あらすじ

斉藤が辻本に提示した、未承認薬「TS-1」を使用するという選択――。自分のがんが治ることはもはや無いと知った辻本は、自らの「死」と向き合うために、そして残りの「生」を全うするためにその提案を受け入れた。「死は敗北ですか?死は絶望ですか?死とは不幸で否定されるべきものでしかないのですか?」――人間の誰しもが向かい合わなければならない「死」。葛藤の果てに斉藤は何を見る。「がん医療編」、ここに完結。