単行本で一気に読んでも面白いが、こういう漫画は雑誌で何気なく読む方が好きだな。 初夢の回と平田弘史の「嘘」が元ネタっぽい回が好き。 1ページ目を見た瞬間、平田弘史へのリスペクトを感じた 平田弘史の「嘘」 http://mavo.takekuma.jp/viewer.php?id=418
自分にも主人公と似たような要素があるのですが、この漫画を読んで「めちゃくちゃきもいな」と思ったので、こういうこと考えるのやめようと自然に思えました。ありがとうございます。
一応宇宙世紀のガンダムですが、アニメとメカが全然違うよ。ってか、装備が多すぎます。 ホワイトベースと同型艦のはずのスパルタンもデカすぎ。 いろいろなところが過剰ですが、おもしろいです。
プライドの高いベジータ王子最高!!
良かった点 ・人生に疲れた中年が日常で見かける女性に多少変質者が入った状態で「癒し」について解説するのがくだらなくていい。 総評 ・主人公の性癖に共感を持てるならもっと楽しめそう
良かった点 ・鈴木商店という総合商社の原点を知ることができる ・急成長後のマスコミからのバッシングであっという間に急落していき、その中での新会社設立の流れがいい。 総評 ・金子直吉/高畑誠一がいいキャラしている。 http://sp.sojitz.com/kobe150/ ここで少しだけ読める。
このザラザラとした手触り感、それはまさしくこの作品群が紛れもない本物であるという証拠に他ならないと思います。 ある作家が自らの好みをどこまでも厳密極まりなくその作品内に構築すると、そこには外部から遮断された閉じた世界ができあがる、しかし、それはあまりに厳密に閉ざされているが故に、かえって、この現実という名の途方もない世界の何とも関係を持たない独立したひとつの生き物としてそこらを闊歩しはじめる、これこそが黒田硫黄の作品群から感じられるザラザラとした生々しい感触であるのではないでしょうか。 その意味で、黒田硫黄が、手塚治虫、大友克洋、高野文子らの系譜に連なる、マンガの境界線の探索者と言われるのは実にもっともなことだと思います、この手触り感は境界線に住まおうとする作家に特有なにおいであると思います。
かわいい女の子のお弁当屋さんのお話です。オムニバス形式になっています。 犬の名前がポチなのがいいですね。
現代人はどんな人でも場の空気を読んだり、無理に笑ったりすると思います。 主人公の凪ちゃんはそんな私達の生き方をかえてくれる先駆者です!
いつも暖かくてほわっとするような、川本家が大好きです。
夜おふろに1人で入れなくなるような不気味ホラーです。 さむーくなる。
※ネタバレを含むクチコミです。
これを読んでハムスターに詳しくなりました。 種類や生態などを可愛く解説してくれるので癒されます。
今、日本で一番読まれている雑誌をご存知でしょうか? はい、言わずと知れた週刊少年ジャンプです。 では、二番目に来るのは何かお分かりになるでしょうか? それこそが、今回紹介するマンガ雑誌アプリ「マンガボックス」です。 昨年の発行部数のデータでは、週刊少年ジャンプが約283万部、週刊少年マガジンが約143万部(ちなみに、その後は月刊少年マガジン73万部、コロコロコミック70万部と来て、週刊文春が69万部でマンガ雑誌以外での発行部数一位となっています)。 一方で、マンガボックスは何と400万ダウンロードを突破。2ヶ月前の時点で人気作品のアクティブユーザー数は100万人を超えており、現在も読者数は増え続けていますので、実売数も考えれば恐らく今や週刊少年マガジン以上に読まれているでしょう。 進撃の巨人を「根は優しいヤツなんですけどね」と語った秀逸なCMや、続きが気になった際にはSNSで拡散を行うことによって一つ先の話まで読める面白い仕掛け。日本語以外にも英語と中国語に対応しており、動作も快適。基本無料ということもあるのでしょうが……まさに快進撃と呼ぶに相応しい伸び方です。 このマンガボックスの編集長は樹林伸さん。 『金田一少年の事件簿』、『探偵学園Q』、『サイコメトラーEIJI』、『クニミツの政』、『シバトラ』、『GetBackers-奪還屋-』、『ブラッディ・マンデイ』、『エリアの騎士』、『神の雫』などなど、現在も様々な名義で数多の作品を手掛けています。 