あらすじ

手術によって膵臓のがんは除去したものの、主治医・庄司の指示で抗がん剤による治療を続ける主婦・辻本。彼女は「がんが治った人はすべてがんと闘った人たちなのです」という言葉を信じ、激しい副作用に耐え続けたが、がんは肺にも転移、既に「完治」の望みは絶たれていた。そのことを知った斉藤は「告知」の是非に思い悩む。そんな斉藤を見て、庄司はある医師たちの昔話を始めるのだった。