第1巻・巣立ちの季節 人並み外れた人見知りの20歳の堂本繁は、札幌で印刷工をしながら絵の勉強をしていた。意気地がなく同僚の女性に失恋してしまった繁は生まれ変わるつもりで100号の大作に挑む。公募展に出品したその作品は特別賞を受賞する。しかし、同僚の嫉妬と上司のイヤミに生まれて初めて怒りを爆発させる。怒りに任せ会社を辞めた繁は、安アパートを借り絵描きの道を志すのだった。そんな彼の前に現れた青年・青野。彼は将来最大のライバルとなるのだった。そして、謎の女・麦子。彼の行くところどこまでも付きまとい繁を困惑させる。その他様々な人物が登場し、物語が展開していく。
藤沢ケンジ、17歳。北海道に生まれ、極道になることを夢見る。ある組長はケンジに言う。「この男からヤクザのすべてを学べ。極道の天才と言われる男だ」その男の名は四代目極門組・九条英治。二人の男が出会い、その魂を焦がす!!
三年前…北海道・浅井生産牧場――生産牧場とは繁殖牝馬に仔を産ませ明け1歳の秋頃までに馬主に売り、生計を立てる牧場である――その牧場にいた母馬・おちょうは最後の仔を産み生涯を終えた…産まれた仔は「ガバチョ」と名付けられ馬の気持ちがわかるテルを母親代わりにのびのびと育った。競走馬らしからぬ甘ったれの馬になったらダメだと言われるテルだったが、母親代わりのテルはガバチョの力を信じていた。そしてガバチョは…日本ダービー(G1)出馬まで成し遂げガバチョの快進撃が始まる!!馬と人との絆を描いた感動ありの競馬作品!
昭和38年、北海道・襟裳岬。高級魚が喰われる事を恐れトドを皆殺しにすべきだと叫ぶ猟師達に対し、若きトド・ハンター魚一生(うお いっせい)はあくまで自然の摂理に則って狩猟すべきだと主張。現地猟師と対立した一生はアラスカ政府からトド猟の許可証を獲得、アラスカへと向かう! その途中、ウナラスカ島の少女・イリーナと恋仲になった一生だったが、日本人を認めない現地民らは、仲間になりたかったら凶悪な肉食獣・ウオブリン(現地の言葉で悪魔を意味する)を捕らえてこいという…。世界を股にかけるバイオレンス・猟師アクション!
話題のドラマをコミカライズ! 連続テレビ小説『なつぞら』がマンガになって登場! 夢に向かってたくましく生きるヒロイン・なつの感動の物語。 ■Story 戦争で孤児になった少女・奥原なつは、北海道の十勝で牧場を営む柴田家に引き取られる。生き別れた実の兄妹を思いながらも、なつは柴田家のあたたかさ、酪農と絵の面白さに触れ、たくましく育っていく。そして、どうしても叶えたい夢に出会う――。
【動物たちのたくましい生命力に感動するポポ先生の日々】東京から北海道へ就職。タンポポみたいにやって来た獣医の一文字風太(いちもんじふうた)は、みんなからポポ先生と呼ばれた。勤務先は叶内(かのうち)家畜動物病院。ところが叶内先生が病気で倒れて大変なことに! 新米獣医先生の成長ドラマ、前編。 【同時収録】ふたつのうた時計
父、神守辰造の意思を継ぎ、神守組の代紋を守るべく生きる六代目組長神守新吉と妹和、それに本城武志、金次の四人にとって、北海道芦別岳は平和郷であった。 だが某日、新吉たちが営む芦別岳の山小屋に大組織・白神会の総長、代行以下数十名が乗り込んで来る。こんな山の中にわざわざ足を運ぶ彼らの狙いは何なのか…!?そこには驚くべき計画が隠されていた!!新吉たちの平穏は破られ、芦別岳を血に染める暴力のブリザードが吹き荒れる!!
家業の牧場を継ぐ彼氏・耕一郎を追って単身、北海道へ押しかけた都会育ちの比奈子。反対を押し切って牧場に嫁ぎ、めでたく子を宿した比奈子だったが、次々と問題が舞い込んでくる。ケガをして処分されそうな競走馬、牧場に預けられた母子家庭の子ども、突然牧場を訪ねてきて離婚すると言う実母…。牧場で起こる問題を乗り越え、強くたくましくなっていく女性の成長と家族愛を描いたヒューマンドラマ!
父親の単身赴任のため、母親の実家である北海道で祖母・叔母・母・兄とともに暮らす小学生たんぽぽちゃん。その生活をとおして紹介する、昭和のなつかしいごはんたち……。「ママぽよ」の青沼貴子が初めて描く、自身のルーツ「北海道」のふるさとグルメ漫画!
時は1998年、神威バズ23歳。生まれて初めての旅の舞台は北海道! 知識も金も度胸もない、人見知りのへっぽこライダーが北の大地をさまよい走る。大きなドラマは無いけれど、小さな出会いと失敗盛りだくさん。大自然の中で個性豊かな旅人達と一期一会を繰り返し気づいた時にはどっぷり北海道にハマっていた…。著者のその後の人生を狂わした長くて短い旅を、20年経った今あえて振り返る等身大の旅エッセイ漫画。
恋に破れ、仕事に生き、婚活に精を出す小田早織(29歳)。彼女が美食に目覚めたきっかけは、親友が連れて行ってくれた、さっぽろラーメン横丁にある「弟子屈ラーメン」で―― 恋も仕事も遊びも「食」も! 札幌在住・アラサ―女子の美食活動はじまります!! 新聞、TVなど各メディアで話題沸騰!!! 地元の愛され店舗にアラサー女子が突撃! リアルで美味しい札幌・食漫画の決定版★ 札幌出張や観光のお供にも使えます!
