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ときどき新ジャンルとか無名だったりマイナーな競技で
オリンピックを目指す、という物語が出てくる。
有名なところでは外国映画でボブスレーを扱った
クールランニングとか。
それらは物語の設定としては面白いのだけれども、
それってホントに価値あることなのか、という疑問も
つきまとったりする。
競技人口が少なかったりレベルが低かったりするジャンルで
オリンピックにでてもどうなのよ?って感じる。
それと、
やってる人がホントにそのスポーツを好きでやってるの?
やっていて楽しんでるの?ってことを考えたりすると
「目指せ!オリンピック!」という気持ちに
あまり共感できなくなったりする部分がいつもあった。
そしてそう思った時点で、その試合を観戦しても
楽しめなくなる。
「サクラセブンズ」も読み始めでは、
その感覚がぬぐえなかった。
登場人物達が一生懸命努力しているのはわかるが
そこまでしてもオリンピックに出たいという気持ちに
共鳴する部分があまりなかった。
自分はラグビーについては一般人レベルの知識しかない。
ただこの漫画を読み始めた前半で、
7人制(人数が少ない)なので
攻めまくったり攻めまくられたり、
攻守の交代とか激しそうだということはわかった。
膠着状態が少ない(=休む暇がない)分だけ、
通常のラグビーよりハードなのかもな、とは理解した。
そういう必ずしもこの漫画にノレていない状態で
後半のオリンピック出場をかけた試合も読み始めたのだが
かなり7人制ラグビーが激しくスピーディな試合で
あることが見て取れて、だんだんと話にノレていった。
このへん、作者の画力や構成が良いのだと思う。
女子7人制ラグビーでオリンピックに出場することの
価値に付いては読み終えたあとでも
懐疑的に思う部分はあるが、
7人制ラグビーが過酷で、選手達がハンパではない
練習に耐えて過酷な試合を行っているのだ、
ということは感じられた。
そして実際に観戦したら想像より面白いスポーツかも、
と思わせられた。
女子7人制ラグビー日本代表チーム「サクラセブンズ」・彼女たちは、リオ五輪への出場権をつかむため、チーム一丸となって困難を乗り越え続けた。熱く、激しく、速く、強く。夢への軌跡がすべてここに。
女子7人制ラグビー日本代表チーム「サクラセブンズ」・彼女たちは、リオ五輪への出場権をつかむため、チーム一丸となって困難を乗り越え続けた。熱く、激しく、速く、強く。夢への軌跡がすべてここに。