乗っていた船が難破して、無人島に流れ着いた男女4人。奔放な野生児・今日香、みんなのまとめ役・優介、ツンデレ女子の千夏、マイペースな礼一。個性的な4人が無人島で魚を釣り、家を建て、なんだか楽しく暮らすうち……まあ男女4人なんで、そりゃあ色々起こります…! 心躍る無人島物語はじまりはじまり~。
あなたの輝く心はシャボン玉。夢は果てしなく、どこまでも高く、はじけ散るまで飛びつづけ、私の手には帰らない――。兄、サミーを理想の男性像と慕っていた光吉(みつよし)くららは、大前田鈴(おおまえだ・りん)と知り合い、次第に恋が芽生えていく。兄と同じ大学に入り、二人と同じ山岳部に入部するが、山でサミーが遭難し……。青春と純愛と家族の絆(きずな)がつまった感動作!
東京での生活に疲れ、自分探しの旅に出た賢三(けんぞう)。行きついたのは、南の島の寂れた宿、「楽園マリン」。宿主・花村(はなむら)は怪しすぎるし、ワケありなイケメンたちが次々に「楽園マリン」に集まってくるし、ここでも苦労が絶えない賢三だけど、次第にそのゆるさに救われ、自分が進むべき道を見つけていく――。ゆるメン・オン・ザ・ビーチ!! 読むとゆる~く癒やされる南国ヒーリングコミック。
派遣社員だったハイジは亡き祖父が遺した山小屋を訪ねることに。変わり者だった祖父。そんな彼と一緒に働いていた霧島はハイジの山男(=祖父)のイメージを覆す爽やかな青年。しかしいざ山に登ってみたら厳しくハイジにも容赦がない。ようやく山小屋に着いて安堵するも、そこはハイジの想像を遥かに超えるものだった。「こんなはずじゃ!?」と心の中で叫ぶハイジだが山で見た光景が彼女を変える。ハイジの山小屋修業が始まる!
理系男子と海洋動物へのLOVEがつまった青春物語!失恋を癒すため登った富士山で、奇妙な男2人組と出会った七海(ななみ)。彼らは海洋動物の行動を観測する研究者だった。なりゆきで海に出た七海は巨大なクジラと遭遇。その姿に魅せられ研究室に入ることになり…。
美しき海をステージにした、せつなくやさしい奇跡のラブストーリー!!「嫁に来ないか」――。それは絵馬につづった、ささやかすぎる願いごと……。愛犬・カフーとともに沖縄の離島・与那喜(よなき)島に生きる青年・明青(あきお)。彼に届いた1通の手紙には、「絵馬を拝見しました。わたしをあなたのお嫁さんにしてくださいますか」と書かれていて……!?第1回「日本ラブストーリー大賞」受賞作の小説が、ピュアなときめき満ちるコミックに!!
ピアノが大好きなエリゼと木のぼりが得意なクララ、ふたりはキュートな双子の姉妹。エリゼとクララは、外見はそっくりだけど、性格はまるでちがう双子の姉妹。パパの仕事の都合で、姉妹はおばあさまの住むエリカ屋敷に引き取られることになった。ふたりにとって村での生活は、めずらしいことばかり…。アルプスの大自然を舞台に、キュートな双子の姉妹がくりひろげる、あったかハッピー・ロマン!!
自伝的作品『ルミとマヤとその周辺』待望の続編!!北海道の大自然でのびのび育った姉妹・ルミとマヤ。バイオリニストとして日本中を飛び回る母・涼子(りょうこ)。中学2年の夏休みに母の代理でひとりヨーロッパに行くことになってしまったルミは……?1980年代の日本―フランス―ドイツ―イタリアを舞台に、少女と様々な人々との心の触れ合いを描いたヤマザキマリの原点ともいえる物語――。
鬱蒼たる木々が大地を覆い、かつての栄華は失われ、混沌が統べる時代――。辺境の小さな宿を異形のモノ達が襲った。森の宿で育った竜の血を引く少女・エバは、謎を秘めた美青年に導かれ、新たな運命を紡ぐ旅を始める!重き宿命は、少女に何を求めるのか!?待望の本格ファンタジー・シリーズ開幕――。
誰の心にもあるはずの、思い出という、たからもの。おさない姉妹の、かわいく、やさしく、じんわりする、ノスタルジックな物語。――小さな姉妹・ルミとマヤ。北国の町に住んでいます。お父さんはいません。音楽家のお母さんは忙しいのでいつも二人ぼっちです。でも、淋しくなんてありません。ノスタルジックな昭和のストーリー!
人魚が暮らすエンゼル島のルーナ姫は、島のタブーにふれた罪で女祈祷師ピョーマの手で島流しの死刑に処される。運良く貨物船に命を救われたのだが、すべての記憶を失ってしまい、さらに不運は続き、奴隷商人につかまり散々な目にあう。その姿を見かけた日本人青年の英二(えいじ)は哀れに思い、ルーナ姫を助け出す。しかし、この出会いをきっかけに、エンゼル島を乗っ取ろうとたくらむピョーマの巨大な陰謀に巻き込まれていくことに……。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT75~76『エンゼルの丘』第1~2巻収録 <初出掲載>1960年1月号~1961年12月号 なかよし連載
コンゴの密林へ潜入した映画の撮影隊が発見したインク帝国の遺跡。三千年もの間、廃墟を守り続ける女神コブラの不老不死の秘密とは? そして帝国の秘宝「象牙の墓」とは? ほかに『シャリ河の秘密基地(原題『ターザンの秘密基地』)』、『有尾人』、『拳銃天使』を併録。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『ジャングル魔境』 MT138『ジャングル魔境』収録/『シャリ河の秘密基地』 MT138『ジャングル魔境』収録/『有尾人』 MT254『有尾人』収録/『拳銃天使』 MT324『拳銃天使』収録 <初出掲載>『ジャングル魔境』 東光堂発行 1948年3月20日/『シャリ河の秘密基地(原題『ターザンの秘密基地』)』 東光堂発行 1948年10月20日/『有尾人』 不二書房発行 1949年7月15日/『拳銃天使』 東光堂発行 1949年4月20日
ある日、大慌てでやって来た正治(まさはる)の手に握られていたのは、三平(さんぺい)宛の果たし状!?事情が飲み込めない三平に正治が説明するところによると、手紙の主は山伏姿の親子で、さらにはハリも糸もエサさえも使わずにたくさんの魚を釣ってみせたというのだ……!!到底信じ難いこの“念力釣り”の正体を見破るべく、三平は釣り勝負を受けて立つ――!!
