ネットやニュースで見かけていた、何となく雰囲気は分かるけどわざわざ調べる意欲が湧かない株関連の専門用語が自然に覚えられる。知識も金銭感覚も庶民的で、サラリーマンが働きながら投資をするという設定が良い。ギャグマンガとしてもちゃんと面白く、卑怯な相手に法律を持ち出すあたりの大人になり具合が絶妙。
色彩豊かで本当に素敵な作品です。 いけちゃんは、子供の頃はいつもそばにいてくれて、ぼくの弱いところを助けてくれたり、頭を噛んで怒ってくれたり、お父さんが亡くなったときは『早く大人にならなきゃならない子どもがいるんだよ。』と言ってくれたり、・・・。 『きみはね、よわむしで つよむしで いじわるで やさしいの それで かっこつけむし』この言葉好き。 大人になるにつれていけちゃんにはなかなかあえなくなってくるけど、成長した証拠。 読む人によって、響くところが、違う作品です。 そして、最後は・・・。
最初に表紙を見た時は、買うのを躊躇するレベルだった。 「そっと好かれる」というタイトルがまずよく分からなかったし、 「ヤリーー」という謎のフレーズが余計に怪しくて、結局買ってしまった。 で、どんなもんかと読んでみたら大爆笑するほどじゃないんだけど、 独特の笑いに満ちあふれていて、最初から最後までずっとニヤケた顔が続いてしまうような短編集だった。シュールとも違う、脱力気味の笑いというか。 とぼけたセリフとカット、キャラクターの表情の変化等、どこをとっても味がある。パロディネタも良い。例えば、「サイボーグ大作戦」では、メンバーが「01」から「06」で、お互いの必殺技を打ち明けるシーンとかね。短編集『男ロワイヤル』にも収録されている、野木さん&古野さんコンビが登場する作品も味わい深くて好き。
カラスヤサトシ先生が、まだ駆け出しの漫画家だった頃のお話。 時期的には『COMICアレ!』や『アフタヌーンシーズン増刊』に投稿していた2000年あたりの頃でしょうか。 30歳手前で一大決心をし、会社を辞めて上京。漫画家として独り立ちすべく、右往左往しながら奮闘する日々を描いています。 カラスヤ作品お得意の、プライベートで起きたしょうもないことを面白おかしく紹介しながら、どんな大変な状況でもネタにして笑い飛ばすスタイルは、上京の苦労も吹き飛ばすほど明るいです。 ただ、父親が病に倒れてからは、とても切ない展開でした。 さすがに笑いにはせず、珍しく?真面目に正直な気持ちを込めたシーンだったと思います。 カラスヤ先生の人生そのものを応援したくなるような、素敵な一冊です。
『大正ガールズエクスプレス』など、男性でも読み易い少女/女性マンガの名手である日下直子さんの最新作。ワンオペ子育てに限界を感じている三人のシングルファザーが、ルームシェアして一つ屋根の下で助け合いながら育児をしていく物語です。 開始4ページで登場する、出産・育児に対する世間の無理解。嫌な「あるある」ですが、世の中にこういう人や臆見は多いよな、と思ってしまいます。 逆に、主人公がいが自分一人だけで双子の育児をせねばならぬとなった時の想像できなかった苦労、そして一杯一杯の時に自分以外の大人が家にただいてくれるだけで救われる心地など、子育てを経験した人にとって思わず共感してしまうであろう描写が多数。 誰にも頼れずに孤立してしまい一人で抱えて苦しむことがが子育てで最も辛い時であると思いますが、それを緩和するための一つのやり方として現実的にも有り得る選択肢だと感じます。勿論、条件は難しいですし赤の他人と突然暮らすことで生まれる問題なども生じます。その辺りにもしっかり手は入れられています。その中で出てくる「基本的に他人に期待するべきではない」「けれど他人はたまに期待を超えてくる」という件は正にその通りだなと。 読むと子供を育てることの大変さが解り、現在や未来のパートナーを労わる気持ちが生まれるかもしれません。その内実写化されそうな内容です。
