イマイチ共感はできないけどなんかリアル感ある浮気女の話です。 泡沫に夢見てうっかりみすみす手の内にあったはずの幸せを自らフイにしてしまい、転げ落ちる様子をせせら笑いながら楽しめる漫画です。ふとした瞬間の幸せを後先考えず全力で追いかけるあまり右往左往するさまや、彼氏への不満をさも言い訳がましく漏らすさまは、某大学アメフト監督や大学広報などと同レベルの危機管理能力だなと感じます。 純真無垢だった浮気相手の高校生、すごく可愛くて良いやつなんですが、ワコの毒牙にかかって汚されていくのがなんとも…
僕はこの漫画で、傘なしで雨を防ぐ方法を学びました
新連載陣の中で異彩を放つ本作! 往年のジャンプ漫画のいいとこを吸収した感じもありながら、それだけではないという雰囲気も感じる。 今後の活躍に期待しています!!!
『ムシブギョー』の福田宏先生の新連載。 一度だけランダムで未来に飛んで戻ってくることができるというアイテムを偶然手にした主人公が、「5分後の世界」でとんでもない破滅と悲劇を目にしてしまう。 「一度だけ」というのがこの作品最大の特徴かもしれません。『シュタインズゲート』や『リゼロ』のように真綿で首を締められるような絶望感もたまらないですが、絶対に失敗できないという、ループものにはない緊張感がとても新鮮です。同じ三大少年誌の『東京卍リベンジャーズ』に伍する作品になることを期待しています。 (最近の三大誌でカタストロフィでヒロイックなジャンプの『ジガ』は少し物足りないかな)
カバディを知らない人も楽しめる漫画。 熱血でキャラもよく。面白い。 ただ、展開が遅くやきもきしてしまう。 これからが楽しみです。
マイナースポーツと呼ばれる"ハンドボール"を扱う漫画。 ハンドボールのルールは知らなくても大丈夫。展開と面白さでなんとなく読めちゃいます。 選手の葛藤が丁寧に描かれていて、感情移入しやすく次へ次へと読んでしまいます。 知名度がもっと上がれば嬉しいな
『てんちょう、ダメ、絶対』の柴なつみ先生が描くオフィスラブ短編。 イケオジ系硬派キャラのてんちょう君とは違い、正統派の美男美女という設定だったが、中身は安定のコミカル感。 しっかり者で家事をしてくれる『お嫁くん』は、現代のヒーロー像にぴったり。 後輩のイケメン君に汚部屋を見られるところからはじまり、片付けを手伝われて距離が縮まって、当て馬キャラが現れて……というストーリー展開は王道で、短編としての完成度も高い。 美人なのにどこか抜けているヒロインが、ふわっと合鍵を渡してしまうあたりもgood。 ※ただし性格の良すぎるイケメン君がてんちょう君に被って見える瞬間もあり。
映画まだ見てないので、「お前こんなかっこいいキャラだったんかお前」って感じではありますが、料理上手でウィットに富んでいてよく気が付くデキる男な部分だけをうんと凝縮したようなスピンオフになっています。 「ゼロの執行人」見た人がこぞって安室透抱いて!みたいなこと言ってるのでさすがに気になってきて今度見てこようかと…
桜井祥蔵は魂石から死亡時の記憶を読み取ることができる人情派。相方の天野はクール過ぎて人間とは思えないほど謎な人物だが…魂石を抜き取ることが仕事。 この2人が人間の運命はたましいの9割によって定められている世界のなかで、たましいの消え行く危機に陥った人々と出会うストーリー。殺伐としたなかに生きる意味を考えさせられる、作者を知らない人にもおすすめの作品です。
新種の出血熱ウイルスが日本を襲い、未曾有の危機に国民はパニックに陥ってしまう、というお話。 もし致死性の感染症が国内で発生したらどうなってしまうのか? 医療機関や研究機関は果たして正常に機能しうるのか?政府の対応は? 我が国の危機管理の脆さを暴きつつ、スリリングかつドラマチック(そして少々グロテスク)にシミュレートしてみせた衝撃作。 ド迫力の絵で読者を惹きつけながら、人物描写は程々にしつつ問題提起に徹していき、2冊でサクっとオチまで駆け抜けます。 なので、パンデミック映画のような濃厚パニックホラーを期待して読むと肩透かしを喰うかもしれません。 とはいえ表紙からも覗えるように、発症から大量出血で命を落とす描写はかなり怖いです。
※ネタバレを含むクチコミです。
こやまゆかり先生の新連載。庶民と御曹司の結婚モノ。御曹司はイイヒトそうだが、その他上流階級の親族たちは魑魅魍魎。セレブの描写がそうとう歪んでいる上に、主人公の自己正当化が激しい(=たくましい)のでキャラに感情移入はしにくいが、泥沼の争いにはとても興味をひかれる。また昼ドラで実写化されそう。
