たような病棟で働く親族が昔「姥捨て山」と例えていたのを思い出した。 「お別れホスピタル」は幸せな最後が多いので、創作が混じっているんだなとわかりやすい。 でもわそうでもなければ、創作よりひどい現実はコメディにすら見えないのかもしれない。 ヘルパーさんが患者さんに怯えながら介助しているワンシーンですら、とても切実で辛かった。 聞いた話で思い出したのは、コロナが出てくる前は「ノロ」が一番恐ろしい病気だったそうだ。 発生したら病棟中をすべて消毒した話も聞いたが、漫画を見るに、文字どおりすべて消毒したんだろう。 医療従事者の方々には頭が下がる。 みんな年を取ればいずれ認知症にかかって、体が思うように動かなくなって、となるのだから、終末期病棟についてちょっと知っていても損はないかもしれない。 我々のころに、このようなかたちの終末期病棟が残っているかはわからないけど。