デビュー作の幕張から好きな作家。だが少年ジャンプという雑誌ではアンコントローラブルな存在になってしまったのが木多康昭という漫画家だった。だから今も活躍している講談社に移籍したときは結構嬉しかったのを覚えてる。 週刊少年マガジンでスタートした「泣くようぐいす」も幕張と同じく野球部を舞台とした設定だった。また同じようなノリでいくのか?と思いきや、何かが違う!下ネタとブラックジョーク中心だったのが、なんと次第に真剣に野球し始めるのである。かと思ったら麻雀勝負に移行し、いつものブラックなネタをおり混ぜてくる。その後は、またシリアスな野球活動に戻る。そしてラストはいつものちゃぶ台返し的なオチだ。この構成はのちに生まれる喧嘩商売に受け継がれている。もし最初から真面目な野球マンガとして描き続けてたらその後の作風はどうなってただろう。
続きがなかなか出なくて、もう3回くらい繰り返し読んでますが、何度も読みたいと思える凄い作品です。今回、井上雄彦作品では初の電子書籍化ということで、より多くの人に読まれることを願ってます…!スラムダンク、バガボンドも今後の電子書籍化を期待したいです。
愛しの軍司くんのためならなんでもするブリッ子・音無可憐。 過剰なまでのブリッ子が笑いを誘います。 「グンジィ〜」 「浮気したら、ゆ・る・さ・な・い・・・・・ぞっ」 このゾクゾクするような異様な喋り方、一度知ったら忘れられない強烈な主人公です。その辺の生きモノ(アリ)やぬいぐるみとお喋りしたり、ちょっと当たっただけで大げさに倒れ込んだりと、一見弱々しそうな姿を見せといて、イザという時は超人的な行動ができる子だから油断ならない。 鈴木由美子先生のコメディものの中では一番スキな作品でした。 最強のブリッ子顔↓
個人的には安田さんが魅力的と感じた
風月(かろり)かわいい!まだまだこれから風月の秘密が出てきそう。 青山くん、真っ直ぐな性格素敵だけど誰に対しても悪気ないから、怖い存在になる人もいるのかなと思いつつ。。1巻でまだストーリーより人物像のが主だけど、これからどうゆう展開になっていくのか気になります!
読んでいて辛くなりますが、読んでよかったと思える漫画です。 面白いです。
公園で出会った小学四年生の柚子森さんに、心奪われた女子高生のみみか。友達になるも、これは恋?変態?と揺れ動き、挙動不審のみみかに対して、常に無表情の柚子森さん。この二人、どうにかなるの、この先? —— 当初は、友達になれて舞い上がるみみかが、柚子森さんに過剰反応して赤面し、震え、発汗する変態的な画面が続く。柚子森さんと友情を結びたい一方で、恋情や欲情じみた感情が溢れ出すのを、何とか止めようとするみみかが、切なくて泣ける。 柚子森さんは大人びていて、家庭でも学校でも、つまらなそうにしている。しかし、みみかに対しては、次第に色々な感情を見せ始める。 絆が深まり、柚子森さんがとうとう気持ちをぶつける、その時の目力と、大粒の涙に、こちらも涙が溢れてしまいそうになる。 想いが生まれ、堪え、溢れ出し、どうしようもなく、相手にぶつける。そこから逃げ出せば、相手とすれ違うし、臆せず立ち向かえば、強い絆が生まれる。そういう場面を何度も描き、突きつけてくるこの作品。 大人も子供も関係ない。強い感情を持ってしまった者同士、拳(と書いてハート)を交えなければ、何も始まらない。 そう、恋をするなら、きちんと戦わなくてはいけないのだ。 ……そんな意外と熱い、年の差百合のお話。
もう読みました? みなさんの感想を知りたいです。
十角館の殺人で知った清原紘先生の、過去作が気になったので読んでみた。 モヤるというか、スッキリしないというか、物語はちゃんと完結するけど主人公の性格があまり良くないので終始「何だこいつ」と思いながら読んでしまった。 “いいサスペンス”が読みたい人にというよりは(コメディ色も強いし)、清原紘先生の絵が好きな人にはオススメ。乙一先生のあとがきは面白かった。かなり初期の作品と知り、納得する部分はありました。