川端志季先生の新連載。死ぬほど後悔する出来事があり、それをやり直したいという願望を叶えてくれる(ややご都合主義な)タイムリープから始まる第一話。主人公が辛いことから逃げているシーンが重点的に描かれているため、共感度はあまり高くないが、ストーリーの続きは気になる。
小沢真理先生の新連載。平和な家庭に起きる悲劇の予兆的な第一話。童謡のグリーングリーンみたいな筋立てで、子ども視点のモノローグが思わせぶりでツライ。そして両親の恋話もなかなかの面白さ。
今年の映画で人気爆発中の安室透。初登場が75巻とだいぶ遅く、ぽっと出のくせにスピンオフにまでなってしまった男です。 コナンって正体不明のまま数十巻引きずるような意味深キャラ多すぎなんで、とりわけ重要人物っぽい赤井あたりとくらべて特別スペシャル感のあるキャラクターだとは本編読んでる限り感じないんですが、そこはやはり映画を観るべきなんでしょうかね。 ちなみに黒ずくめ関係のエピソードに出てくる人たちで一番スピンオフが読んでみたい好きなキャラはキャメル捜査官です
TSでVRでIRという何とも今どきな漫画ですね。絵が可愛らしいのも、その割にストーリーが結構エグいのもさすがは「SOUL GADGET RADIANT」の大森葵先生だなって感じ。下品にならないギリギリの巨乳というのは、TSヒロインとして私の中で理想です。この主人公は推せます。 設定や伏線と思しきもの含め未だ謎が多く、3巻現在すごく先が気になるところなので続刊が待たれます…
ブラックな内容のハズなのにキャラがかわいくてなごむ
後藤大輔っていう浅草署の刑事だった人です!! (辞めてますけど!!)
嗜虐趣味を持たない自分からしたら理解しがたいが、一方であまりに赤裸々に語るこのエッセイ漫画を読むと彼女の嗜好を、欲求を理解したいと強く思う。 読んでいて自分の中にふと浮かび上がってきた感情は「感謝」だった。 ネテロ会長みたいになってしまったが、何かが自分の中で許されていく感覚があった。 自分で自分をハグしてあげたい。 普通の人間なんてこの世にいないと思っている。 細かく分類すればどこまでも違って、平均をとろうとすること自体が間違っている。 それでも「普通」を追い求め、規範で縛り、押しつけてくるのが世の中の構造だ。 子どもの頃から誰しもが無意識にそうしてしまっている。 現在、マイノリティにも光が当たり少しずつだが世の中は変わりつつあるが、互いの理解は根本的には無理だと思っている。 分かったふりをするのが上限で、最大限の譲歩だ。 理解しようとし続ける行為の先にこそ救いはある気がするので、今後もいろんな赤裸々に語ってくれる人たちが現れてくれると嬉しい。
探偵の早見さんがてやんでい口調なのがめちゃくちゃ面白いです
ブルースて……と思って読み始めたらハートフルで深くて、でも笑える4コマでした。 2巻しか出ていないのが悔やまれます。もっと読みたいし、ドラマ化とかして欲しいです。
なさそうでありそうだけどなさそうな不思議な話。 絵も上手だしさらっと読めます。
ジャンプで連載していたんですが残念ながら打ち切られてしまいました。新人の多いジャンプの中でも天野先生は絵が抜きん出てうまかったのでよく覚えています。 凡人ピッチャーと天才ピッチャー(幽霊)が入れ替わって行う野球の試合も、迫力があって好きでした。ヒカルの碁的なストーリー展開が期待できただけに3巻で完結は惜しいです。見せ場の作り方はうまいですし、話も面白かったですし、雑誌や読者層と合わなかっただけかなぁ、と。 つまり、好きなのでぜひ読んで欲しい1冊です。
悩みの多い専業主婦のナミ子(40)と、独身1人暮らしの義妹・タエ子(35)は、日々漠然とした不安やモヤモヤした気持ちや卑屈な考えを抱きがち・・・。 ナミ子の娘・リナちゃんは、小学生ながら独特の洞察力を持った子どもで、リナちゃんが発する言葉に大人達がハッとさせられ、大切なことに気付かされる、そんな作品です。
押見さんは私の中では惡の華のイメージが強くて、生理的に苦手だったんですが、こちらは読み終わってほっとしたというか、あぁこういう話も描くのか、みたいに思いました。なんだかほのぼのした漫画に見えても結構ナイーブな話だし、ギリギリのところを行ってるような繊細さがあって、10代のすっぱい時間だけ見せられたような感じです。
良かった点 ・疲れないで読める 総評 原作者がいないので名作「霧島嵐児」ばりのクレイジーな内容を期待していたが、そういう感じではなかった...