個人的に大好きな『MMR』のキバヤシ隊長そのものであり、これらが全て同一人物によって創られた作品なのだと知った時は「な、なんだってー!?」と叫んでしまった程の衝撃でした(今でも、講談社の原作と作画が分かれている作品を見ると「もしかしたらこれも樹林さんなのではないか」と疑ってしまいます)。 今まで一切マネタイズを行って来なかったマンガボックスですが、本日が初のコミックス発売日! 11冊が同時発売となりました。 果たして単行本の売上はどうなるのか。それによって今後の運営にどう影響があるのか…… 今後のマンガ業界全体から見ても興味深いトピックです。 業界にとって明るい話題になると良いなぁと思いつつ、私もマンガボックスはサービス開始初日からダウンロードして全作品を読んで来ていますので、今からでも特に注目すべきお薦め作品を紹介していきます。 最注目は、100万人以上に読まれている大人気作『穴殺人』。 隣に美人のお姉さんが住んでいる! 健全な男性だったら、テンションが上がらない筈のないシチュエーションです。 これは"たとえば"の話ですが……もしも偶然その美女の部屋が見える覗き穴ができてしまったら、あなたはどうしますか? え? 大家さんに報告して塞ぐ? …………ふぅ。 OK、社会的立場のある人間としての建前上の答は、それでフォルコメンハイト(完璧)です。ただですね、ここでは理性という枷に抑え込まれていない、あなたの真なる内心を伺いたいのです。あくまで"たとえば"の話ですので、この答如何によってあなたが不利になることは何もありません。そこでもう一度、あなたの意見をきこうッ! 覗き穴ができた時、どうしますか? ちなみにこの美女はスタイルもグンバツで、ちょっとエッチなものとします。 「穴に目を近づけるのはいけないことでしょおーか~!?」と、かの世界を救った英雄ジョセフ・ジョースターも言っていましたが…… 健全な紳士諸兄であれば、心の答は決まっていますよね。ナァーイス!(実際に覗いたら軽犯罪法第1条23号により罰せられますので、漫画の世界で我慢しておきましょう。世界が平和でありますように)。 この『穴殺人』は、そんな男の夢と希望が成就した状況から幕を開けます。 数センチの隙間から漏れ出づるメルヘンに、「YEAAA!!」と勝鬨を上げ、ピシガシグッグッと拳を交わしておきましょう。 もっとも、それだけならば『ノ・ゾ・キ・ア・ナ』を始めとして、よくある他愛もないお話です。 が、もしその美女がサイコパスだったとしたらどうでしょうか。 そして、その凄惨な犯行現場を目撃してしまったとしたら…… さっさと警察に通報する? ええ、至極真っ当ですね。 ただ、今作の主人公・黒須は、そうはしませんでした。 彼は、そんな美しすぎる殺人鬼・宮市に、覗き穴を介してお近付きになります。 二浪しながら予備校も辞め、両親にも見放され、友達もおらず、一年間も引き篭もって自殺未遂にまで至った黒須。 恐らく、人と会話する機会さえほとんどなかったことでしょう。 そんな折、自分の為に屈託のない笑顔で肉じゃがを作ってくれる可愛い女性が突然現れたら、たとえ狂気の殺人鬼であったとしても気持ちを持って行かれるのは無理からぬことですね。 私がマンガHONZに入った切っ掛けでもある『キーチVS』の巻末にあった堀江さんと新井英樹先生の対談で云われていたこと。 あるいは、とある小説の冒頭文にある「この世の全ては、一人の可愛い女がいれば大抵どうでも良くなる」という命題。 これらは、極めて重要な真理を突いています。そして、それは男女を逆にしても当てはまること。 皆さんの周りにはいないでしょうか。 「この世界に生きている意味はない」「どうせ死んだら全ては無なのだから何をしようと無価値」などとのたまっていながら、彼氏/彼女ができた瞬間にSNSにラブラブな写真を載せては「毎日幸せ♪」と人生を謳歌しているような人は。 そんな友人に対する個人的な感情はさておき、人間の本質はそんなものだと思います。 