歴史サスペンスハートフル疑似家族グルメマンガ。一冊の中に色々な要素が詰まっていますが、冒頭で梅干しと鰹節を煮て煎酒を作るシーンに象徴されるように江戸を舞台に非常にシズル感の高い食のシーンにフィーチャーした作品です。 実際に17,8世紀に記された『料理山海郷』等の本の記述にあるレシピを元に、服より食に財を注ぐ主人公が料理の腕を振るっていきます。鰯を煮詰めたり、柿の美味しい調理法を語ったりする時の生き生きとした雰囲気に、読んでいる方もワクワクしつつお腹が鳴ってきます。崗田屋愉一さんの高い画力と語り口のハイブリッドによりあまりにも美味しそうで、メシテロ的な意味で暴力的とすら思います。 そして何より 「ごちそうさまでした これで今日も生きられます」 と、主人公が味を隅々まで堪能した後に食べた命に手を合わせて感謝をする姿に心が洗われました。ああ、良いマンガだな、と。 中盤で事件が発生し子供を預かることになるのですが、躾の様子も微笑ましく、頷く所もあり、子を育てるという営為も加わってより「人が生きる」姿とその良さをありありと描いた作品であるなと感じられました。 『極楽長屋』と同じ舞台で同じキャラも登場しますが、こちらから単独で読み始めても一切問題ありません。癖はありながらも、皆気立ては良い長屋の人々も魅力的です。 全1巻なのが勿体なくもっと長く読んでいたくなる良いマンガです。
※ネタバレを含むクチコミです。
本書はカバーに「潮出版社」とあるが、イラストやデザインは奇想天外社版『魚の少年』と同一である。この潮版を読んでいないのだが、推測するに、奇天の二冊『魚の少年』と『たつまきを売る老人』を「幻想短編集」として合わせているのだろう。なので、このクチコミは『魚の少年』を念頭に書く。 坂口尚は、そのそれほど長くなかった人生において、漫画家として著名であったとは決して言えない。 瞠目すべき長篇三部作『石の花』『VERSION』『あっかんべェ一休』(遺作)はもちろん、『12色物語』に代表されるすべての短編が、とにかくあらゆる点で、目も眩むほどのクオリティーと誇り高き魂を備えた、途轍もない存在であるのだが。 1995年歿、享年48。 この圧倒的才能が歩んだ孤高の道程は、キャリアの最高潮で突然途絶えてしまった。 アニメーターとしても、安彦良和が“「坂口尚? えっ あの天才が? もったいない あなたのような人が!」とサンライズの面接に来た坂口に驚いた”(Wikipediaより)というほどの達人であった。 早逝が本当に惜しまれてならない。 それにしても、この初期短篇集が放つ「輝き」の美事さはどうだ。 漫画やイラストレーションから絵画の技倆までを融通無碍に繰り出しながら、卓越したアニメーターによって初めて可能な「動く」表現も活き活きと操る、まさに「見る快楽」に満ちた画面。そして、そこで語られる言葉は、優しさに溢れながら甘いところが微塵もない、優れた詩人のものだ。 坂口尚の著作は、これまで何度も何度も版元を変えて出版されている。 もちろん編集者に熱心なファンが多いからだろうが、一方で、常にそれほどの部数が出ず絶版を繰り返していることも意味しているのだろう。 だから今こそ、未読の人に心から坂口尚を薦める。 漫画史に存在した最良の才能のひとり、と言っても、まったく過言にはならないのだから。
話題になっていたので読みました。 まず第一に、これに目くじら立てて喚いてる自称フェミニストたちは読解力が低く、了見も狭く、想像力が乏しいと言わざるを得ない。 オジサンの悲しい性(さが)や、強固と思われた理性の壁にいともたやすく浸潤してくる「娘の友達」の魔性の迫力がよく描かれていると感じる。女性の作者らしいですね。いやーすげー怖いw 同じおっさんと少女の話でも、ピュアな30歳児が主人公のロッタレインとは真逆ですね
