漫画の歴史に名を刻む作品です。
漫画界のアンタッチャブルに触れた作品です。 漫画の二次利用がOKになったので、同じタイトルのAVがソフトオンデマンドから発売されたり、話題が絶えません。 漫画家と編集社とのパワーバランスを変えてくれた作品ですね。 素晴らしいチャレンジだと思います。 漫画自体も、健康保険制度の矛盾や医者都合よって歪められた医療について等、医療のアンタッチャブルに触れています。 非常におもしろい。漫画も漫画家も。
永禄大学付属病院の研修医・斉藤英二郎。その月収はわずか3万8千円――。生活のためには他の病院でのアルバイトは欠かすことができない。ある日の夜、アルバイトとして訪れた誠同病院で当直を任された斉藤の元に、交通事故で瀕死の患者が運び込まれる。他に医者はおらず、いるのは経験も何もない“研修医”である自分と看護師だけ――。剥き出しの“命”に対面したその時、斉藤は…?
大学病院に勤める研修医が自分の道を探す話。
内科・外科・新生児ICU・小児科・精神科・夜間救急病院のアルバイト…
そこで現代医療の問題に向き合うことになるが…
実直で頑固な性格のため各病棟から問題児扱いされるものの、医療に真摯に向き合う姿勢が評価され人には好かれる。応援したくなる不器用な主人公です。
下唇を突き出した絵とかほんとに苦手なんですけど面白くて何回も読んでいます。