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神童」ではピアノ、「マエストロ」ではオーケストラ、そして音楽3部作のラスト「ミュジコフィリア」では現代音楽と作曲がテーマになっています。現代音楽も作曲もあまり馴染みのないマニアック度の高そうなテーマですが、読んでいて音楽が流れてくるような感覚になれるのは他の2作品と同じでした。しかも「ミュジコフィリア」は音楽だけでなく偉大な作曲家の父を持つ腹違いの兄弟の確執も見どころです。主人公は音楽の才能に恵まれているものの愛人の子供なので環境に恵まれた兄に引け目を感じてしまい、あえて音楽を避けて生きてきたのです。しかし現代音楽と出会ったことで自分の音楽への想いに向き合っていくようになります。優秀な学生を集めて作曲合宿をするシーンでは「未聴感の音楽とは?」について語られるのですが、まさに「いい漫画とは何か?」と一緒だと思いました。ここについてもっと掘り下げて知りたい人はさそう先生の「マンガ脚本概論 漫画家を志すすべての人へ」を読むことをオススメします。

最近映画化されたらしいですがこれを2時間にまとめるって出来るの?!って思いました。それも気になるし松本穂香が好きだから映画館に観に行こうかな。

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さそうあきら先生に教わる漫画の作り方
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名無し
約1ヶ月前
漫画好きの中には「漫画が好きだから漫画を描いてみたいと思うタイプ」の方がいると思いますが、私もその一人です。しかし、いざ描いてみようとすると、今までたくさん漫画を読んできたはずなのにストーリーの作り方が分からず、意欲はあっても描けないままで終わってしまうことが多いんじゃないでしょうか。 これを読んで漫画制作初心者の私が一番勉強になったのは、ストーリーの基本は「はじめてのおつかい」であるということです。実際にこれを題材にして描いてみたところ、漫画の作り方のコツを掴めた実感がありました。家を出てからいくつかの出来事を乗り越えて帰ってくるまでを漫画にするんですが、大筋は決まってるから単純な展開でいいし、ページ数もいらないので、気軽に作れて楽しいんです。でもあらゆるストーリーに応用が効くのですごく勉強になります(つげ義春の「ねじ式」も「はじめてのおつかい」の形式に当てはまると書いてありました)! ベテランの漫画家さんほど感覚で描けてしまうものだと思うので、そのプロセスを言語化できる人は少ないのではないでしょうか。そんな中でストーリー制作をここまで詳細に教えてくれているなんて(しかも漫画で!)…これは読むしかないですね。すでに何作も描いている人はより良い作品になるヒントを必ず得られると思いますよ!
マンガ脚本概論 漫画家を志すすべての人へ
さそうあきらのストーリー創作講座
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名無し
約1ヶ月前
さそうあきらさんのストーリーテーリングを学べるなんて嬉しいですね。しかし内容はあまり初心者向けではなさそうです。すでに書き始めてる人が読むと非常に為になると思います。漫画だけじゃなく小説や脚本などの創作にも役立ちそうです。個人的にはさそうさんの作品の理解を深めるつもりで読んでます。
マンガ脚本概論 漫画家を志すすべての人へ
ただの黒ギャルの話ではなかった
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名無し
2ヶ月前
さそうあきらが黒ギャルの話?!と思ったら、日焼けサロンで誰よりも黒く焼いてる美人なお姉さんは窃盗犯かもしれない(闇に紛れる為に黒く焼いている)という、さそうあきららしい話だった。 かくれんぼで一人だけ見つけてもらえないような存在感のない女の子と大人になって再会して結婚する話と、誰とでもヤッちゃう若奥さんの話が好きだった。 この短編集が好きだった人には「俺たちに明日はないッス」もオススメ!
黒のおねいさん
また読みたい
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