そこに在るのは、生の喜びと死の尊さ――。小さな体で馬鹿力のゴンが地球で食う!寝る!遊ぶ!暴れる!鬼才・田中政志が台詞・効果音を一切排除し、その卓越した描写力で厳しい大自然の中の生命を描き出す!世界十数ヵ国で出版される超傑作!!
前人未踏の秘境で、三平三平(みひら・さんぺい)、魚紳(ぎょしん)が幻の魚・キノシリマスに挑む!!そこには若き日の一平じいさんの熱い思いが隠されていた。果たして幻の魚の正体とは、なんなのか?そして、一平じいさんが残したものとは?
ある日、和也は岬の下のやしろで赤ん坊を拾った。その子は不思議な成長を遂げ、トリトンと名付けられる。金色のイルカに海の一族・トリトン族の末裔だと聞かされた彼は、やがて巨悪のポセイドン族に立ち向かってゆく……。アニメ化にもなった伝説の海洋ファンタジー! <手塚治虫漫画全集収録巻数>MT189『海のトリトン』1巻収録/MT190『海のトリトン』2巻収録 <初出掲載>『海のトリトン』(原題「青いトリトン」) サンケイ新聞 1969年9月1日~1971年12月31日連載
中学生の森川駿が暮らす牧場で、1頭の仔馬が誕生しようとしていた。母馬は桜花賞3着で、白い疾風とまで呼ばれたサザン。難産に苦しむサザンを駿は徹夜で看病するが、サザンは仔馬の命と引き換えに息をひきとってしまう。風のように速い馬になれ、という願いを込めてシルフィードと名付けられた仔馬と駿の、挑戦の物語が始まった!
普通のヒグマではないゆえにクマ牧場から旅立つことになったヒグさん。世間知らずの子グマは苦難を乗り越え、父の待つヒグマウンテンにたどり着くことができるのか?試される大地・北海道を舞台に、ヒグさんの冒険がはじまる!
宮本武蔵(みやもと・むさし)inハワイ!!本邦初、リゾート剣豪漫画!――剣の道に疲れた武蔵が、五輪書の印税でロハス生活開始。ユルユルな男たちがユルユルなムードのビーチで繰り広げる、どうでもいい争い。集まれ剣豪ファン!ただし現地集合現地解散だ!
戦後すぐの北海道に越してきた少女・千鶴。ある理由から声を失った彼女は、その地で不思議な雰囲気を持つ静子と出会う。北海道の戦後開拓で、たくましく生き抜いた人々と、人間の力を超越し、ただ超然とある自然を舞台に繰り広げられる、二人の少女の物語――。
漫画で読む恐竜学入門!!『名門!多古西応援団』『疾風伝説特攻の拓』のヒットメーカー・所十三が描く恐竜感動物語!奇妙な偶然からティランノサウルスの卵に交ざって生まれたトリケラトプスの子の運命。狩りのために種を超えて集まった群れが生んだ友情。時代の変化に直面した陸の王者の決意。恐竜たちの生活は愛情と友情に満ちていた――。
ヴィクトリア号の船長バーンズはセックスをこよなく愛する冒険野郎である。美しく強く、決してやらせてくれない副官のアマンダと共に、今日も今日とて冒険を求めて命懸けの旅をする!目指すは幻のアレクサンドリアかヴァイキングの秘宝か、あるいは海底のアトランティス――!?ある日(X)、ある場所(X)での出来事を成人向け(X指定)に描いた娯楽冒険活劇!!
送電線の連なる鉄柱タワー、それさえ子供の目で見れば“電気イカの群れ”になってしまう。子供の頃にはたしかにあった「不思議」、その驚きの感動体験を水彩画風オールカラーで綴った短編集。あなたの胸には何が残っていますか?
山之辺美由(やまのべみゆ)は幼いころに“ひのきじいさん”と話をする方法を父親から教わり、植物と会話することができるようになった。しかし、自分勝手な人間たちに対する植物の声は、決して温かなものだけではなかった!!――「人間ヲ憎メ!」植物の声が聞こえる。「植物」が「人間」に反抗する!!SF短編の名手・岡崎二郎が描く“警告の書”。
子供の頃、うるさい大人や煩わしい日常から逃げたくて、ここではないどこか遠い無人島に焦がれたことがある人に読んで欲しいと思う1冊です。幼い日の空想は、年をとって現実というものを理解することで忘れてしまうのかもしれません。ただ、あの頃に自分が憧れた冒険はきっとこんな世界だったと思い出させてくれます。 彼らが食べてる魚や木の実はどんな味なんだろう。無人島で紡がれる優しい物語に、きっと読む人間の口元も緩んでいるんじゃないかと思います。夏休みに休めない大人の方も是非。