名無し

川端志季先生の新連載。死ぬほど後悔する出来事があり、それをやり直したいという願望を叶えてくれる(ややご都合主義な)タイムリープから始まる第一話。主人公が辛いことから逃げているシーンが重点的に描かれているため、共感度はあまり高くないが、ストーリーの続きは気になる。

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第2話の感想。タイムリープした結果、生きている先輩を目の当たりにして喜ぶ主人公は素直で可愛らしい。しかしその目的が今一つ曖昧なまま話が進む。先輩の死を回避したいのか、死の前にプロデビューの夢を叶えさせてあげたいのか。またいきなり馴れ馴れしくなり、絵も完璧に描けるようになった主人公への疑問を回避する伏線がほしかった。(もともと主人公は絵が上手かったが、やる気に欠けていた等)

文化祭が上手く行ったところで、先輩死亡という救いようのない展開。
3度目のやり直しターンに入るものの、先行き不安すぎる。
この手のタイムリープ物に上手なオチをつけるの難しそうだなと思ってしまう。

世界で一番早い春

せかいでいちばんはやいはる
著者:川端志季
ジャンル:学園
最新刊:
2021/06/11
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