圧倒的な破壊衝動も破滅願望も、可愛い女の子や格好良い男の子がいるだけで雲散霧消してしまうのです。人間のリアルがここにあります。 そのようにして、黒須も宮市の存在によって意識を大きく変えられています。呼吸をするように人を殺す宮市の存在が、自殺しかけていた黒須の命を繋ぎ止めている。あまつさえ、その命を宮市が断ち切ろうとする……何という皮肉的な構図でしょう。支配されることを是とするそのリアルな歪さ。そして窃視や殺人といったタブーが、読む者を惹き付ける作品です。 可愛い新キャラクターも登場し更に混迷を極めつつありますが、果たしてどこに帰着するのか。 今後も、毎回のアオリ文と共に楽しみにしていきます。 『穴殺人』以外の作品についても、簡単に触れておきます。
男子中学生の妄想ノートを延々と読み聞かせられてるみたい。笑 なろう系のファンタジー小説って多かれ少なかれそういう厨2要素がありつつ、ストーリーを構成するある種の技術によって、カタルシスや萌えなどで読者を気持ちよくしてくれるエンターテインメントに昇華されてる、特に人気の作品は大体そうだと思うんですけど、この「ありふれた~~」という作品に関しては"厨2要素"どころか剥き出しの妄想そのものを読ませられてるみたいです。残念なことにコミカライズ担当の絵が上手すぎないのもそれに拍車をかけてる感じがします。 ナードで陰キャラなのに"何故か"クラスの中心的グループから一目置かれ、”何故か”クラスのマドンナから甲斐甲斐しく世話を焼かれ、そのせいでクラス中から妬まれている。その後クラス全員で異世界に飛ばされるも"偶然"最強レベルの能力に目覚め、強くて可愛くて従順で自分に好意を向けてくれる少女と出会い、一緒に魔物と戦いながら元いた世界を目指して旅をする。 ……。 いや、わかるんですよ、牛脂で焼けば肉は美味いし苺に練乳かけたら美味しいのはわかるんですけど、これはどちらかというと牛脂に練乳かけてナマで食わされてるみたいな…料理しよ? ちなみにコミックスの巻末に4ページ程度の書き下ろし小説がついています。短いですが、けっこう読むのがしんどかったです
短い尺でいいんだ… 試しにさ…試しに… 新海誠に任せてみませんか? って誰でもない誰かに頼んでしまいそうな傑作。 ひとつひとつのシーンの瑞々しさとフワッと終わらせない真っ直ぐさが心地よい。 たのむよ…試しに映画化してくれよ…
テイルズシリーズやったことないんですが、インパクト溢れる主人公のビジュアルに惹かれて読んでみたところ、テイルズシリーズに勝手に抱いていたイメージとは全く違ったダークヒロイン・ストーリーで俄然興味がわきました。 復讐に端を発する物語で、主人公側が闇属性、敵が光属性って感じ。ダークヒーローの苦悩や葛藤、体制側の欺瞞など、話が重厚になりやすいのでこの構図はとても好き。主人公も誰に流されるでもなく確固たる目的や信念を持った人が多いですね。
トンデモな世界観で一寸先は死みたいな状況下に人々はいるのに、その全てを含めて何故かゆるい日常に感じてしまう不思議な漫画。 もちろん話が大きく動く時などはシリアスになるが、その塩梅も絶妙である。 続編も楽しく読めて、良作だなーと感じる。
原作も面白いが、漫画ではさらにプラスされた面白さになっている。 3巻では最初のコエンデラ家の騒動に決着がつき新展開がはじまるので今後もとても楽しみです。
主人公の少女・メイの身体を目当てに卑劣なギャンブルを仕掛けてくる男たちを片っ端から返り討ちにしていく話。賭ケグルイのセクシー版みたいな感じですかね。可愛くて強いヒロインが見たい人におススメ(蛇喰夢子さんが可愛くないと言ってるわけではない) 現状、基本的に「負けたら終わり」な勝負を続けているので逆に言えば「どうせ負けることはないな」と思えてしまう。勝負の緊張感という意味では今のところ賭ケグルイに軍配が上がるか。あとどちらも狂人が主人公なので、影の薄いワトソン役を置いてるが、どうせなら彼らにも活躍の見せ場が欲しい。
冒頭から「またクギかよ」とおもったけど、なんだかんだ引き込まれてしまう面白さ。しまぶーは子供心をワクワクさせる世界観やバトルを描くのが本当に上手い。トリコでお馴染みの「フグ鯨」が出てきたり、世界設定に繋がりがなのも期待感を持たせてくれる。 これぞ少年マンガ!という感じは、今のジャンプではガキっぽく見えてしまうかもしれないけど連載に繋がってほしいな