タカコさんはちょっとだけ耳がいい。 ミュージシャン的な絶対音感があるとかではなく、 機械の様なリズム感を持っているとかではなく、 ホントに耳がちょっとだけいい。 そのちょっとだけいい耳で、 喫茶店での隣の席の会話、 電車の中で聞こえる発車ベルやアナウンス、 そういった普通は意識に上ってこないちょっとした 色々な音に他の人よりちょっとだけ 敏感に反応する。 そしてちょとだけ独特な感じ方をする。 そしてちょっとだけ幸福を感じるみたい。 普通の人が聞き流したり、 雑音や騒音とすら感じる生活音の中から、 楽しみや癒しや面白さを聴き取る。 そんな才能を持つタカコさんは とても幸せそうな人だ。
ガバガバ設定で辻褄合わすために、次々にありえん設定ほりこんでくるから物語が窮屈になるやろ 最後まで全てとは言わんけど、ある程度までは構想を練ってから描き進めた方がいいのでは?っと思えました。 なのでもう読みませんよ
料理下手に限ってハンバーグとか餃子とか面倒なものを作りがち。(そんで無駄に羽とか付けたがりがち) あらずじにメシテロって書いてあるから、メシマズと矛盾するじゃないかと思ってたら、そっちのテロか〜 でも旦那さんの顔とか全く出てこないけど、めちゃめちゃ優しいお方でしょう絶対…
頭の中に渦巻く熱を放出するにはロックしかないんだとばかりに全身全霊で演奏する様子にはたまらなく心揺さぶられるものがある。 日々沼拓郎、高校生、八百屋の息子。 「沼」という漢字を分解すると「ロック」になる。 学校ではイケてない彼がハマっていること、それはロック。 密かに出てるライブではギターをかき鳴らして自分の魂を歌って気づいたら全裸になってることもある。 日々起きるくだらないこと、自分なんかにはどうしようもないこと、そんなことを熱い歌詞にして魂を迸らせている。 歌ってるシーンなんて最高すぎ。 疾走感のある歌詞が画面を埋め尽くして感情がフルにぶつかってくる。 格好悪いがなんだ!ブサイクがなんだ!モテないがなんだ! こいつはロックしてんだぜ!! 実写の映画は全くの別物になっていたけど、いいかお前ら!漫画を読むんだ! 体育館ぶっ潰すシーンなんて最高にブチ上がる! 日々沼拓郎のドブのような快進撃を見なきゃ損だ!
パパと親父のウチご飯の著者だと知らずに、面白いBLだなと思って読んでいました。そちらはほっこり系グルメ漫画ですが、こっちはわりとギャグも強めの笑えるBL(だと思ってます)。でもストーリーもしっかりしてて脇役の女性キャラもいい仕事してくれます。 とくに最新3巻のおまけ描き下ろしはかなり多くて感動。 マンバのあらすじ読んで知ったのですが、「2019年書店員が選んだおすすめコミックBL部門 1位」とかも獲ってるんですね。納得。
タイトル通り、クールだけど、中身がドジ(天然?)男子のお話。 話が進むにつれ4人の男子が絡んでいくので物語はどう進んでいくのか、彼らのドジっぷりは今後さらに加速していくのだろうか。 何も考えずにサクッと読めた。
さすがは画報社らしい「からかい上手の安城さん」って感じの作品。 これは薄い本が出てたらそのまんまだろうし逆に読みたくない、そんなウブな主人公とヤンキー気質なからかいエロギャル安城さんのラブコメ(と言っていいと思う) しかし最近これ系もイチジャンルとして確立されてきた感があるね
来年の大河ドラマは明智光秀ですね。 (昨今、配役にごたついておりますが…) 本作は、そんな明智光秀を主人公にした歴史作品ですが、他とは一味違います。 明智光秀といえば「謀反おこして、織田信長を討った悪役」という印象でしょうか? この作品は、実はその謀反を「誘導した人物」がいるという、歴史の真実を暴く内容となっております。 その人物とは一体誰なのかっ!? ・・・まぁ、羽柴(豊臣)秀吉なんですがね。 実際、明智光秀を討ち取ったのも秀吉ですから、そうなりますね。 その根拠として ・当時、中国地方の毛利と戦をしていたので、あんなに早く京都まで帰還できるはずがない ・信長に援軍を要請したのも秀吉だった ・その後の秀吉の天下への野心 などとしているのですが、実際どうなんでしょう? ここらへんは意見分かれそうです。 そもそも歴史は勝者のものだし、死人に口なしでは、何が真実なのかわかりません。 でも、だからこそロマンがうまれるものだと思います。 色んな説があって、それを知り、想像し、思いを馳せるのも、また楽しいものです。 私自身は、当時圧倒的な存在だった信長を討てるような大器は「明智光秀」しかいなかったという点において、ある種尊敬をしておりました。 いささか厨ニ的ですが、誰もが思い描いていたであろう(ないしは、画策して失敗した)ことを、実行できたという事実だけですごいなぁと思います。 それゆえに本作は、そんな明智光秀の生涯を知るうえでも、本能寺の変の新たな説としても両方楽しめる内容となっています。 大河ドラマは、どうなるんだろう。(色んな意味で)