一世紀前、未開の北海道原野をさすらうひとりの男がいた。シュマリと名のるこの男の、旅の目的は!?そして、右手のホウタイは何のため!?激動する時代を背景に、野性児の強烈な生きざまを描く傑作長編、第1弾!!
北海道の山奥で、絶滅したはずの野生の狼とともに育った少年がいた。彼の名は陽太。家族と離れ、大自然に囲まれて狼を家族とし、狼としての生を送ってきた。そんな陽太と友達になった美少女はるか。はるかは陽太たちを狙う人間の魔手から彼らを守ろうとする。
とある北海道の高校で繰り広げられる、体操部の女の子たちの物語! 真面目が過ぎる部長のゆか、運動が出来なさ過ぎるいちご、ネガティブ過ぎるひなた、ちんちくりんで言動が特徴的過ぎるななみ。新進気鋭の有馬が描く、毎秒笑える体操部4コマ、開幕です!
極悪の囚人集う中、命削ぎ合う“刑務”がはじまる――!!! 北海道・根室刑務所――。全国から集う大量の受刑者たちの中、新たに収監されたひとりの青年・東杜雄。残してきた唯一の肉親である妹のため、荒くれ者たちが跋扈する過酷な生活を懸命に生き抜こうとしていた…。だが、そんな東を待ち受けていたのは、未来への希望を打ち砕く、あまりに非道で過酷な“刑務”だったッ…!!!
ある事情で東京を離れ、北海道小樽にあるペンションのパン職人募集に応募した聖樹(まさき)。そこで聖樹は、非凡な才能を発揮して見事合格。不安を抱えながらも、雪森姉妹が営む、ベーカリーペンションで働く事になる……。見知らぬ地で、聖樹は最高のパンを追い求める!
修学旅行で北海道にやってきた太助だが、すれ違ったままのみさとのことで頭がいっぱい。 一方、みさとも牧場研修で偶然北海道を訪れていた。 北の大地で二人を待ち受ける運命は…!? ハートフルアニマルコメディの決定版、待望の新シリーズがついに登場!!
東京の大手全国紙・大和新聞。その大和新聞に籍を置く戸塚文子は、新聞協会賞も受賞し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの若手敏腕記者である。そんな彼女に人事異動の発令が!! 自他共に認める若手のホープとしてワシントン総局への異動か? と胸を躍らせていた文子だったが、蓋を開けてみると辞令は、小さな地方新聞社・日刊北海道への出向だった…… 納得いかぬまま北海道の地に降り立った文子がその地方新聞社で目にし、感じたものとは!?
北海道の大自然の中、小熊を脇に抱えて親熊から全力疾走で逃げる男! やること全て楽しさ半分の加減知らず、斗橋満天15歳、悪ガキ! たまたまボクシングキャンプに来ていたジムの会長に才能を見出され、牧場主である父に厄介払いされる形で、家を出ることになった満天。大自然相手の命がけの悪ふざけで培った並外れた野生のパワーで、大してやりたくもないボクシングの世界でベルトを目指すことになるのだが…!?
都心で働くことに憧れていた南は食品メーカーに就職する。だが配属先は北海道の畜産牧場だった。着いた早々脱走した牛に出会い気絶してしまう。慣れないことに戸惑いながらも真剣に働く仲間たちに南も少しずつ感化されていく。本格畜産牧場ストーリー。
【北海道の牧場で育まれる史郎の愛と決意!】東京在住の大学生・上津史郎は北海道日高地方に旅行に出かけ、赤い自転車が印象的な少女・篠原由香と出会う。彼女に心惹かれた史郎はひょんなことから彼女の実家の牧場に長期滞在することになり…。北の大地を舞台に若い恋人達の成長を描く物語、第1巻!
東京から北海道・釧路の町へと引っ越してきた元野球部エースの洸生。父親の親友の息子、海人の家で暮らすことになるが、そこで出会った海人の幼なじみ映未と出会い、恋におちる… 天才少年が、釧路で恋と友情に出会い、再生していくやさしくて甘い恋物語―
北海道純愛物語。「とまどい皐月」の続編。兄の結婚式に出席するため横浜に帰省した数雪を追っかけて、咲耶は横浜までやって来た。数雪の通った学校、数雪の歩んだ道…。数雪の生まれ故郷を数雪と二人で散策し、咲耶は横浜が好きになった。だけども数雪が高校時代の友人たちに言った「(まだまだ)結婚する気はない」の言葉を、咲耶は「私は結婚対象外」と解釈し、すっかりヘソを曲げてしまって…?
後に描かれる『蒼き炎』と近い形で、主人公が色んな芸術家と出会い絵で勝負する。 いい絵を描くために必要なものが人間的な成長(労働の絵を描くために農作業する)ということや、芸術に全てを賭ける登場人物は昨今フィクションの世界でもあまり見られないので逆に新鮮。インテリに支配されハイコンテクストになってしまった現代美術に対して、こういったポリコレ無視の破天荒さ、愚直さが突きつけるものもある。 そんな感じなので現代的な感覚だとところどころに都合のいい女が出てきたり、こんなうまい話あるか!とつっこみたくなる場面があったりするけど、一気に読んでしまった。