ところでこれってどんな話になるのかな？まさか子育て漫画？

主人公がベンおじさんとかツェペリさんみたいなポジションになる作品なのかなと思ったけどどうだろうか…新しいは新しい気がする

実は、スピリチュアル系の動画を見まくって感慨に
ふけっていた、その後にこのマンガに出逢いました。
ので、純愛物語と謳っていますが、多分に陰謀論や
謎解きの展開を期待しています。

そもそも「地球の子」を操っている研究員たちは
何者なのか？
地球にとって免疫のような子が産まれる秘密は？
など、こういう謎を大真面目に描いていって欲しい
と期待しております。

『地球の子』 色々と考察し甲斐があって面白い！

先ずは、ヒロインかれりの目玉が 地球なのだ！
（驚いた時だけは 目玉が点になるが）
対する主人公 令助の目玉は、地球を中心に回る
月みたいなのだ。

そこで第一回目のタイトルを見ると、
「君は地球、僕は月」
やはりこの二人、地球と月のような 運命的な
繋がりがあるのだ。
令助の記憶が消えないのも、かれりが令助を忘れ
られないのも 宿命的な秘密があるからだろう。
かれりが「地球の子」なら、令助は「月の子」
恐らく月の子は、地球の子をフォローするような
役割を持った、これも特別な存在だと思われるのだ。

そして、この二人の間に生まれた息子 衛の目玉が
地球なのだ！
衛は 令助の喉に当たりそうになった隕石の小さな
欠片を、念動力を使って動かしたのだ。
「地球の子」はしっかりと遺伝しているのだ。
かれりは、地球の子を産むための方法を知っていた
のかもしれない。

そうなると今後は、衛が「地球の子」として活躍し、
彼をフォローする「月の子」の彼女が登場するのが
予想されるのだ。
そして衛が動かした隕石の欠片に、かれりの記憶や
能力などが宿っていて、物語の重要なアイテムと
なっていく…
現時点でこのようなシナリオが浮かぶのだが、果た
してどう動くだろうか？

（あと、かれりの姓が「星降」から 佐和田に代わり、
　そこから隕石が接近して来た。
　かれりは これを破壊し、砕け散った星が降って
　来た。この「星降」にも秘密が隠されているように
　思う。）

「地球の子」のタイトル文字、これも上手く
考えられています。

「の」のバックに地球があります。
その左斜め上「球」の点の部分が ある星に
なっています。この星は何なのか？
黄色く描いてあるので 金星？
否、オレンジの斑点がクレーターぽく見える
ので、これは月ではないか。
となると 地球の近くに月がいる、そんな構図
に見えるのです。
「地球の子」と月との深い関係を示すタイトル
文字ではないかと思います。

隕石な気がするけどな。燃えてるように見えるし

「地球の子」、怒涛の展開で驚いたが 面白かった。
そんな好印象が多いようだ。
だが、少し冷静に考えてみようと思う。

この第一話、煎じ詰めれば「ボーイ・ミーツ・ガール」
と「アルマゲドン」だと思う
「ボーイ・ミーツ・ガール」系の話では、愛する男女が
なかなか会えそうで会えない。すれ違いの連続で非常に
もどかしく思うものだ。
ところが、本作では スパッと結婚まで行き、子供まで
出来ている。これには「良かったな～ 良くやった！」と
読者も達成感を得られたと思う。
ここが好印象の大きなポイントだと思う。

だがしかし！ 熱愛から 結婚、子供の誕生までのシーン、
これをたった３ページで片づけているのだ！
これはチョット乱暴過ぎないか？
結婚について両家の思いは？ 子供が出来る以前の男女の
営みは？（男女の営みは流石に少年誌ではＮＧか（笑））
子供の誕生まで とても３ページで納まるものではない！
その事を 良い子の皆さんは知っておいて欲しいと思う。

とはいえ、結婚の運びと隕石接近の危機感、両者を被せて
グイグイ引っ張っていく描き方は上手いと思う。
第一話は こうした ”力技” が威力を発揮したようだ。
問題は、第二話からどうなるのか？ 第一話を ”外伝”として
捉える向きも多い。
が、作者は巻末のコメントで「メチャンコ頑張ります。」と
はりきっているので、この熱量、スピード感は続いていくと
私は期待している。

「地球の子」を 陰謀論的に述べて行こうと思う。

ある秘密結社の大幹部と会った という人物の話に
よると、重要な話の部分だけ 頭の中の記憶が消えて
いると言うのだ。

これはマンガに出て来た「記憶消去アプリ」なのか？
（酒を飲み過ぎて記憶がなくなる原理…多分？？）
あるいは 特殊電磁波によるものなのか？
とに角、マンガに登場してきた記憶消去させる武器が、
現実に使われているかもしれないのだ！
つまり 人々が記憶を消されている間に、物事が好き
勝手に進められていくという 恐ろしくダークな世界が
進行していく可能性があるのだ。
そこには「地球の子」のような、特殊工作を行いながら
関わった人間の記憶を消す という任務をこなしている
人間がいるという事なのだ。

さあそうなると「地球の子」は 絵空事ではないのだ。
ある秘密組織によって人々の記憶が消され、世界が奴らの
思い通りに進んで行く、そんなストーリーが考えられる
のだ。
「地球の子」は そんな悪い奴らと戦うのかもしれない。
秘密結社に操られた「黒い地球の子」との戦いが繰り広げ
られるのかも と予想するがどうだろうか…？？