昼はサラリーマン、夜は屋台のラーメン屋。
給料を貯めていずれはラーメン屋開業を目指す主人公・藤本。
でもそもそも自分はなんでラーメン屋になりたいのか、
どんなラーメンを作りたいのか、
そんなことを考えながらの日々。
やたらとラーメン勝負にまきこまれるのは
いかにも漫画的だが、ラーメン自体は
ぶっ飛んだトンでも品は出てこない。
原価を無視したようなものも出てこないし、
そのへんはやはり独立開業をテーマにしているからか？
うまいラーメンを作るのも大事だけど、良いラーメン屋とはなにか？がテーマな気がする。
独立開業したラーメン屋で起きそうな出来事として常連に対する扱いについての回もあったし。
といいつつ、たまに出る片山晋二のむちゃくちゃな回も好き。
片山さん、だんだんとギャグキャラになったけれど
ラーメン自体は美味くて繁盛店のオーナーなんだよね。
元・公務員ってことだけれど、公務員を続けていたら
どこか大失敗していただろうし、
ラーメン屋に転職したのは大正解だったような。
主人公よりも、芹沢、武田の方がいいキャラしているんだよな...
河合先生の漫画の主人公って他の漫画も
見た目の印象はあまり強くない。
なので主人公を振り回す脇キャラのほうが
どんどん個性が強く、奥が深くなっていく感じ。
芹沢なんてスピンオフ作品でも脇役だが
実質主役なみに動き出したもんな。
一般的な札幌味噌ラーメンに否定的だったわりに
ラーメンタイムトンネルでは普通に味噌フブキさんが
人気店になっていたのが疑問。
確かにミソラーメンの評価が気になったな
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