近くて遠い、遠いようで近い、義姉との同居を描いたハートフル日常漫画。代表作に「犬神さんと猫山さん」などの百合作品があるので、女子の二人暮らしを描く本作品もそうかと思いきや、心温まる家族愛にがっつり感動させられる話だった。 ヤングガンガンらしい美麗な絵でとても読みやすく、現代的で尊みの深い人物描写はさすが。主人公の女子高生・志乃はしっかり者だが性格的に不器用なところがあり、そのまま男子に置き換えても一見成立しそうではあるが、彼女と兄の嫁(未亡人)の希さんと織りなす柔らかな関係性と雰囲気はなるほど確かに男女もしくは男同士では作れないかもしれない。百合作家ならではの、きらら的萌え漫画にはない味がある。
ここまでひそやかで奥ゆかしくて優しく見守っていたくなる恋は久しぶりだ。 大学生になって同じスーパーでバイトを続けて1年。 モブ子は控えめで大人しく同僚の誰からも連絡先を聞けてなかったりする。 そんな中、自然と目で追ってしまうのは同い年で困ったときにそれとなく助けてくれる入江くん。 まだ恋と自覚できないような淡い想いを抱いて、バイトに精を出す。 たまらない。 コミュ障と片付けてしまいたくないような、他人を思いやれるがゆえに控えめになってしまう様も見ていてもどかしくて仕方ない。 が、それがいいのだ。 入江くんもまた、そんなモブ子を暖かい目で見つめ、気遣っている。 なんとも前時代的とも言えるこの言葉にしない距離感。 お互いに踏み込まない。 踏み込まないが、その平行線はとても暖かいのだ。 それとなくいる。 それとなく見ている。 意識し合ってるのにお互いそれには感知できず。 ああ、もどかしい! でも、僕は見守ることしかできないのです。 完全なる蚊帳の外。 僕自身、イケイケな恋はしてこなかったので、モブ子と入江くんに感情移入しつつも、どうにか背中プッシュしてくれと新人ちゃんにも感情移入できるいう楽しい読み方ができている。 今後どうなっていくのか楽しみ。
懐かしい気持ちで久々に手に取りました。 妖怪や幽霊、都市伝説、学校の七不思議、オカルトなどなどそっち方面のことは大体やってて、童守小学校5年3組の担任で、鬼の手を持つ日本唯一の霊能教師である「ぬ~べ~」が解決する、といった1話完結の話が主ですね。 僕がぬ~べ~を読んでいたのは小学校の頃でしょうか。 ジャンプを読んでいる顔してエロを覗き見れる貴重な合法エロでした。 とはいえ、僕は幼少期から水木しげるをはじめ、妖怪だったり幽霊の話だったりが大好物だったので、一石二鳥でした。 大体、生徒の誰かが妖怪に憑りつかれたり、問題行動を起こして憑りつかれたり、通りすがりに憑りつかれたりって感じの話で、教訓めいたものが多く、自分はこうなるまいと思っていろいろ自制していたので、教育的な面でも成功していたんじゃないでしょうか。 通りすがり系は、災害みたいなもんでたまったもんじゃないので普通に怖かったです。 意外と科学で戦う場面もあったりするんですよね。 アニメと違って漫画は普通にグロかったのでトラウマ回もわりとありました。 漫画好きな友人とどの回がトラウマになったかで結構盛り上がるのでオススメです。 A、赤いちゃんちゃんこ、ブキミちゃん、寄生虫、人面瘡、はたもんば、枕返し、 七人ミサキ、桜の木などなど・・。 どこからでも読めるので引っ越しの際に売らなきゃ良かったなと後悔してます。 最近ジャンプ展へ行ったときに原作の真倉翔先生のコメントで「ぬ~べ~は日本初(?)のネーム原作の漫画です」と書いてあったので、へーと驚きました。 連載開始が93年なので、それまでの原作付きの漫画はネームの形ではなかったんですね。 意外です。 御本人がおっしゃってるだけなので、未検証という意味でのクエスチョンマークでしょうけど、概ねそうなんでしょうね。 続編のNEOは読んでませんが、気が向いたらまたパラパラやってみたいものです。
こち亀に出てくる、秋本先生が描く銭湯が大好きでした。 この漫画もギャグのキレが最高です!