「10代の尻っぺたにタマゴの殻くっついたままの若い漫画読み」という表現が出てきてちょっといいなと思ってしまった。 カメントツさんが漫画界のルポ漫画を描くというのでとりあえず読んだ。 話題になったのはあだち充先生の『タッチ』で「何故和也を殺したの?」という質問をした回があってそれがニュースやSNSで拡散されまくったからなのだそうで。 自分もTwitterで知ったクチなのでそこからだったかも。 大御所(というかむしろレジェンド)への突撃もかなり面白いが、彼自身の作画道具の話や喫茶さぼうるの話など、神保町を知らない人にはかなり興味深いのではなかろうか。 絵柄の感じからそのままだけどキャラがみんな可愛いしキモいやつはキモいし、白黒はっきりしててとても読みやすい。 わたし的にはゲッサンの編集長が可愛くてお気に入り。
特に、話の筋があるわけでなく、「歩くひと」の視点を通じて鳥や木々や花や動物、子供…生活を丁寧に描いた漫画です。こんな風に、素直にいろんな物を受け入れたり感じることができるってすごく素敵なことだと思うんです。 シンプルだからこそ皆さん好みが分かれると思いますが、私は第8話の長い道が好きです! 初っ端からキムジョンウンっぽく見えると笑ってしまうので注意です。
めっちゃいいんですけど…。 なんて表現していいのか…大人の恋愛?じゃあ軽いような気もするし… もう始めっから雰囲気良すぎて読んでいて幸せになるの… センセイ…
勢いまかせで泥臭いけど、すごい疾走感だ! 色々ダメだけどかっこよ過ぎる! とにかく熱くなりたかったら手にとってみてもらいたいです! 店長のキャラすごくいいね!!
第1話で強烈な印象を残した深草(ふかくさ)さん。 主人公に対して、凄まじい罵詈雑言を残し、あっけなく退場…。 序盤で居なくなるには惜しすぎるキャラだった。 https://twitter.com/ReaderStore_JP/status/837540551494815745 特に深草さんの罵詈雑言は素晴らしいの一言。 「ごめん、無理。」 から始まって 「開けたら私は危なくなるでしょうが!」 「それくらい分かれよ童貞映画チビが!」 「逃げ回るだけでクソの役にも立たないわねぇ!!!」 「肉の壁になって私を守るぐらいできないの!!?」 「消火器にも気付かねぇから教えてやったのに!」 「何で「代わる」ってすぐ言わねぇんだよ!」 「昔のクイズ番組かお前はっ!!」 「せっかく「*気安い美少女*」の私がたまにはお前みたいなのもいいかと目をかけてやったのに!!」 「映画!? "トイストーリー"くらいしか知らねーよ!!*ボゲ*」 「あー!!こんな事ならパンツ見せるんじゃなかった!!」 「アンタに付いてったせいで惨々よ!!!」 「大体アンタと私じゃ存在の価値が違うのが分かんないの!?」 「どっちが生き残るべきか小さい脳で今すぐ計算しろっ!!」 「分かったらそこで童貞の まま・・・ 死・・・」 (深草さんの背後に金魚あらわる) 「月夜田くん、助けて・・・」 もし腹黒ヒロインとして生き残っていたら、その後の展開はどうなっていただろうか。 ほんっと惜しくて仕方ないキャラだった。
元大工のオッチャンってこの人がモデルだったのか。そっくりだ笑 https://www.businessinsider.jp/post-197698
青春な感じです。バンドとかやっていた人は共感するところもあるんじゃないでしょうか… 実写映画も面白かったです!
