家族を失い、病に身体を蝕まれた“おとうさん”は、飼い犬ハッピーと共に、南へ……。それは残されたわずかな“生”を生き抜く旅でもあった……。ラストは、涙なしには読めません。
グズでのろまでちょっと間抜けなシロクマの『シロ』は、母ちゃんとすべてに抜け目のない弟・大ちゃんとの三人家族。厳しい自然界で生き抜くために母ちゃんは、二人の息子にいろいろと教えるのだが……。仲間に加わったいのししのウリ坊やシロの恋人(?)ちょしちゃんなど、おもしろキャラも多数登場!相原コージの人気を決定づけた記念すべき作品!!
ドキュメンタリー漫画の第一人者が贈る───ある町の復興とそこに住まう人々にまつわる物語(漫画アクション No.6 2020年3/17号)
その未来を「確定」するか「確定」しないかは、あなた次第――。20年以内の“未来の1日”に行って帰ってこれるお店「空日屋(うつろひや)」。その不思議な店を訪れ、未来を垣間見、決断を迫られることになった人々の、様々な人間模様と選択を描くオムニバス・タイムリープ・ストーリー。
19世紀末、一人の若きナチュラリストがアメリカの広大な荒野に君臨した誇り高き狼王“ロボ”と対峙する。これは優れた画家であり「動物記」の作家であるシートンのナチュラリストとしての成長を描いた物語である。
田辺恵美は専業主婦。家事はもちろん、義父、源三の介護もこなしている。夫の博文は仕事人間でいつも家におらず、継子の早紀は心を閉ざして不登校。そんな田辺家に、介護ロボットがやって来た。とっても働き者で、ちょっと毒舌な人型ロボット「ロボ子」が、ちぎれかけた家族の絆を振り回す!?
北川浩次の周りで不可解な出来事が起こっていた。人がビルから落ちても「なかったこと」にされていたり、彼女がさらわれても警察に届けようとしない男がいたり。どうもそれは3億円を奪い合う秘密のゲームと関わりがありそうだった。一方、霞が関では官僚たちがある「計画」の最終段階を見守っていた。生き別れの兄・海堂慶一郎が主導するそれは人間の行動を追跡、予測するシステムで、そのゲームを通じて実証し、「実用化」を目指すものだった。そしてついに浩次のもとにも――。
アンモナイトの最後の生き残りである主人公・アンモ。じぶんたちはなぜ絶滅しなければならなかったのか?時をわたる不思議な力を授かったアンモはその謎を解くために、原始的な生物たちの古生代から恐竜たちの時代、爬虫類たち、哺乳類たち…そして現代に至る5億年の生命史を巡る旅に出た!さまざまな絶滅生物たちとの出会いを経てアンモが見つけた答えとは!?
美しい風景や音で溢れる京都を舞台に、芸大生たちが新しい音楽を鳴り響かせる――。「今、生まれるべき音」の芸術を追い求める若き群像とその疾走を、さそうあきらが色鮮やかに描き出す!『神童』『マエストロ』に続く音楽シリーズ第3作!!
天涯孤独になってしまった日…、チコはトモという謎の女に出会う。一度見たら忘れられないとんでもないブス…。この日を境に、生きる気力ゼロだったチコは、徐々に大切なものを見出してゆく。ディープな大阪を舞台に繰り広げられる抱腹絶倒、しかも心切ない森下ワールド全開!!
ちばてつや門下の俊英として知られる作者の代表作。寿司職人の熾烈な腕くらべと食通のマナーを見事に描写。お寿司屋さんに行く前に読んでおきたいコミックです!
【第21回カミカゼ賞 入選作】心揺さぶる青春劇34P(漫画アクション2023年4/18号)
週刊パーゴルフ誌上で大人気を誇る、巨匠・弘兼憲史、完全監修の漫画連載『黄昏ゴルフ倶楽部』が待望のコミックス化。名作『黄昏流星群』の魅力をそのままに、ゴルフ場で交わる男女の人生を描く――。妻を亡くした55歳の会社経営者、藤原隆一。何気なく訪れたゴルフ場で美熟女と女子高生の美人母子と回ることになって――!?
お姉ちゃんと二人暮らしのさとり系中学生・山村アン。ある日の学校の帰り道、拾ってしまったのは不思議な妖精×2で……。かわいいけどちょっぴりめんどくさい、宇宙から来た妖精・チルチル&ピルピルとのふしぎな同居生活スタート♪ 町の人たちも、何でもありの2匹(?)にふりまわされて大騒ぎ。あなたの町にも、うちゅうのようせい!?
島さんは深夜のコンビニ店員。トロいし間違えるし物覚えも悪いし… でも子供に優しい彼は、若い頃にヘマをしたためにこのバイトをして いるという。そんなワケありっぽい初老男性・島さんの正体は…? (第14回双葉社カミカゼ賞佳作受賞作品/漫画アクション2019年No.5)
次々号から岡田先生の新連載「メイコの遊び場」開始記念に特別掲載! 動物園で一日中寝ている年老いたライオンを眺めている大男がいた。 男とライオン、サーカスで名を馳せたかつての栄光を想う日々は――……。7年の時を経て――鬼才・岡田索雲の幻の読切を特別掲載! (漫画アクション2018年No.17)
世間との関わりを絶ち、「社会を超越した」無職の男、タムラ。 「当事者」にならないことで、この世を見下ろす生き方を 隣に住む男子小学生・清介に教え諭していたが、ある日、清介に出会いと変化が訪れる……。 (漫画アクション2018年No.16)
何かと悩みの多い30歳OL・川原結依。彼女の癒やしは不思議ペットのガウちゃん。犬、猫に並ぶ日本を代表する小動物・ガウチョ侍との笑顔あふれる日常を描いた“キモカワイイ”界に一石を投じる新感覚ペットコミック!
Twitterフォロワー12万超!! 元ニートが描く、ニートのめしマンガ!! 明るいニート「にぃ子」が、優しい母と社畜の姉、存在感のない父に生温かく見守られながら、有り余る時間を使って究極の美食に挑む!! 働かないで食うメシはうまいのか!?
鳥山明先生と出会い、少年は生きる希望を見つけた。小~中学校時代、不登校だった著者の実体験を基にした物語。学校へ行けない日々、「9人の先生」との出会いと別れを通じて、喜び、傷つきながら成長していく少年の姿を描きます。
大阪の下町で生まれ育った飯盛留吉。ある理由から借金を背負い、逃げ回る生活を送っていた彼は、ある日偶然、路地裏の家屋に迷い込み、“闘飯”の野試合を目撃する。一つの膳を挟み、相対する闘飯師の二人。手にするのは、空の丼と箸一膳。勝負は「いかにお題の飯を表現する」か!ギャラリーが集まる異様な空気の中、闘飯師の丼の中に無いはずの鰻丼が“見えた”留吉。この一瞬の体験が彼の人生を変えることに……。
深夜のコンビニで働く、フリーターの星さん。一見地味で平凡な彼女だが、その体にはスーパーマン顔負けの超人的パワーを秘めていた!その気になれば、世界を救うことも滅ぼすことも出来る彼女が律儀にシフトを守る理由はいったい…?
“星守る犬”タイトルに大きく心惹かれた。 動物と人間の話は、心を揺さぶるものだけど、やはり涙なしには読めなかった。 お父さんとハッピー(犬)の出会いは必然で、お互いに必要な存在で、きっと、きっと幸せだったんだと思う。 そして読む時は家で1人で読むのが良いだろうなあ