著者の柘植さんが、普段からちょっと気になっているけど詳しく調べる程でもない、または気になってはいるけど1人では行かないよねー、というような事やイベント、場所などをレポートしています。 柘植さんの視点で描かれていて私的には面白いです。
ずいぶん前に読んだことを思い出し、手に取った。当時はたばこを吸っていなかったのでそんなことは思いもしなかったけれど、たばこを吸うようになった今、少しだけ見えるものが違っていて面白かった。
近未来風のボディスーツにTSで百合、属性からして強い漫画が始まりました。 http://storia.takeshobo.co.jp/manga/astoria/ 「この美術部には問題がある!」と似たような、完成された美しさみたいなものを感じます。アニメ、というよりは、ゲームのグラフィックみたい。 https://manba.co.jp/topics/14298 第2話のキスシーンなんてエロ漫画顔負けの濃厚さでしたが、調べたら作者さんはBLを主戦場にしていらっしゃるようです。意外半分、納得半分…w それでいて萌えとエロ特化かというとそうでもなくて、バトルもちゃんとしてるし未来っぽいガジェットもデザインがシンプルなのがアニメ的。キャラのデザインだけが一昔前のギャルゲーっぽくてあと少し少女漫画っぽくもありそれが逆にすごくそそるというか。 バーチャル空間での戦闘となると、古くは「電光超人グリッドマン」や「コレクター・ユイ」などから始まり、「ゼーガペイン」などロボアニメから「ソードアートオンライン」などの異世界転移系へ、時代に合わせて進化してきました。これらを幼少期から観て育ち'00年代のギャルゲーやロボアニメに親しんだ世代のオタクには結構クリティカルに刺さるんじゃないでしょうか? 矢吹健太朗先生がコミカライズ連載中の「ダーリン・イン・ザ・フランキス」も同じ「キス」がテーマの作品ですが、あれが好きな人にも是非これをオススメしたいですね。
まず、めっちゃカワイイ。 それは何を置いても第一に来る。 月での異常な労働環境で働いてきたがリストラになり地球に来たふわみ。 この表紙のピンクの髪のうさみみのカワイイ生き物がふわみである。 部屋に転がり込んできて居候するという伝統的なドラえもんスタイルから始まるが、ブラックすぎる環境にいたせいか、不憫すぎるほどに従順で一生懸命で身も心も過剰に社畜だ。 なぜなら働かないと、溶ける。物理的に、身体が。 普通に不憫だとただかわいそうに・・となるが、ここまでくると超カワイイ。 不憫カワイイ。 社畜力53万と言われてもおかしくないくらいに価値観の違う社畜で完全に異文化交流だ。 世紀の発見である月の住人に部屋の掃除をさせご飯を作らせる。 しかも本人はそれを至上の喜びと捉え感謝している。 こんなの狂ってる! でもカワイイのだ。 だからオールオッケー。 社畜とは何か、その行き過ぎた行為の現代社会の闇の一端に触れたような触れてないような、そんな気になった。 もしかしたら働きすぎな現代人への警鐘をカワイさに包んで鳴らしてくれているのかもしれない。 個人的には、体の一部が大きくあるキモさとデフォルメされたへたったウサギっぽいところが好きです。
トップページで明智光秀特集してたんで、私は真っ先にこいつが思い浮かびましたw 高木さんに負けず劣らずのデコ可愛さ。 アニメも漫画も6年くらい前の作品ですが、デザインは結構レトロに感じますね。でもクオリティは十分高いです
SF任侠コメディ漫画!? ギャグの間の取り方が最高!!
絵本のような絵とダークな世界観が素敵です!