悪女(わる)なのは周りの人たちで、主人公は無垢で健気でかわいいです! 応援したくなります。
この手のやつはあまり読んだことなかったんですが、Yahooブックスでダウンロード数1位という帯を見て売れてるならと手に取りました。 ごく単純なストーリーの恋愛ゲームではあるんですがテンポよく読みやすいのでアプリなどの電子向きかもですね。こういうのは理屈じゃないんだと思います
良かった点 ・可愛い絵柄で読みやすい ・きのこの勉強にもなった 総評 タイトル通りの内容
主人公だけが状況に自覚ないままに進んでるのが心地よい。 ここからどのように転がっていくのか楽しみ。
バクマン。の作中で類似した設定の漫画をシュージンが考えていた!という点に興奮してる読者も多いはず。 プラチナエンド。 絵の尋常じゃないクォリティと話のエグさはジョジョ以来なんじゃないかと思う。 メトロポリマンとの対決は、とにかく熱く必見。
良かった点 ・全編通して熟女ギャグ漫画を通しているし最終回も良かった 総評 主人公が「熟」の漢字で興奮するのを見て、山上たつひこの「半田溶助女狩り」の「娘」の漢字で興奮するシーンを思い出したぜ 早乙女選手、ひたかくすもいいけどこういう方が好き。またギャグ漫画を書いて欲しい
良かった点 ・良くも悪くも雁屋哲のアクが強い ・この頃のかざま鋭二の絵は最高 総評 ライバルと喧嘩で理解しあう/男とはなんだ?男の生き様とはなんだ?の自問自答を繰り返す流れになっている。海商王になる前に終わってるので消化不良
絵の感じ的には名作「激!!極虎一家」のあとあたりかな。 内容はあらすじに書いてある日本一貧乏な毘沙門村の高校生三人が、理由は色々あるが、様々なスポーツに挑戦する。 野球編/柔道部編/ゴルフ編/マラソン編/ボクシング編はやはり「宮下あきら」しか書けない内容。完結編は毘沙門村が日本から独立するために総理大臣/国と対決する。気になる点は多々あるが気にしていたらキリがない... 普通のジャンプコミックスではなく「集英社漫画文庫」みたいなレーベルで発売していた覚えがある。 野球編に登場していたドカベソが好き
喧嘩商売の少年コミック版みたいな感じでとても面白かったのですが、残念ながら誌上での人気は伸びず、アプリ版に移行してしばらくして完結。これからはちゃんとアンケ送ってあげよう…期待の若手作家さんです。
今までにない恋愛のようで、昔から今も変わらずある恋愛のような。noiseがどんな化学反応を起こすのか楽しみです!
スポーツ漫画としては王道の、初心者でヘタな主人公が名門サッカー部に入って努力していくという話だが、ここではストーリーも大事だが、主人公の”心”に注目して読んでほしい。 1冊読み終わるごとに1つ良いことをしたいと思えるはず。
人気のブラクロ 次のジャンプの看板になる得るのか… みなさんはどう思いますか?