川上弘美先生と谷口ジロー先生がこんなにマッチするとは思いませんでした。大人な漫画です。
最後まで力技で突っ走った漫画だったなぁ。 ほんと、最近のゴラクではトップクラスの画力だったように思う。 ちょっと話を持て余してた感じあるけど、シティーハンター的な世界観に、ピンサロくっつけてみました、という設定はおもしろかった。 依頼主が来るたびに毎回抜いてもらうのは、もはやエロを通り越して笑うしかない。ユキのOL生活とか、もっと長く続きそうな要素があっただけに残念。 普段とのギャップがありすぎて、過去の回想編とか異常に良い話に感じてしまうんだよな。ひとつだけ気になるのはユキが最後の大爆発をどうやって生き延びたのかだけ。
50巻以上続けてきて、絞り出したセリフがこれってどうなんだ? スゲー良いシーンだと思うのだが…なんだろうなーなんか引っかかるとこがある。
先週のヤンジャンに掲載されていた中村力斗先生の読切『天子ちゃんの天界道具』を読んで思い出した作品。『少女Aの悲劇』というタイトルの意味は、表紙の頭を鷲掴みにされてる少女が結真ちゃん(宇宙人)で後ろにいる少年が林(地球人)なので、2人の力関係はつまりそういうことです。 https://manba.co.jp/boards/74128 素性を隠し地球に暮らしていた宇宙人の結真ちゃんですが、クラスメイトの林くんに正体がバレてしまったため、秘密を守ってもらうため何でも彼の言うことを聞くはめに…というあらすじ。 というか1話の2人の出会いからしてブッ飛んでて最高なんですよ…!(試し読みで読めばわかります) 林の結真ちゃんの扱いは、まあ〜〜酷い! 青春や部活など無駄なことに価値を感じない林は、宇宙人に路傍の石より興味を持たない。夜中に林の部屋(※2階)の窓を叩く女の子をいったん窓を開けたうえで突き落とす。 https://i.imgur.com/ZcbswQN.png (『少女Aの悲劇』あさの/中村力斗 第1巻より) だがそこがいい…! 行き過ぎた塩対応は…ラブコメの醍醐味「デレ」までの助走ッ…!!そのハッピーエンドがちゃんと想像できるので安心して読めます。 さらに言えば、理不尽な暴力や事故に遭うために読むのがキツい作品もありますが、この少女Aでは『ちゃんとギャグですよ〜〜』とわかるようにデフォルメがされているので、安心して結真ちゃんが酷い目に遭うところを楽しめます(※個人の感想です) 単行本で初めてこの作品を読んだのですが、全2巻でかなり巻いて終わった感じがありました。もっと2人がギャーギャーするところが見てみたかった…。 銀魂みたいに女の子がギャグシーンで大変なことになる話が好きな人におすすめしたいラブコメです!