最近高いハンバーガー屋さんがあちこちにありますよね! 意外とハンバーガーって奥が深いんだなと思います。
第1回スペリオール次世代マンガ大賞入選作品。 漫画が大好きな「くるりん」はどこにでもいる青春真っ只中の女子高生で、学校に行けばいつもの気が合う友達3人と話し、いつもちょっかいかけてくる幼馴染の男子がいて、イケメンなクラスメイトに恋をしているが、彼にラブレターを渡してからすべてが変わってしまった…。 ポップでキュートな絵柄でこういう話の作りで、どこまで振りでどこから裏切ってくるんだろうと期待していたら予想の斜め上をいかれて気持ち良かったです。 前半と後半で全く違う味わいで楽しいです。 ある変化が待ち受けているんですが、めくった瞬間に戦慄して、何度も前のページと見比べました。 世界が一変するとはまさにこのこと。 早く他の作品のアイデアを見たくなります。 楽しみ。
ついに完結。 東京に隕石直撃後に建てられたの壁の中のスラムで働く警官のおじさんにリクは世話になっていたが、ある日警視総監である鬼道院により無残に殺されてしまい、目撃したリクが罪をなすりつけられ13歳にして冤罪で脱出不可能と言われる極楽島の監獄へと送られてしまう。 おじさんの無念を晴らし鬼道院の顔に一発入れるために脱獄を決意するリクだった。 全38巻なのでどんどんと大きな話になっていくんですが、あくまで焦点はリクの個人的な問題、「鬼道院の顔に一発入れる」を最終的な目標にしているので決してブレません。 とんでもなくアツいマンガです。 脱獄を決意したあとに絶対に不可能と思われた極楽島からの脱出を、丁寧に丁寧にしらみつぶしに可能性を探っていく様子もワクワクしますし、リクの決意の強さ、覚悟、アツさに感化されていく仲間の描き方もどれも大好きです。 たまに大ゴマで田中のおっちゃんの謎のポージングが挟まれることがあるんですが、それも個人的には漫画的表現の楽しみになっていました。 漫画的表現で言えば、リクや鬼道院の表情の強さが漫画的強さになっているなと思います。 そこに彼らが息づいて生きている泥臭さ、リアルさがあります。 ラストは意外と言ってしまえば意外とあっさりめに描かれています。 そうでしょう、そんなもんなんでしょうきっと。 そこに誰のどんな想いが込められ、幾人もの生き様があり、背負ってきた物語があるかに関わらず物事は起こり得るのです。 個人的には事態の収束はもう少しねっとりしたものを見たい気持ちはありましたが、おそらく描きたかったであろう部分がそこでは無く、それに至るまでの過程だったんだろうと思えば腑に落ちます。 瀬口忍先生、リク、お疲れ様でした。
ピータンの男前さをいち早く見抜いた渡辺さんも大好きです。
近所のツタヤで推されてたので手に取ってみた。ゲーム中に異世界へ飛ばされる話。流行りか。FPSの装備(銃とか)でファンタジー異世界に紛れ込んでしまい、魔力がないので他の冒険者たちにバカにされるが銃があるので結局無双できてしまう。女の子にちやほやもされる。 この手の作品に対して設定のオリジナリティのなさを残念がることは、現実の馬が空を飛べないことを嘆くぐらい意味のないことで、見るべき見どころは他にある。 作画の人が意外とベテランで、奥行きを感じる多彩な構図、昔のガンガンみたいなクールな空気感、キャラクターの息遣いが感じられるような仕草や日常芝居が素晴らしい。話の方も、モンハンよろしく斃した敵をナイフでさばいて魔石や毛皮などを文字通り剥ぎ取って見せる美少女ヒロインに主人公が面食らったりなどコミカルな描写で世界観を教えてくれるので、淡々とゲームのチュートリアルみたいな説明されるよりよほど楽しく読めた。 続きが気になって仕方がないというタイプの漫画ではないが、気持ちよく入り浸れるのでそういう意味で続きが読みたくなる。
ありがちなスポーツ漫画だと、才能開花前後の面白さに差が生じたりするが BUNGOはそれがなく、どんどん面白なっていく。 高校編も楽しみです。
料理の知識もさることながら、架空の食材の細かな設定にも驚かされる。ちゃんと理屈に合っているので納得させられてしまう。 そしてダンジョンの設定もRPG好きならあるあるネタの宝庫で楽しめる。なにより復活ありとシビア過ぎないので自由度の高い物語が作れていて、飽きがこないのがいい。 6巻ではシリアス展開になっていたけど、その緊張と緩和のバランスもよく今後も期待大!