映画でみた人にも漫画で読んでほしい作品。 漫画で漫画家を題材に扱うのは難しいが、本当によくできていて11・12巻くらいまでは伝わってくる熱が生半可じゃない。 それ以降は良くも悪くもキャラにスポットライトがあたり中だるみはしてしまうが、当初の目的は忘れずしっかり最後まで締めている良作。 編集部に直談判しにいくシーンが印象的。
キャラクターの細やかな心情に寄り添いながらも激しく濃厚なサッカー論を展開しまくった前作「夕空のクライフイズム」とは反転して甘酸っぱい恋模様を展開しまくっている今作。高校生の青春という部分では共通しています。 「夕空」では敗者の美学というのもテーマだったので、この恋物語の行方もひと癖ふた癖あるのではないかと期待しています。主人公と同じ子を好きなイケメンという強力なライバルがいるので、彼にはガンガン仕掛けて面白くしていってほしいところではあるのですが…昨今のラブコメでは恋のライバルにやきもきさせられる展開はあまり望まれていないようですね
新井英樹マンガをあまり読めてなかったなーと思い読み始めたが、やはり凄まじかった。 器の大きそうな両親と、とんでもなくエネルギーに満ち満ちている幼児のキーチの核家族から話は始まる。 なぜかは分からないが、読み進めていくと最初からずっと泣きそうな気持ちで読んでいることに気付いた。 両親の愛ゆえだろうか、ノスタルジーだろうか、キーチの中に何かを見ているんだろうか、と。 2巻でようやく分かった、最初からそうだったんだ、そういう目線で描いていたんだと。 僕は2巻で涙が止まらなくなってしまった。 そこからは一気に読んだ。 パワー。 紙面から溢れる人間的魅力、迸る生命力。 あてられてしまった。 荒唐無稽な話にも思えるが、それを可能にしてしまうと思わせてしまう漫画の強さがあった。 何を見て何を食べて何に影響受けて育ったらこの強さを出せるんだろう。 恥ずかしい話、一生勝てないと思ってしまった。 もう、勝てないのはいいとして、早く、続きを読もう。
フィーヤンにて最終話まで読了。アイドルの世界の闇を描ききった感。敵キャラがあまりにも雑魚かったことはさておき、主人公の恋愛、または成長という意味では爽やかで読後感のよいラストだった。タイトルがダブルミーニングになっていること、それを最後の一コマに匂わせるという手法も秀逸。気持ちの良いざまぁ展開もあり、ドラマ化されてもおかしくなさそう。
2巻まで読んだけど面白かったー!グイグイ読ませられる~! 大学生の久能 整(くのう ととのう)くんが事件の容疑者として巻き込まれるところから始まるある種の推理ものなんだけど、なにがいいって整くんのキャラがめちゃくちゃいい! ものすごくおしゃべりなんだけど、全部相手の痛いところ突いてたり、なんでそんな考えに至らなかったんだろうとハッとさせられる言葉の数々! 整くん、キミは次に何を話し始めるんだい?と一言一言が楽しみになってくる! ビジュアルや、お話の筋、言葉の刺さり具合から、ある程度話が溜まったらすぐにドラマ化されそうだなーとという感じも。
おや、この傑作の口コミを一番乗り出来るとは運がいい…(200回目) ガールズ格闘漫画で一番アツくてブッ飛んでるのがこれじゃないでしょうか。 刃牙を始め、いろんな作品のパロディが混ざってる感じなのは作者の作品に共通するところです(カルロス島原の能力、既視感あるんですがわからない…ゲイ○ルグ?)。コミカルに流血沙汰やってるので読みやすいけどスリルもあって面白いです。
近年の押切蓮介といえばハイスコアガールのイメージが強いかもしれない。「あの事件」によって憔悴しきった時期に、大物っぷり溢れる豪快な母の半生を描くことに挑んだヒューマンコメディ。 母の歴史を知ることで、母の言葉の重みを知っていく……なかなかに心に響くマンガ。うるさいだけだった母の小言が、作者自身にも、もちろん読者にも、ドスンと響いてくる。 母を素晴らしい存在として描くだけの良い話ではなく、若かりし母の残念なエピソードもちらほら。このあたりは従来の押切作品っぽさを感じつつも、それがまた「あーこんなことあったんだなぁ」というリアリティを感じられて良い。 過去作の「猫背を伸ばして」にも押切母が登場するが、こちらも合わせて読むとより楽しめると思う。 単巻で短いながらも濃密な作品でした!
