【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】U-15ラグビーW杯で優勝した日本代表チーム。彼らは完璧な一団(パーフェクト・スカッド)と呼ばれ、世界から称賛されていた――。限界集落で育った山田金山は、田舎すぎるが故の平穏をぶち壊すため、陸善高校に進学。刺激を求め学校最強の男を捜す金山だったが、ラグビー部のキャプテン・夏目澄司と出会い…!? 天才と怪物の熱いラグビーを描く、超青春スポーツ譚開幕!
日本一の闘魂男、東三四郎登場!!ラグビー部を追われた三四郎は、レスリング部の西上馬之助、空手部の南小路虎吉、転校生・北条志乃と4人で、廃部寸前の柔道部を格闘部として再生することになった。県下一強いラグビー部は、学園内でも女の子たちに騒がれる人気クラブ。三四郎がラグビー部を追われたのには、ある理由があった。
タラッタ リッタ タッタ タ〜〜〜〜ン
車椅子の女子高生・海野アサリ。“障害者”というレッテルを張られ、誰とも本気で関わり合う事のない毎日。そんなある日、彼女は「ウィルチェアーラグビー」という競技に出会う。それは障害者スポーツの中で唯一“ぶつかり合い”が許された競技だった――。“好き”に出会うトキメキが、“ぶつかり合う”激しさが、アサリの日常を大きく変えていく!! 『ギャングース』の肥谷圭介が描く、超本格パラリンピックスポーツ青春譚!!
背が小さいことを気にしている祗園健次(ぎおんけんじ)は神奈川高校(ジンコー)の入学式当日、長身の石清水(いわしみず)と、ひとつの球技に出会う。その球技とは――ラグビー。凸凹コンビが紡ぐ青春楕円物語、ここに開幕!!男たちの熱いドラマを描く名手・かわぐちかいじも賞賛の本格高校ラグビー漫画!!
天下無敵の暴れん坊・夏井球生は、我慢することが何よりも嫌いという、とっても困った男。高校入学早々、「3年間部活を続ければ、父親の残した遺した金を好きにしていい」と母親に言われ、部活探しの毎日。多難のクラブ探しの結果、ラグビー部の一員となるが…!?球生を中心に繰り広げられる熱い男たちの闘球伝説!!
女子7人制ラグビー日本代表チーム「サクラセブンズ」・彼女たちは、リオ五輪への出場権をつかむため、チーム一丸となって困難を乗り越え続けた。熱く、激しく、速く、強く。夢への軌跡がすべてここに。
ラグビーの元全日本で、今はゲームばかりやってフラフラしている不動琢磨。幼馴染みの高校教師・次郎に連れてこられたのは、万年予選敗退の弱小ラグビー部だった。「次負けたらラグビー部消滅」という条件のもと、不動が勝つために集めたメンバーは、サッカー部や相撲部の落ちこぼれ軍団で…!?
「いっしょにラグビーやらねえか?」 ラグビー特待生で入学した熱き高校1年生・嵐。“嵐を呼ぶ男”を自称する彼は、クセ者だらけの問題児たちを束ねて、高校ラグビーの頂点『花園』を目指す!!! 不良マンガのレジェンド、柳内大樹が描く青春“闘球部”物語!!
創立一年目の私立・扶桑高校。ラグビーの元全日本監督で校長・蓬莱(ほうらい)は、最強のラグビー部をつくる為、全国各地から選手をスカウトするが、部員達は全員がラグビー経験のない札つきの悪たればかりで毎日練習そっちのけで、非行のかぎりをつくす。新監督としてやってきた冴木麗緒(さえきれお)は、女ながらこの悪たれ集団をまとめようとするが… 荒くれどもだった少年達が真のラガーマンになる熱血スポ根物語。
バリキャリの私の仕事のペアになった男性は、身体はデカいけどやることなすことトロい奴。そんな彼にイライラしてたけど、実は彼はうちの会社のラグビー選手で、そんな彼にある日助けられ!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
「『週刊少年ジャンプ』史上最高のスポーツマンガ」 と言ったら、あなたは何を想像するでしょうか? 『侍ジャイアンツ』、『アストロ球団』、『プレイボール』、『キャプテン翼』、『スラムダンク』、『超機動暴発蹴球野郎 リベロの武田』、『ペナントレース やまだたいちの奇蹟』、『テニスの王子様』、『ホイッスル!』、『ライジングインパクト』、『アイシールド21』、『Mr.FULLSWING』、『黒子のバスケ』、『ハイキュー!!』、『火ノ丸相撲』、『背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』etc... 上記以外にもいろいろな作品が思い浮かぶことでしょう。 この『最強の詩』は、それら超名作ジャンプスポーツマンガに確実に連なっていく物語です。 『テニスの王子様』、『アイシールド21』、『黒子のバスケ』、『ハイキュー!』など近年で2500万部を超えるような特大ヒットを果たしたジャンプスポーツマンガの主人公は、共通して背が低いという特徴が挙げられます。スポーツにおいてはフィジカル面で劣るというのは明確な弱点ですが、しかしそんな弱さを抱えた主人公が誰にも負けないパフォーマンスを発揮するからこそカタルシスが生まれます。 しかし、この『最強の詩』の主人公・金山は近年のそういった流れにおいては異端な、恵まれた体格から生まれる(タイトル通り「最強」の)フィジカルを持った主人公です。ただし、本作で描かれるラグビーというスポーツに関してはまったくのど素人という、いわば桜木花道のようなタイプです。 ただ、この金山の無双っぷりが非常に爽快極まりありません。それは従来の『ジャンプ』スポーツマンガではあまりなかった快感です。飛び抜けた才能はあっても、それだけでその競技に精通する猛者には通じない。故に努力して強くなる。それが正道です。しかし、金山はアマゾンの奥地から突然出てきたナトゥレーザのように、田舎から出てきて持ち前のフィジカルだけで最初から日本代表クラスの選手と互角以上に渡り合っていきます。 「完璧な一団(パーフェクト・スカッド)」という、U-15ラグビーW杯優勝チームのメンバーが本作において非常に重要かつ魅力的なキャラクターとなっているのですが、彼ら相手に金山がどこまでやれるのか。何ならその先まで行けてしまうのか。ひたすらにワクワクします。 努力せずに強くなるのは近年の主人公のトレンドとも言えますが、この無双状態は『ジャンプ』で言えばあたかも藤原佐為を宿したヒカルが、名人の子を倒して名だたるプロ棋士相手にどこまで戦えるのかドキドキするような感覚です。 一方で、弱い者が歯を食いしばって立ち上がり強者に対峙して成長するストーリーはサブキャラクターの方に用意されており、そちらはしっかりと濃厚な王道を堪能させてくれます。 選手はもちろん監督にも非常に味があり、ラグビーを全然知らなくてもまったく問題なく楽しめる作品です。 1話を読んで「最高の王道が来た」と感じさせてくれて、毎週読むたびに盤石に良さを積み重ねて行っています。 『ジャンプ+』はおよそ旧来の『ジャンプ』らしくない作品も読切を含めて多数載っているのが特色ですが、逆にこれ以上なく本誌に連載されていてもおかしくない王道スポーツマンガが来てしまいました。 1巻分読めば、この作品の1000万部を余裕で超えていくであろう面白さを感じていただけるでしょう。 そして、未来には「『最強の詩』を読んでラグビーを始めました」という子が日本代表として活躍してくれることでしょう。それくらいのパワー漲る作品です。