作者のMAD MAX趣味や(ドラゴンボールでも荒野や砂漠が印象に残っている)、バトルありギャグありちょっといい話ありで、子供の頃のようにこの世界に入り込んで楽しんだ。1冊の本としての完成度が高い。
もうタイトルどおりです。 自堕落ゆえにハンターに卵をとられ、親から勘当されたドラゴン「レティ」が、自身の安心安全を求めて家を買うというお話。 ファンタジーならでは世界観や細かい設定をギャグテイストに巧みに使って「ドラゴンの家探し」をする展開が秀逸。 ダンジョンの如く罠だらけの神殿を紹介されたり 山頂に建てたことで逆に有名になって、勇者がひっきりなしにやってきたり、追い払ったら同族に慕われたり 「召喚獣」としてバイトしたり ゆっくり暮らしたいだけなのに、何かしら欠点がありうまくいきません。 気に入ったマイホームを探す大変さは、人間もドラゴンも変わらないですね。 ドラゴンという一見ごついフォルムですが、優しくて気弱なところが不思議と可愛くて、応援したくなります。 一緒に物件探しを手伝ってくれる、ちょいドSなエルフとのコンビもまた良いです。
不動産会社で働くファンキーな双子女子が物件探しに来たお客さんに吉祥寺だけでない家を紹介していき地域の魅力、部屋の良さなどを伝えていく。 そして家探しを一緒にしながら、お客さんの人生観も変えてしまう。 いつかティファニーで朝食をもそうだが、今作も面白スポットの紹介があったり、家探しは人生の再スタート。のような奥深さを感じたり、話も1話1話で場所、訪れる人も変わるので、飽きることなく面白かった。
粘菌ccの人たち、毎回ヒトモジに逃げられ過ぎだよ。大阪府警か。
実写化女優が逮捕された後、近所の本屋さんで見て急に読みたくなった。実写と違い主人公のメンヘラ感が強く、より現実的で悲しい。女の子って誰しも必ずこういう一面を持っていて、社会上では取り繕ってるだけじゃないかと思う。
漫画喫茶でたまたま絵に惹かれて読み出すと、マンガに比べて内容がややダークでとまららなくなる、森博嗣系の考え込ませる萌え小説っぽく、ときめきや恋愛が一切介入してこない。読んでいて謎が深まって、つい続きが気になってしまう。
アニメから入ったので最初はこんなに真面目なマンガだったのをしってびっくりした。
美大だけでなく、物を生み出す苦しさや嬉しさや取り巻く環境の大切さがごちゃまぜになって夢中になって読んでしまう。受験って当時は絶対的なものでそれに通らなければ敷かれたレールからぽいと投げ出されてしまうような気がしていた。生み出すクリエイターは永遠にそれの繰り返しと思うとしんどい、
80年代後半から90年代にかけて連載していたサッカー漫画。 古くはキャプ翼、最近ではアオアシと、数多のサッカーマンガが生み出されてきましたが、この作品は長期連載だったにも関わらず、あまり知られてない名作かと。 巻数が長い上に、お世辞にも絵はサッカー向きとはいえない絵柄(失礼!)なので、サッカー漫画好きの自分もなかなか手が出なかった覚えがあります。 しかし、ふとした機会に読んでみたら、これが読み進めるほどに面白い。 主人公・青葉茂の堅実でひたむきな努力と、熱い心に引っ張られるように、気付いたら夢中になって読んでました。 スポーツ漫画でよくある「海外挑戦編」的な展開が、このイレブンにもあるのですがこの章がとにかく熱い。 サッカーで海外挑戦といえば普通はヨーロッパか南米ですが、主人公は自分に足りないものを得るために、なんとアフリカの地を選びます。 何のサポートもなく、単身アフリカに赴き、ど田舎でどうやってサッカー修行をするというのか…? 一見無謀とも思える、泥臭い挑戦の連続がイレブンの面白さなのです。 進化した現代のサッカー界の状況と比べると、やってることが違いすぎる感があるのは確かです。 でも、サッカー初心者がプロにまで登りつめる成長物語として読むのであれば、まだまだ色褪せることのない名作だと思うのです。
ネットやニュースで見かけていた、何となく雰囲気は分かるけどわざわざ調べる意欲が湧かない株関連の専門用語が自然に覚えられる。知識も金銭感覚も庶民的で、サラリーマンが働きながら投資をするという設定が良い。ギャグマンガとしてもちゃんと面白く、卑怯な相手に法律を持ち出すあたりの大人になり具合が絶妙。