西洋医学で解決できるのははっきりと原因が分かるもの。 未だ病になりきっていないものを東洋医学なら解消できるかもしれないという話。 不思議と読んでいるだけで健康になっていくような気がするほど、読後感がさっぱりしていていいです。 原因不明の片頭痛持ちなんですが、もしかしたら頼るべきは東洋医学なのかもしれないですね。 とはいえ、生活の疲れなどの原因と考えられるものなどきちんとフラットな視点で見て、どちらかを妄信するのだけは避けて自分で考えたいところです。 そういうのあったんだー、と見識が広がり選択肢の幅が広がるという点で素晴らしいと思いました。 こういうウンチク漫画系でも押しつけがましくないので読みやすいですね。 自分の身体を救うのは自分、というところも悪く言えば無責任ですが、本来そうあるべきなんですよね。 自己管理すべきなんです。 彼らはそのお手伝いをしてくれると。 それくらい謙虚な気持ちで医者にはかかりたいものです。 フラフープに関しては一度Amazonでカートに入れるところまではいきました。
痛ましく切ない少年少女の葛藤を描き出した傑作『神様がうそをつく。』の尾崎かおり先生の最新作第1巻。 小学校の頃に大親友だった男女4人組。 主人公である継(つぐ)ちゃんは大阪へ引っ越し、そしてまた高校で戻ってきた。 3人と久しぶりの再会を果たした継だったが、関係性は当時のままとはいかず…。 かつてあった姿や関係の幻影を追い求め、すがり、幻滅するという話はたまにあるが、そういったとき主に描かれるのは青春の同時代を過ごした同士である友人などの大人になった姿だ。 しかし、『金のひつじ』では、スタートが小学生であり、再会は高校生。 思春期に起こる身体や精神の変化は著しく、必然だ。 僕自身、親の都合で転勤が多く、人間関係には振り回されたクチだ。 広島で小学生3年~5年を過ごし、親友と呼び心底信頼していた友人と、大学生になる前の春休みに久しぶりに連絡を取り東京で会うことになった。 しっかりと当時の面影を残した彼と再会したものの、会話は弾まず、当時の思い出を語るも覚えているのは僕ばかりで、彼は広島で彼の時間を更新し続けていた。 広島にいた3年間に囚われ郷愁の念を抱き続けてきた僕とは対照的に。 そして、お互いにだんだんと口数は減り、洗濯物を取り込まなきゃいけないとかどうでもいい理由をつけて別れを告げ、それ以来会っていない。 そんなものだ。 その帰り道、僕はノスタルジーと、言い表しがたい感情に締めつけられ無性に泣きたくなった。 大学生になる前の夜、諦めのようなものを覚えた瞬間だった。 僕と彼とはなんだったのか。 あの日々はもう二度とは戻らない。 といった感情は誰しもが持っていると思う。 思春期→大人という変化より、小学生→思春期の方が僕はよっぽど共感できる。 そんな感情を思い出させてくれるし、おそらくお話の結末には僕が成しえなかった救いが描かれるんだろう。 いやそう願っている。 どうか、どうか、なにとぞ。
坂の上にあるカフェみたいな自転車屋さんで、小さいカワウソ君が自転車のことをたくさん教えてくれます。 こだわりが強すぎてちょっとめんどくさいカワウソですが、可愛いです。
タイトル通りの中世ドイツの城を舞台とした物語。 城の構造などの知識の部分も面白いですが、主軸である中世の領主/騎士の関係、カリスマ性の足りない城主である主人公が周りの騎士を説得し関係を気づいていく部分も納得感があり面白い。 雑誌やWebとかで続編をかいてほしいぜ
翼のライバル最高!!
葉王の圧倒的な巫力を前にして連載を中断せざるを得なかった『シャーマンキング』ですが、これは武井宏之というひとりの作家が、他でもないじぶん自身の目で世界そのものを見て捉え、その見えたものを忠実に再現しようと努めた結果ではないのでしょうか。 武井宏之の目から見える世界のさまは、物語という出来合いの作り物にはとてもおさまるものではなかった、そのことを、その物語というものの限界を、他でもない物語自体に自白させたことに、この偉大な失敗作の偉大さが滲みでているとおもうのです。
きゅんとするような切ない山田さんがかわいすぎて、 私もこんな女の子になりたかったなと若い頃を思い出して、 そんなことを思いました。
平均寿命が延びている現代、これからも伸び続ける時代に向け、読むべきかも…。
単行本で一気に読んでも面白いが、こういう漫画は雑誌で何気なく読む方が好きだな。 初夢の回と平田弘史の「嘘」が元ネタっぽい回が好き。 1ページ目を見た瞬間、平田弘史へのリスペクトを感じた 平田弘史の「嘘」 http://mavo.takekuma.jp/viewer.php?id=418