僕はお笑い芸人だ。 7年目でもまだ若手で、まだ売れてもいない。 今年で30になるが、意識するとふと他の生活を考えてしまうことがある。 そんなとき、いつも思い出すのは僕がお世話になった先輩と、この読切漫画だ。 この漫画は、売れていくイケメン芸人と、真剣にお笑いに向き合っていたが苦悩の末にアイドルにハマって辞めていった主人公を描いている。 イケメン芸人は主人公・清水の才能を羨み、清水はイケメン芸人を妬んだ。 僕の先輩は、心底面白くて、芸人の誰からも愛されていて、でも地味で人気がなかった。 僕なんかのことを可愛がってくれた「大久保たもつ」さんという大好きな先輩だ。 深夜のバラエティに少しずつ出始め、ドラマ化した芥川賞受賞作の「火花」で売れていく若手芸人役を演じて、去年の冬に、突然芸人を辞めた。 「ODD FUTURE」の主人公・清水は、実はこの大久保さんがモデルだと聞いた。 当時、まだ芸人を辞める前に、この漫画を読んだ大久保さんがTwitterで感想をつぶやいたところ、作者から返信があったと喜んでいた。 この漫画がいいのは、もがいた闇の向こう側に一筋の救いを見せてくれているところだ。 僕たち若手芸人はその一筋の光にすがって売れるか辞めるまで、もがき続ける。 おそらく都内にいるであろう1万人ほどの売れていない芸人が抱えている苦しみ、葛藤、光と闇を生々しく描いてくれている。 主な収入はアルバイトで、睡眠時間削ってたくさんライブに出ていっぱいオーディションを受けても売れなければお笑いでの給料は雀の涙だ。 それでも頑張れるのはひとえにお笑いが好きだから。 しかし好きでも結果が出ないと疑念が首をもたげ、自身の才能を疑い、貧しい老後、孤独死を考えない人はいないだろう。 僕が大好きな先輩も芸歴10年目にして辞めてしまった。 夜道で泣きながら必死に自転車をこいで気持ちを紛らわせた記憶がまだ生々しく残っている。 しかし、実はいまその大久保さんは就職して幸せそうに暮らしている。 人生何が起こるか分からない。 この漫画はあくまで可能性だ。 再び立ち上がることもあるかもしれない、そうじゃないかもしれない、もっと向いていることがあるかもしれない。 この漫画を読むと、それでも自分が思う幸せに向かって頑張ろうじゃないか、少しでも報われることもあるかもしれないよね、と語り掛けてくる、気がするのだ。 そう思うとまだ頑張れる。 今年で30。 結構じゃないか。 80で死ぬとしてもまだあと50年。 余裕余裕。 折り返し地点にすら来ていない。 まだまだやれる。 やってやる。 読切がずっと読めるモアイさんはありがたい。 http://www.moae.jp/comic/chibasho_oddfuture
まさに、戦というものが、将たる意味がわかる。
男塾のメンバーが出世しているのと頭のおかしい相撲取り、民明書房の話しか記憶がない。 ちょいエロのコメディだが、宮下あきらの絵柄なので表現できない難しい気分になる 魁!!男塾好きなら楽しめる。
内容は不良少年がボクシングのヘビー級チャンピオンを目指すスポーツ漫画がベース。 最初の方は面白いんだが、途中から嫌な予感が止まらず、扉絵にも不穏な空気が流れ初めて、最終回でデビュー戦/日本チャンピオン/世界チャンピオン戦をやるという当時の読者には伝説になっている強引な終わり方。 最終回の対戦相手達も、適当につけただろうという名前で無茶苦茶だったけど俺は好きだよ。
イマイチ共感はできないけどなんかリアル感ある浮気女の話です。 泡沫に夢見てうっかりみすみす手の内にあったはずの幸せを自らフイにしてしまい、転げ落ちる様子をせせら笑いながら楽しめる漫画です。ふとした瞬間の幸せを後先考えず全力で追いかけるあまり右往左往するさまや、彼氏への不満をさも言い訳がましく漏らすさまは、某大学アメフト監督や大学広報などと同レベルの危機管理能力だなと感じます。 純真無垢だった浮気相手の高校生、すごく可愛くて良いやつなんですが、ワコの毒牙にかかって汚されていくのがなんとも…